映画の『フォードvsフェラーリ』を観て-モノを動作させるには様々なテストが必要だ

レーシングカーを作るのは並大抵ではない。車体一つからして流体力学、構造力学、熱力学など様々な知識が必要であるし、その上で実際に走らせる走行データも非常に重要になってくる。映画を見ているとドライバーの意見も大切であり、走ったときの感触、体感が当日のパフォーマンスに繋がってくる。そう考えると、レーシングカーというのは、お金を出すスポンサー、車を作る技術者、レーシングカーを操縦するドライバーが協力して作っているということだ。当たり前のことだが、お金が絡んでいるので、上手く調節するのは難しい。レースに勝つこととビジネスイメージを上げるショーとしての側面を如何に両立させるかが大切になってくる。

フォードvsフェラーリ (字幕版)