人生のおつまみ

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役に立つが、役に立たないビジネス書もあるという事実

ビジネス書には、胡散臭いものもあれば、いいことを書いている本もある。思ったのは、ビジネス書って履歴書と同じなんだなとということ。それと本を売りたい!という熱い想い、お金欲しいという執念も分かった。

ビジネス書は、小説と違って、実用的でないといけない。小説は読後感とストーリーが大切なわけなんだけど、ビジネス書は、仕事に活かせないといけない領域の本。勉強のやり方、速読の方法、営業で成績を残すやり方など。それらは、著者の経歴から得られた知識や経験なわけで、ビジネス書の世界では、それがもっとも重要視される。

それらは、著者の履歴書に似ている。ビジネス書の著者紹介が経歴であり、書いている内容が資格や学んだ研究分野に当たる。ビジネス書では、それらを理由をつけて説明していて、読者にも分かりやすい形で書いているんだと僕は思う。

売れているビジネス書では、経歴の豪華な人の本や有名な人の本がベストセラーになりやすい。海外の訳書などは違うこともあるけど、日本で出版されている本の多くは、著者が履歴書の中身を丁寧に話している本に感じる。

ただ、僕はビジネス書を読んでも、あまり心を惹かれなくなってしまった。学生のときにはよく読んだけど、結局は著者の経歴と体験を知りたがっただけの話。社会人になってからは、自分の専門の本を読むようになったし、若い頃の憧れが出ていただけだと思う。

ビジネス書はやる気を出す意味で、自己啓発的な意味合いで大いに役に立つと思う。まさにピンキリな分野なんだけど、土台を置いて勉強する分には役に立ち難い。経歴や経験が飛び抜けてないと、ビジネス書を出したところで売れないから、成功者だけが集まってくる世界に見えてしまうな。

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

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  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本