人生のおつまみ

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【感想】企業側から学びの場を提供しないといけないのか『勉強しない社会人』

まあ、気持ちは分かる気がします。特に去年からのコロナの影響で、研修とかOJTは激減しているでしょう。元々対面を基本にした仕事の仕方でしたから、これは仕様がないのもしませんね。

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座学で勉強するのは限界がありますし、実際に働いてみないとわからない部分は大いにありますから。

半導体や製造業が活気づいていますけど、実のところ、OJTがないとわからない部分は非常に多いと容易に想像できます。そもそも、コロナで世の中が変わってしまって、これまでの新規開発などもストップすることもあるでしょうし、だから仕事の難易度も下がってしまう。

難易度が下がってしまうと学ぶ意味も少なくなってしまいますから、学ぶ意義というのは本当にあるのかなと。I

T業界で働いていて、プログラミング言語を習得したり、新しいソフトウェアを開発するとなれば意欲がわきますけど、現状として新しく育てる余裕がない状況では、学んでも無意味と考える若手が多くなるのはサクッとイメージできたりします。

独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで

そもそも、歴史的に自己的に学ぶ必要が海外よりも薄いと感じていました。正社員になったら、簡単には解雇されないですし、そこから学ぶ意欲が下がるというのは昔からの話だったと思います。

とはいえ、コロナでますます意欲が下がるとなると、これからどうなるのでしょうね?

私の印象ですが、技術系でも、ある程度技術が習得できれば、慣性で仕事ができることが多いです。

つまり、新しい知識がなくても、仕事としては回ってしまう。今はコロナで、とにかく現状収益を上げれる分野が重要視されていて、新しい技術よりも現状稼げる技術になっているのでしょう。

せっかくのテレワークで出社する時間がそのまま勉強に割り当てられるのですが、将来的なキャリアが見えていないとそれも水の泡になってしまいます。

会社から提示された研修に頼るのではなくて、e-learningなどを駆使して、業務に役立ちそうな知識・スキルを獲得していくのがこれからの働き方の準備かなあと思います。

サイボウズ流 テレワークの教科書