人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

小説にも映画には、隙があるから楽しめる。突っ込むことは楽しい

人の心を動かすものには隙があるという西村京太郎先生の話「型番を間違えるとミステリー小説なのに電車オタクから苦情が来て本が売れる」 - Togetter

「わざと一ヶ所間違える」というのは、モノを売るのに鉄則なんだなあと感じた。製造業だと致命的だけど、コンテンツビジネスだと有利に働くというわけか。ある意味で、隙を見せるのか。

2021/08/09 23:16

 小説やアニメ、映画に突っ込みどころがあるのって、やっぱり意図的だったんだなあと思った。完成されたものよりも、何か隙がある方が話題になる。完成された作品だと、何もいうことがないので、一度見たらそれだけでリピーターにならない。

 未完成だからこその魅力がある。モノを売る、特に映像とか書籍では、隙がないと楽しめないのかもしれない。私もそうだけど、突っ込みって好きで、それって違わない?という学問にも通じる考え方が好きだ。

 専門書とか読んでいると、特に数学とか物理とか読んでいて、これって正しいの?と言いたくなるが、数式で書かれているために客観的で正解なことが多い。あくまで正解のない物語だからこそ、隙があってこそ楽しめるというものだと感じた。