人生のおつまみ

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日本代表として世界と戦う侍ジャパンーWBCの二次ラウンドはどう戦うのか?

侍ジャパン

一次ラウンドが終わってみると、面白い試合はあったものの、絶対的な強さは感じることができませんでした。石川は良かったとしても、菅野も則本も武田も微妙な出来具合。次の相手は今大会初対戦のオランダ、イスラエル、辛くも勝てたキューバと強敵が揃っています。正直な話、二次ラウンドを突破できるかどうかは分かりません。筒香も中田もホームランを打ってはいますけど、次の相手にどこまで通用するのか。オランダにはメジャーリーガーのレギュラークラスもいますし、ソフトバンクで活躍している選手もいるという事実。ニュースでもオランダに注目していますけど、それだけではない。イスラエルはオランダに勝っていますし、キューバもさらに本気になってくる。ある意味で一発勝負に近い二次ラウンド。とにかく、オランダには勝たないといけない。初戦で負けると、連勝が必須になるのでかなりしんどい。サッカーのWカップでもそうですけど、初戦に負けるとグループ突破がかなり厳しくなります。日本は過去に連覇しましたけど、メジャーリーガーは一人で、投手にはアメリカで戦っていた選手はいません。だからこそ、チーム力が大切になってきます。

投手陣は大丈夫?

気になるのは投手陣。石川は一次ラウンド初戦で活躍しましたけど、他が少し心配。特に則本、藤浪あたりが気になります。則本は回またぎとはいえ、打たれています。楽天のエースということで、小久保監督が気を使っているという話があるらしいですが、国際試合では考えてほしくない。一人の選手として、扱ってほしいですし、チームとして協力して戦ってもらいたいなと。楽天ファンとしては悲しくなりますけど、国際試合と一発勝負の連続。エースではありますけど、短期決戦は調子の悪い選手、結果が良くない選手はあまり使わないのが鉄則。ファンとしては悲しいですが、仕方がない。藤浪は調子自体は悪くはないですが、エラーがあったり、デッドボールがあったりと不安定になります。結果的に抑えてはいますけど、これからの強敵相手には厳しいのは確実。阪神のエースで知り合いの阪神ファンが応援していますけど、則本と同じく結果が伴わないなら早く替えるべきです。短期決戦はある意味でシビアにならないと勝てるものも勝てなくなる。二次ラウンドからはさらに強敵が出てくるので、小久保監督もしっかりしないと優勝なんて夢のまた夢になります。

小久保監督

キューバ戦で気になったのは、平野→秋吉のリレー。秋吉は失点してしまいましたし、小久保監督の意図がわからない。解説の原元WBC日本代表監督もコメントしていましたけど、何のために交替させたのか?おそろく守護神が決まっていないので、実戦で決めようという腹だったんだと思います。そこに不安があります。プレミア12でも則本⇒松井裕のリレーは物議を呼びましたし、実戦経験がない監督なのでそこの部分がかなり気になります。WBCが始まったのであれこれ言いたくはないのですけど、結果論の側面もあるとはいえ、継投には不安しかないです。折角打線が頑張っても投手が打たれたら意味がないですし。ニュースを見ていると権藤コーチと小久保監督で言っていることが違うのでそこも気になる。相当年上の権藤コーチに小久保監督がはっきり言えるとは思えませんし、二人の関係はどうなんでしょうか?優秀な監督なのかそうではないのか?実戦の勝率は確かにいいですけど、負けた試合の印象が悪いので、ネガティブなイメージしかない小久保監督。二次ラウンドはすぐに始まりますけど、しっかりと選手や相手チームのことを考えてほしいなと思います。

権藤コーチの方が実績があるし、監督としては相応しいはず。ただ、小久保監督はソフトバンクと巨人に関係がありますし、王さんや原さんとも親しいと考えられます。だから、日本代表監督として選ばれたのだと。実戦の経験はありませんが、それを支えるために権藤コーチが招聘されたように思います。平野と秋吉のリレーには疑問が残りましたけど、オランダ戦ではしっかりした采配をしてほしい。投手陣こそ日本が戦える武器なので、権藤コーチと相談して、采配をしていく。守護神は牧田とのニュースがありましたけど、平野か松井裕も良い感じに仕上がっています。ペナントではないので、試合の中で育てるとは考えずに、調子を見ながら戦ってほしいです。オランダは強敵なので、きちんとした投手リレーこそが勝利の鍵になります。小久保監督と権藤コーチの腕の見せ所なのは確実。メジャーリーガーが多数いるオランダに打撃よりも投手陣で投げ勝ってほしい。バンデンハークが先発濃厚なのであまり点数が期待できない。だからこそ、投手陣の頑張りで勝利を掴みとってほしいと思います。楽には勝てないですが、負けると一気に土俵際に追い込まれるので、絶対に勝つとは気負わずに、リラックスしながら緊張しているというプロらしい精神状態で試合に望むことが大切。