人生のおつまみ

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楽天イーグルスファンからみたプレミア12の野球とは?

headlines.yahoo.co.jp

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侍ジャパンが頑張っています。アメリカにも勝って、今日からはベネズエラ戦。意外と前評判とは違って盛り上がっていますね。面白いぐらいに。野球ファン、それにセパのそれぞれのチームのファンも楽しく観戦しています。

そこで、今日は楽天イーグルスのファンの私から見たプレミア12を見てみたいなと。

則本の活躍

則本が活躍しています。ポジションは中継ぎなんですけど、先発以上の気迫でチームを鼓舞していますよ。本来は先発なので、難しいポジションなんですけど、うまくこなしています。今年のチーム・個人の成績を見ても、侍ジャパンの先発を勝ち取るのが難しかったですが、中継ぎとしてその存在感を確かなものにしています。

アメリカ戦では1点を追う5回から2番手で登板。いきなり3者凡退で、チームに流れを引き寄せました。小久保監督も称賛していて、則本が投げてから流れが変わったと言っていますし、則本の侍ジャパンでも地位はどんどん上がっています。

しかし、11月の中旬にこんな投球をしていて大丈夫かなと思います。本来は、シーズンが終了して、キャンプに入っている時期。エースは検査と休養をする大切な時期なので、11月下旬まで続くのは、選手生命的に良くないですよ。

則本は頑張っていますけど、選手生命を考えると、これからはあまり投げてほしくないですね。批判されそうですけど、プレミア12は第一回の大会で、サッカーWカップほど大きな大会ではないですし、今回の投球で来シーズンに影響が出るとしたら、大会の意義が問われてくると思います。

則本の今後

則本は楽天イーグルスのエースです。田中将大ヤンキースに移籍してからは、楽天のエースの地位をしっかりと守っています。2014年は14勝10敗、2015年は10勝11敗と、2桁勝利はしていますけど、だんだん勝ち数が減っています。

田中の代わりというわけではないですが、エースという意地と義務感で、休養なしに酷使が続いているから、勝ち数が減っているとも言えますね。則本は2013年はアジアシリーズに帯同、2014年は日米野球に参加しているので、休めていません。

則本は、全力で投げていて、ムラっ気があるので、調子が良いと手がつけられませんが、少しでも調子が悪いと、打たれてKOされるという癖があります。今回の中継ぎ登板で、さらに酷使ということになると、調子が悪い状態が続いてしまって、来シーズンは2桁できないという可能性も。

しっかりと休養できているのであればいいのですが、代表というプレッシャーのかかる試合で投げて、終わればキャンプなしに即年末という、超過酷スケジュールになっています。来シーズンが本当に心配で、どうなるかなと思ってしまいます。1月は休養にあててほしいというのが願いですが、チーム状況を考えると、難しい!

捕手としての嶋

楽天からは、キャッチャーとして嶋が参加しています。捕手として恵まれたポジションでチームに貢献していますよ。こんなサイトもあります。

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カバディみたいにちょっと面白い。ただ、真剣なんですよ。勝利が義務づけられていますし、笑いのためにしているわけではないですからね。

今回嶋は、チームリーダー的な意味合いで参加しています。年齢も30歳ですし、キャッチャーとしては最高の状態。打撃成績はよくないですが、経験と頭脳でチームを救うために参加しています。

怖いのは、やはりタックル。外国人はタックルをホーム突入でしてくるので、怪我が心配です。最近、MLBでは、このタックルを規制するという動きがあったとのことですが、

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認知されるには時間が掛かるでしょう。今回のプレミア12では、勝利のために普通にタックルしてくるでしょうし。

嶋も大変なポジションですが、是非頑張ってほしい。タックルによる怪我だけはさけて、しっかりとチームに貢献するのが野球選手の務め。捕手というポジションから、他球団の情報も仕入れることができますからね。

嶋は他球団の情報を仕入れよ!

なんだかんだ言って、代表戦では他球団の主力選手の情報がわかります。捕手だと投手の球を直接受けることができるので、情報をたくさん仕入れることができますから。オールスターと違って、シーズン中と同じ状況で投げてくれるので、使える情報がたくさんあります。

汚いという人もいるかと思いますけど、これはプロの世界です。生活が掛かっているので、代表戦以外の面でも、大切なことです。実際にノムさんはオールスターで情報を仕入れていたそうですし、常勝チームの捕手はみんなやっているはず。その情報から、自分の成績とチームの成績をあげることができるんですから。

純粋に言えば、代表戦で情報収集はしてはいけないということなるでしょうが、それはアマチュアだけだと思います。プロは結果ですべて評価される世界なので、結果が出ないと即戦力外。しかも、チームの成績が悪いと年俸も上がりませんし、どちらもあげるためには、他球団の情報というのがとても大切です。

嶋はノムさんの最後の愛弟子と言われていますが、真面目なんですよね。ここまで言ってなんですが、その情報をあえてシーズンでは積極的に使わないということも考えられます。ただ、捕手は得た情報はしっかりと使っていって、自分の成績アップ、それにチームの勝利に貢献してほしいなと思いますけど。

守護神松井裕

松井裕について少しだけ。松井裕は韓国戦で最終回に登板してましたが、ランナーを溜めて、ピンチになりました。しっかりとその後は抑えましたけど、劇場開幕とも言われて、心臓に悪い登板でした。

ただ、松井裕の守護神は反対なんですよ。まだ20歳になったばかりで、抑えの重圧というのは酷使に近いです。身体的にはともかく、精神的に摩耗するのではないかと。楽天イーグルスファンからしたら、ちょっと可哀想と思ってしまいます。

元々は大久保監督の采配によって抑えになっただけで、先発として大成してほしいという想いがあるので、守護神は今シーズンで終わりにしてほしいというのが本音。中継ぎは毎日肩を作るので、疲弊しやすい。先発で結果が出ないと仕方がないですが、去年は新人としては、かなりの奪三振を奪っていますし、見込みがあります。代表戦は仕方がないですが、2月のキャンプからはしっかりと先発として育ててほしいです。

最後に

楽天ファンとしては、銀次がいないことにちょっと不満がありますけど、3人選ばれているので、あまり1チーム、しかも最下位の球団から選出してはいけないという意見があったのでしょう。まあ、打率は.301とギリギリ三割なので、レベルの高かった今年の打率部門では、選出は難しかった。

しかし、最下位の球団といえども、エース1人、捕手1人、守護神1人はかなり優遇されています。2013年の日本一も懐かしいですが、楽天は突出した成績を残す選手が出る傾向(投手が多いですが)にあるので、これには納得。

将来的には、代表戦に、開幕投手1人、4番1人、捕手1人というのが理想的です。特に4番の育成は急務なので、育成ノウハウの確立、大砲のベテランコーチの獲得などやることが多いです。今年就任した、池山コーチがなんとかしてくれるとは思いますが、素材がいないので、しばらくは助っ人外国人頼みになると思いますね。まあ、オコエもいますし、それが見れる日はそう遠くないかもしれませんが。