人生のおつまみ

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ドイツで定年69歳論が議論されてますけど、日本ならどうなんだろう?

ドイツでは定年69歳論が議論されているようです。実は現行の65歳から2029年までに67歳に引き上げることが決まっていますけど、日本も同じ運命をたどりそう。若い人よりも高齢者の数が多くなる日本ですし、職人技の世界な経験豊富な貴重な人材なわけなんです。

確かに企業としては、欲しい人材なんでしょう。正社員ではなくて形式上は非正規として扱います。定年退職した後に、再び雇ってさらに経験を活かして働いてもらう。教育の指導者的な役割なんで大幅な昇給はなく、ボーナスの有無も企業によって違うらしいですけど、本人からしたらさらに働けるので嬉しいでしょうね。

でも、ドイツの69歳は企業からしたらシビアな年齢だと思います。いくら本人が元気いっぱいでも、病気の可能性、老化などの問題がありますし、福利厚生的な面で悩むでしょう。高齢者を差別するなと言われても、企業からしたらビジネスですから、リスクは追いたくない。しかし、世間の目もある。非常に立ち位置が難しい問題ですけど、専門の研究施設を作るなら借りるなりして、その経験と技術を伝えた方がいいとは思うんですけどね。技術職以外でも色んな経験を話すだけで参考にはなると思うんですけど。