人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

携帯費やクレジットカード利用を控えるとか?ー『お金が貯まる? 「貯金体質」に自分を変える方法』

携帯費やクレジットカード利用を控えるとか?

お金って中々溜まりませんよね。最初から大金持ちとか、才能に恵まれないといきなりお金持ちになるのは無理。だったら自分ができることをしていくしかないです。毎月必ず使うものは決まっているはずなので、何かしら削れば貯金ってできるんじゃないかと。ライフハッカーの記事を見ると色々参考になります。

実際に削るとしたら、携帯費が筆頭として挙げられますが、人と付き合うことが仕事だと結構しんどかったりします。後と何気に高校生や大学生もスマホの利用料金が高くなります。

さらには、スマホのゲームや動画鑑賞なので7Gを超えてしまって、さらなる料金の上乗せが考えられるので、結構深刻。毎月安いようで高い携帯の料金なので、自分で律しないとダメですけど、友達付き合いなどもあって悩みます。

また、クレジットカードの利用も控えることで意外にお金は溜まります。自分のお金がその時に減るわけではないので、お金を使った実感がわき難いが悩ましい。ですが、明細と見ると明らかに無駄な買い物もあったりするんで色々と減らすことができるはず。

お金が貯まる? 「貯金体質」に自分を変える方法 | ライフハッカー[日本版]

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冷蔵庫が悲鳴をあげている

意外に食費がかさむことがあります。外食もそうですけど、冷蔵庫に食べないで捨ててしまう食材も出てくる場合がありますから。

安いからと一気に大量に買ってしまうと、食べきれなくて、冷蔵庫の肥やしになってしまいます。特に一人暮らしだと食べる人がいないので、食材が無駄になってしまう。折角買った食材を捨てるハメになるので、気をつけないといけませんよね。

外食も考慮に入れて、食べれる量を買うことが必要です。帰り道にスーパーなどがあれば、明日までの食材を最低限+1品ぐらい買えば困ることはないです。私も経験ありますけど、大量に購入しても食べれないですから。

多く買うなら、保存できるものを優先的に買った方いいです。冷凍食品やペットボトルの飲み物など長期的に保存できる、何ヶ月先でも飲食できるものなら無駄になりませんから。

食べ物って一番大切ですけど、毎日食べるからこそ食費は減らせます。絶対に必要なものだからこそ、上手く活用すれば食費を貯金できることもあります。テレビでやっていた、「黄金伝説」1万円生活とか参考すればいいと思います。一つでもいいのでマネすると面白いですよ。

結局、痛い目を見ないと分からない

最終的にはこれしかないです。自分で痛い目に合わないと学習しないですからね。私もスマホの料金が高かった時には、安くなるプランやゲームを控えたりすることもありました。

大人になると自分で支払うことになるので、色々な利用料金に敏感になります。自活するためには、無駄使いは何かということを把握しないといけないわけで、それが難しい。

無駄使いと分かっていても、面倒くさいから無駄使いをしてしまう。やっぱり、目標なりを設定しないと難しいですよね。一年後に何十万貯めて海外旅行に行くとか、野球観戦に行くためにいくら貯めるとか自分で設定しないと。

人間、お金の使用状況を把握するには、痛い目を見て振り返るしかない。その中で自分のお金の使い方を把握していくわけなんで。通帳なり箪笥なりとにらめっこすることが貯金するための必要なことなんじゃないかと。

そういえば、何かのビジネス書で「毎日通帳を見るとお金を貯まる」的な記述を見たことがありますけど、それは自分の内面を見て、お金の使い方を正せという意味なんでしょうね。自分自身が自分のことを分かっていないことが多いので、一度見直したほうがいいと思います。

 

読書は時期がくれば勝手にするものー『読書はしないといけないの?』

読書は自分との対話

私は思うんですけど、読書って自分との対話だと思うんですよね。読書しろ!って空気が大嫌いで、人の勝手です、読書はいいものだよ〜と友達に言う感覚ならいいのですけど、当たり前のように読書は大切という強制は嫌です。本を読むなら自分で勝手に読みますし、必要となれば本を開くでしょう。別に人に言われるまでもないです。確かに読書は大事です。知識の吸収や思考力の強化など効果的なことはいくらでもありますけど、あくまで自主的に読む必要があるということ。本って必要な時期がきたら読みますし、そこまで頑に強制しなくてもいいとは思うんですよね。確かに学歴や資格が欲しいなら対策本を読んだり、学者・研究者になりたいなら専門書を読まないといけない。要は、目的があるなら読む必要があって、目的がないなら読むことはないなと。学歴や肩書きがある人の意見が通りやすいので、読書が大事と言われると反射的に読書しないといけないと考えるかもしれませんけど、結局は自分で決めることなんじゃないかと思います。

読書はしないといけないの? - 読書生活 think it over

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趣味の読書か仕事・学問のための読書か

世の中がいう読書ってよく分からないんですよね。小説がよくて、マンガはダメという雰囲気もあります。活字なら何でもいいのかと思いますし、小説よりも哲学書がいいのかと考えることもあります。趣味と仕事でする読書って意味合いが違うとは思います。趣味は娯楽の読書で自分が楽しければいい。仕事でする読書なら、お金を稼いだり、キャリアを積むためにしんどくても本を読まないといけない。世の中が要求する読書の意味が曖昧なので、境界線が分からなくなることがあります。月に50冊小説を読む人と、難しい専門書を月に3冊読む人とどちらが賢いのか?という答えが出なさそうな比較になってしまいますし。読書を趣味とするなら、自分が好きなだけ読めばいいだけの話、読書をキャリアアップのための情報源とするなら、多少辛くても読まないといけない。世間が言っている読書って後者のような気もしますけど、何が正解が分かりませんね。趣味であれ、仕事であれ、自分で勝手に読めばいいだけで、人から指図される必要はないと思うんですけどね。江戸時代の寺小屋、現代の学校教育が大人になっても残っているという証拠なのかも。

人と出会うのが読書か……

人と出会うのが読書の魅力、著者と出会うのが最高の楽しみも読書の醍醐味かもしれません。ただ、哲学書で人生が変わったとかいいますけど、人によって環境が違いますからね。本で出会うよりも、現実に出会った人と関わりあう方が最高に楽しい場合もありますから。それこそ人それぞれであるので、決めつけは良くない。一々活字を読んで出会うよりも、言葉を話して関わる方が楽しいという人も多いでしょう。本なんかなくても人生楽しむことはできますから、人との出会いだけが読書の魅力ではないはず。自分は本を読むのが楽しくて良かったけど、他人はまったく違いますから。私は哲学書や理学書をよく読みます。それを人に良かったよとは言いますけど、強制はしたくない。現に学生時代は哲学とかほとんど興味なかったですから、強制されたら苛つきます。結局、本を強制する人は、難しい本を読んで自分の知識・思考力アピールをしたいだけなのかもしれませんね。大学の教授が学生に言うのなら分かります。学生も勉強しにきているわけなんで。ただ、一般の人に読書を強制してもあまり意味はないように思うんですけどね。ただの自慢にしか聞こえないですよ。

読書する時に眼鏡をかけると良いかもー『科学的に実証された「自分を実際より賢く見せるテクニック」』

読書する時に眼鏡を

私が思う賢く見せるテクニックは眼鏡をかけること。眼鏡をかけるだけで見る目は変わったりしますから。特に何かしら本を読んでいる時に眼鏡をしていると知的な印象を与えます。科学的には実証されてはいないとは思いますけど、読書する時に眼鏡をかけることで「頭良さそう」と思わせる。伊達眼鏡がファッションで流行っていましたが、知的なイメージを+αすることで、相手から見える印象を変えるテクニックなんですよね。オシャレ+知的となるので、ギャップも生まれたりします。普段眼鏡をかけていない人ほど可愛く、そして知的に見えるので、賢く見せるなら眼鏡をかけてみてはどうでしょうか?伊達眼鏡でもいいですし、オシャレなお店で買ってもいいですよね。芸能人とかまさにその手法を使っていて、眼鏡をかけるだけで知的に見えたりします。一時期女性アナウンサーが眼鏡をかけていたんですけど、その時には賢そうに見えました。世の中イメージなんで、オシャレ眼鏡を試してみてもいいとは思うんですよ。

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難しい本を読んでみる

20年ぐらい前の大学生は、まったく理解できなくても、難しい専門書を読んでいたそうです。そして、持ち歩いていたとか。何かのニュースで見たことがあります。マルクス資本論などを図書館近くで読めもしないのに、持って歩いていたそうです。意外にこの手法って効果的だと思うんですよね。難しい本を読んでいるだけで、相手から見る自分イメージってかなり変わったりします。友達の家に行って、本棚に難しそうな本が並んでいると、頭良さそうと思うのと同じようなもの。伊達眼鏡と同じで、結局はファッション的な要素が強いんですけど、相手の印象を操作するという意味ですね。英語の本でもいいとは思うんですけど、普段一般人が読まない、専門書とか家に飾っておくだけで賢そうには見えます。頭の良さは才能の面も強いですけど、相手から見られるイメージはいくらでも変えることができるんで、やってみてもいいかもしれませんね。何かで見たんですけど、ビジネス書がたくさん並んでいる本棚よりも、難しそうな本が数冊並んでいる本棚の方が知的なイメージが強くなるらしいです。人って自分ではできないことを実践している人を「すごいな」と思う生物だと思うんで、ファッションでもいいので、専門書とかを本棚に置いてもいいかもしれませんね。

 

音読で頭が回転が早くなりそうー『頭の回転が早くなる』

音読で頭が回転が早くなりそう

音読をすると頭の回転が早くなるとか聞いたことがあります。文章を口に出すので、耳からも情報が得れるようになるとか。言語習得に必須に音読なんですけど、頭を良くしたければいいのかなあ。音読でコミュ力が良くなるらしくて、人との会話が円滑になったとかならないとか。私が思うのは、耳からも情報を得ることで、視覚+聴覚で情報の反復効果があるんではないかと。一種のパターン習得法みたいなもので、英語の例文暗記に似ているように思います。頭の回転の早さは人と話す時に必要なんで、いつも何かしら口に出しているとコミュ力が上がるのは分かるような。昔、日本国憲法の前文を授業で暗記したんですけど、ひたすら言葉に出していました。すると意外なことに社会で当てられてもスラスラ言葉が出てきたんで、基礎的な知識の習得には音読がいいのかもしれないですね。ちょっと話がまとまっていませんけど、頭の回転を早くする早道は音読したらいいんじゃないかと。暗記にもつながりますし。自分の得意分野や働いている業界のニュースなどを口に出して見ると案外色々なことに活かせたりするものですよ。

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芸人の道は厳しいのかもしれないー『山田花子の東大への英才教育』

芸人の道は厳しいのかも

山田花子さんが英才教育を子供にしているそうです。結構びっくりで、同じ芸人の道だけではなくて、幅広い選択肢を選ばせたいという考えがあると思います。確かに東大に入って頑張れば選択肢は広くなりますし、母親としては安心度が高くなります。山田さんはプライベートでは母親で子供想いなんだなと思いました。芸人の道は厳しいですし、2世芸人で成功するのはかなり難しい。山田さんのお子さんが山田さんと同じラインに立つことすら芸能界、お笑い界では非常に厳しいのが現実。芸人山田花子ではなく、母親としてきちんと子供の未来と考えているのは素直にすごいと思いました。テレビを見ていると、芸人の子供自慢などは見たことがありますけど、割と有名な芸人さんで英才教育というのはあまり見たことがないですね。同じ芸人になることは反対しても、伸び伸び育てているイメージがありました。山田さんは昔から新喜劇で見ていましたが、想像と違った母親像だったのでちょっとびっくりしているというのが実感です。母親ってすごいなと。

山田花子 子供を「東大に」の英才教育明かす/芸能/デイリースポーツ online

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子供の将来

 子供を東大に入れたい理由については「自分がなりたいやつ(職業)を、色んな選択肢をあげたい。東大やったら政治家にもお医者さんにもなれる」と説明していた。

中々に堅実ですね。本当に子供の未来と考えると思います。確かに英才教育には是非があって自由性が失われると言いますけど、今の時代はまだ学歴社会ではあります。それに山田さんが芸人という個性の塊で勝負する世界で生きてきたからこそ、選択肢の幅を広げていきたいんですね。教育ママとは言いませんけど、選択肢の幅を広げるために学歴を持てとはよく聞きますけど、学歴があれば選択肢の幅は広がりますからね。芸人でもオリラジの中田さんは慶應ですし、ロザンの宇治原さんは京大出身ですから芸人になるとしても学歴があれば芸人+コメンテーターなどで勝負できたりするんで。山田さんが新喜劇で笑わせてくれた時代を思い出しますけど、母親なんですよね。子供の将来ってすごく大切。山田さんはいい母親なんだなあと感じました。

【ライフ】妻は他人であるということー『夫婦関係を円満に続けていく秘訣』

妻は他人

割りと、このことを考えている人はどのぐらいいるのだろうか?別に奥さんでなくてよくて、彼氏・彼女、息子・娘に置き換えてもいいと思う。共同生活している人は他人。その境界線ってすごく大事で、「○○は俺のもの」とか「□□のために人生のすべてを捧げる」って考えはすごく危ない。ただでさえ、結婚すると家庭に入るのが良いとされている現代日本で、こういう発想ができるなんてすごいなあと感じる。一番すごいのは、男性側が主体的に考えているという点。普通なら、男性>>女性が無意識に頭に働くので、相手のことは考えなくなってしまう。これは親の姿や社会生活でよく見る光景だから。相手を他人と考えることで、配慮できるし、「ありがとう」とも言える。男性は本当にありがとうと言える人が少ないと思う。やってくれるのが当たり前という思考回路になっているし、中々そこから抜け出すのは難しい。ルームシェアをイメージすれば良いのだけど、相手は自分の思い通りなんかに絶対にならない。だからこそ、お互いに配慮する必要性が出てくると思うんですけどね。

夫婦関係を円満に続けていく秘訣を描いた漫画に「これ大事」「人間関係全てに使える」 - Togetterまとめ

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普通するでしょう?という洗脳

「普通するでしょう?」という言葉。まるで洗脳に近い。完全に先入観がビシバシ効いていて、人の言葉を受け付けなくなっている。夫だから、妻だから、親だから、子供だから……。色んなバリエーションがあるけれど、そこから「普通」という考えが生まれてしまう。非常に怖いのだけど、人間はその普通をベースに生きていくからどうしようも無い部分もある。夫だから家族のために生きるのが当然でしょ?とか妻だから家事をするのが当たり前だとか。あくまで他人と考えれば、相手が疲れていたら今日は俺(私)がしようとか思うでしょうし、思いやりが出てくるはず。「普通」という言葉は日本人が大好きで、10代の頃から会話で出てきますけど、普通というのはあくまで平均的な行動であって、自分の配偶者や子供にとってはそうじゃない。それを誤解すると仲が悪くなってしまったりするんで、本当に他人と考えるのは大事。ただ、疲れているときやストレスが溜まっているときには、そんな余裕はまったく無くなります。そんな時には家庭内擬似的別居みたいな空間が欲しいと思うんだけど、お金がないと無理かなあと。考えていくと結局自分の疲労とストレスの議論になってしまうのは悔しい。

【グルメ】健康志向で男性にも人気のオススメサラダー『夏のコンビニの「主食サラダ」』

夏のコンビニ「主食サラダ」 健康志向で男性にも人気

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男性も健康志向

コンビニでサラダが人気らしい。私も買うけど、確かに美味しい。100円程度でカットキャベツや緑黄色野菜などが買える時代なのが非常に有り難い。若い頃には、サラダは嫌いだったけど、病気をしたり、加齢だったりで健康が気になる人が多いだろうなと思う。実際にきちんと野菜を摂取しないと30代以降は苦しい。肉ばかりの生活はプロアスリートでない限りは30代後半以降に大量に食べれなくなるという。理由はハッキリしないが、身体が受け付けなくなる。それよりもサラダ。サラダならカロリーも低いし、サクっと食べることができる。人間の心と同じで、年を取れば角が取れてくるのだろうか。私としては、サラダは好きなので、このご時世は有り難い。

男性が健康志向というけど、実は昔からあったのだと思う。ただ、気軽に買える環境ではなかったというのがその理由。コンビニがそこら中にある世の中では無かったし、野菜もカットするのが面倒くさかった。だから、つまみで工夫したりする。今はつまみでサラダを食べる時代。サラダといえばダイエットに不可欠。それが男性にもライザップなどでダイエットが注目されて、今ではコンビニサラダまで人気になってきた。飲み屋などでもサ ラダは定番だが、自分から食べるのはちょっと恥ずかしい。そんな想いがコンビニサラダの隆盛と重なったのがこの主食サラダなのかもしれない。私としては、 セブンイレブンの冷凍カットサラダが好きなんだけど。

【野球】岸へのヤジには愛と憎しみが入り混じっているー『岸孝之へのブーイングの是非』

岸へのヤジには愛と憎しみが入り混じっている

私は楽天イーグルスのファンなのですが、岸孝之選手へのヤジには思うところがありました。岸といえば西武ライオンズのエースで長年活躍してきた選手。他球団に渡るとその選手でさえ壮絶なヤジが飛ぶと事実を再認識しました。

確かに楽天に行ってしまいましたけど、西武ファンにとっては愛から憎しみに変わってしまったということ。愛し続けていた選手だけに西武に残ってほしかった。今までの想いを返せ!!となっているんでしょう。

【西武】かつてはヤジも楽しみの一つだったが……岸孝之へのブーイングの是非 | 文春オンライン

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愛と憎しみが生まれた

愛が深いほど憎しみが強くなるのは恋愛などと似ています。愛と憎しみは表裏一体と聞いたことがありますけど、ある日の行為で一気にその人への想いが変わってしまう事実。野球でもそれは同じということがわかりました。

エー スだったからこそ、愛していたからこそ岸が憎くなってしまう。それに同一リーグというのも拍車をかけています。できれば同一リーグで見たくなかった。メ ジャーやセ・リーグに行ってほしかったという声は聞こえてきました。悲しいですけど、これも野球の運命の一つなのかなと。

 

実情無視の月末金曜日に設定したのが良くなかったー『プレミアムフライデー失敗の理由』

実情無視の月末金曜日に設定したのが良くなかった

プレミアムフライデー。今年の2月から始まった強制15時退社を促すようになったイベント。月末の金曜日だけなんですけど、実際に15時で退社しているという声が少ないのが気になります。大手企業でその中でも数少ない企業だけが実施でてきる気配あり。

旅行業界、飲食業界などお客が見込める日なので、これらの業界で働いている人は休み難い環境です。さらに、テレビ業界も取材やら何やらで定時にすら帰ることが難しいはず。

そもそも、プレミアムと銘打っていますけど月末の金曜はその月の最終営業日になる可能性もあるので普通に忙しいことも多い。だから、午後休とか15時退社は翌月の負担が意味なく大きくなるんで休みたくないという人が出てくる可能性が高い。結果的に、プレミアム感は名前だけで、休めるのはほんの一部の業界のみということになります。何か格差社会の影を感じたりするんで、怖くなってきます。ニュースでは、ハロウィンのように定番にイベントにしたいそうですけど、一年に一度と毎月ではまったく違うと思うんですが。

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低迷する個人消費を喚起する対策らしい

プレミアムフライデーができたのは、個人消費を喚起するのが理由らしいです。休みを多くすることによって、消費を促して景気を良くすると流れだと思います。これは私達の立場からしたら嬉しいかと思いきや、実際には休めないからあまり意味がない。

休めるのは都会の大きな企業で、15時で帰っても仕事に影響がない人達ということに。特に月末となると、月によっては滅茶苦茶忙しい所もあるので、中々プレミアム感を楽しむ余裕がないです。個人消費と言っても、帰る時間を早くしたらその分遅くまで遊んだりしないと思います。

消費を上げたいなら、逆に給料を上げるとか、残業代を上げるなどするのが一番なんですけど、今の日本だとそれが無理。できるのは資本的に余裕のある企業だけなんで、政治家達はやっぱり大企業を優遇したいということなんでしょうか。しかも、その中でも毎月午後休や15時退社が実現できる企業ってそんなにないような。頭の良い人達が考えた施策なんでしょうけど、現実感に乏しい気がします。もっと他に考えることがあると思います。

毎月末の金曜日という設定

プレミアムフライデーで気になったのは、月末の金曜日ということ。一般的に考えて、月末の金曜日というのは忙しい。定時には帰れる所もあるでしょうけど、15時は早すぎる。取引先などの打ち合わせなどで中々早く帰れない場合もありますし。

さらに、毎月というのも酷な話です。ハロウィンや恵方巻など私が子供の頃には有名で無かったイベント。これらはプレミアムフライデーと同じ個人消費を上げるのが目的ですが、毎月のイベントではないです。1年間で12回も15時退社があるというのはちょっと信じられない。

これが月初だと話は別なんですけどね。月初は月末ほど忙しくないですし、ある程度の余裕があったりします。毎月は難しいですけど、3ヶ月に1回ぐらいだと実現できる可能性はあると思います。月初めに早く帰れる日を作ったとして、それを目標に頑張れますし、余裕があればプレミアムプレミアムで月初の金曜を休みにして3連休にしてもいい。

気になるのは、ニュースなどではこれが当たり前になるよ的な話が続いていること。週休2日制のようにしばらくすれば定着するといいますけど、すごく楽観的に思えます。帰る時間を2時間早くしてもそれほど大きな効果があるのでしょうか。

月初の月曜日

月初の月曜日なら問題ないように思います。

サービス産業の活性化なら、月初の月曜日に早い時間帯の終業を促す「プレミアムファーストデー」を提言したい。月初は仕事も少なく、導入企業も増える。店側からすれば月曜日は人気が比較的少なく、収益化への寄与度も高い。そのほうが内需活性化、企業の収益アップに効果があるはずだ。

店側にもメリットがあり、月曜が早く帰れるならやる気も出るはず。飲食業会からしたら月曜のメリットが非常に大きいですね。月曜には翌日が仕事のこともあり、寄り道せずに帰ることが多いですから。なぜ月末の忙しい時期をプレミアムにするのか気になります。経済学の専門家の詳細なデータでもあるんでしょうか?

とは言っても、3年後ぐらいに定着していたりして。日本人というか人間は慣れる生き物なので、割と普通なことになるかもしれません。週休2日制も有名無実化している企業もあると思うので、結局プレミアム感でも回る企業にいれば月末の金曜日を楽しく過ごせることができるでしょうね。それにしても、なぜ今年の2月からだったのか……。あまりに中途半端なんですけど。4月ならまだ帰れる人が多かったはずなのに。

独学で人と違う人生を歩むー『独学という道もある』

独学で人と違う人生を歩む

東大の柳川範之先生の本です。日本の高校に行かずに、さらに通信制の大学に進みながら東大の先生になった柳川先生の本。内容は優しくて、「独学って大事だよ」のスタンスで話が進んでいきます。大学生になると、独学が当たり前になりますけど、高校時代から海外で独学を実践してきた経験が書かれています。

同じ柳川先生の勉強法の本がよく売れているそうですけど、こっちの新書版も面白くて好きです。人間勉強だけではなくて、個人個人好きな分野の勉強をして独学したらいいと思いました。別に学問だけじゃなくて、新聞の記事とかネットのおもしろニュースとか見て自分の意見を持てればいいかなと。

自分の意見って色んな知識がいるとは思いますけど、何でもいいから発言したり書いたりしたらいいと思います。この話は変だとか、このニュースには大賛成とか自分なりの意見が絶対にあるはず。その意味で、独学っていい勉強法なんだと。

自分で好きなように勉強できて、自分のペースで進めることができる勉強法が独学。まあ、社会人になると仕事に関しては完全に独学なんで改めて言ってもなあと思います。大学生とか社会人になって仕事以外に何か勉強したい!って人向けの本です。

疑問を持って文章を見る

本の学校では疑問を持って中々文章を見る機会ってないなあと思います。疑問を持っても、点数に直接結びつかないから、強制というか洗脳というか「こういう風に読め!」的な読み方を押しつけられます。仕方がないとはいえ、これで国語嫌いになる人って多いんじゃないかな。

大学生とか社会人になると、疑問を持って文章を読めと言われても中々できなかったりします。ただ、勉強とかしていくと自然に疑問を持って読むようにはなるんですけどね。初めて見る分野とかだと、意味不明すぎて疑問しか出てこないですし。

疑問を持って文章を見る方法って、実はテレビのニュースに向かって突っ込んでみることが一番早いです。関西人にようにではないですけど、ここはおかしいぞ?みたいな部分に自分で突っ込んで見ると、本を読んでも同じように突っ込みことできるようになるんで、逆におかしな所、疑問がある部分について読んでいくようになります。

疑問を持って読むと、文章の本質が分かったり、書いた人の気持ちが分かったりするので本が好きな人は自然とやっている方法だと思います。慣れないと難しいですけどね。

批判的に読んでみる

独学で一番良い方法は、批判的に読んでみるというのはよく聞くことがあります。批判的に見ることで著者の意見と自分を意見を比較させることができるので思考力が高まるということになります。哲学の本などを読んでいるとよく見ることがあります。確かに一理あるんですよね。

ただ、批判的に見るっていうのは、日本教育だと嫌われる学習方法です。ここはおかしいと言っても、教科書に書いてあるのが正しい。だから批判的に見る必要はないという流れになりますから。自分の心の中で批判はしてもいいんですけど、それだとテストで中々点数が取れなかったりするんで、実践が難しかったりします。

頭のいい人は、それでもテストでいい点数が取れるんですけど、普通はそうはいきませんから。中々に難しい問題だと言えます。趣味の読書で批判することはいいんですけど、高校ぐらいまで教科書に書いてあることを基本として勉強してきた人には批判的に見るのって大変。

それに、仕事をしていると批判的に見ているばかりだと上手くいかなかったりします。特に新人の場合に批判しても、知識がなかったり経験がないために却下されることが多いはず。私は思うんですけど、日本だとある程度知識とか経験がないと批判的に見れないんじゃないかと。

2回繰り返すと頭に残る

勉強だけではなくて、趣味の読書でもブルーレイ/DVDでも2回繰り返してみると色々学ぶことがあったりします。最初に読む時には、内容が分かっていないので先に何が書いてあるのか分からないために、章ごとの繋がりなどが理解できなかったりするんで。

だけど、2回見れば、その繋がりが分かるようになるのでしっくりくることが多いんです。映画とかドラマ、アニメなどのコンテンツでも同じで2回目に見ると先の展開を知っているからこそ、細かい伏線の存在や設定の奥深さに気づくことがあるんですよ。

ただ、2回読んだり見たりするので、自分が興味がある分野か仕事などで必要なことなんで、何でもかんでも2回読むのは時間の無駄に思えるかもしれません。それに読書って2回読むのも苦痛なジャンルもあるんで、臨機応変に対処しましょう。

一番大切なことは、繰り返すことで人間の脳には記憶として残っていくのは、学ぶ必要があることは意識して繰り返した方がいいと思います。自分の好きなジャンルの知識が勝手に増えるのは、好きだから何回も繰り返すからなんですよ。そう考えると、「好き」って大事な感情だと思います。