青ペン勉強法は効果的なのか?
青ペンで書きまくる勉強法についての本が本屋に売られていた。中身を見ていくと、青ペンで書きまくる、ただそれだけ。色々枝葉の部分があるが、本やネットに出てくる単語や文を書きまくる。
実際、書く事は脳みそを刺激して、記憶力が良くなるという研究結果が出ているらしいが、実体験としては、書く事には賛成という立場。特に長い英単語には、効果がある。もっと効果的なのは、数学や物理。過去問をするときに、何回も書く事で、解き方がわかってくることが多い。
論理展開と数式を書いていくだけで、理系の科目は大分理解できるようになる。
東大出身の山口さんの本にも出てくるが、理系の科目は書いたほうがいい。
これで難関大学に合格できる?
勉強法の本を読んでいると、よく誤解されるが、本に書かれた勉強法だけでは合格は難しい。なぜなら、人によって達成度や大学のレベルが違うからだ。あくまで合格した人の体験談と経験談が載っているだけなので、完全にマネしても、効果があるとは思えない。
実際にマネするなら、基礎的な本質的な部分のみをマネしよう。ペンはどれがいいか?書くノートはどれがいいか?などは単なる枝葉。
青ペン勉強法の本質は、勉強する科目に出てくる単語や文を書きまくるのみ。ブレインダンプと似ているが、書いて書いて脳みそに叩き込むという意味では、まったくの逆。ひたすら書く事で、最低限の知識を得るのがこの勉強の極意。
ひたすら書くだけ。私は、これよりも、本を5回ぐらい読んでその後にブレインダンプ(紙かパソコンのメモ帳に学んだ単語や文をひたすら書く事)をする方が頭に残ると思う。
ただ、理系科目は、本を見ながら書いた後に、何も見ないでかけるかチェックはしたほうがいい。数式展開は最初は訓練の要素が強いからだ。
青ペン勉強は、知識をつけるためにはうってつけの勉強法。