人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

文学はアニメを馬鹿にしているのか?

人生に、文学を。

このサイトがアニメファンを敵に回しているみたいで、はてブも多い。でもですね、アニメを作る時には、文学も一つの要因だと思うんですよね。今の萌えアニメには必要ないかもしれないですけど、アニメも小説やドラマなどと同じ人間ドラマなんで、しっかりとしてバックグラウンドは必要だと思います。

 

トキワ荘が復元するそうですけど、当時の漫画家は映画や文学を見まくっていたそうですし、藤子不二雄A先生は「白鯨」が素晴らしかったと言っていました。このサイトが言いたいことは、

「アニメを作るにも文学を使ってみたら?」というアドバイスなんで、そんなに上から目線ではないよう思います。

 

ただ、文学という業界は、客観的な評価をすることが難しくて無意識に上から目線になる可能性はあります。文学部の人が、「私達は実学から遠いからこそ社会の役に立つ」と真面目に答えていたのを思い出しました。数字で評価しにくい分野だけに、その業界での有名人の影響力が非常に大きい。文学もアニメも仲良くすればいいのに。

 

白鯨 上 (岩波文庫)

白鯨 上 (岩波文庫)