人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

ヒーロー・公務員・自営業〜人を助ける出発点は、 自分の立ち位置を明確にすることから〜

 ヒーローは好きだ。子供の頃には仮面ライダーや戦隊物を見ていたし、今でものアベンジャーズシリーズなどのMCUマーベル・シネマティック・ユニバース )を見ている。強いヒーローが一般市民を守ったり、仲間同士で助け合う姿はいつになっても良いものだし、学ぶことも多い。その中で議論になるのは、ヒーローは公務員か自営業かってこと。国にヒーロー活動を援助してもらうか、自分達で活動資金を賄うかという二択。日本の戦隊物だと、謎のお金持ち科学者がロボや基地を作っているけど、仮面ライダーとかは自営業みたいなノリ(実際に自営業をしていたライダーもいるぐらい)だったりする。

 からしたら、公務員みたいに、敵と戦う以外の福利厚生(怪我の治療、食事・トレーニング完備の施設、それ以外の日常生活のバックアップなど)が充実している方がいいけど、理想のヒーローは国などの管理なく自由にヒーロー活動している気はする。実際にヒーロー活動をするとなると、お金も掛かるし、秘密を守らないといけないから、ストレスが半端じゃない。アベンジャーズみたいに、トニー・スターク(アイアンマン)のようなスポンサーが資金面でバックアップしてくれないと、自営業的なヒーロー活動はしんどい。

 子供の頃は、「ヒーローかっこいい!敵を倒して世の中を平和にする!」と思っていたけど、大人になるとそんな考えだけではなくて、お金とか生活のことも考えないといけないから、結構シビアな視点で見てしまう。お金が第一の考え方になってしまって、純粋には見れない。だけど、アベンジャーズみたいに、アイアンマンが資金面で完全バックアップして、日常生活もまったく問題ないという保証があるので、安心して楽しむことができる。

 結局、ヒーロー活動って、人を助けることだけど、『自分に余裕がある』状態でないと他人を助けることはできない。だから、僕としては国に管理されるヒーローってのも悪くはないと思う。アイアンマンがその一時的にその方向性で考えていたし、制限はあるけど、ヒーローって国のバックアップがないと、いつか国自体が敵になってしまうから。ヒーローを題材にした作品はいくつかあるけど、公務員的なヒーロー像というのも悪くない。本音を言うと、本当のヒーローは滅茶苦茶強くて、僕らと同じような日常生活を歩める、そんな人だと思う。ヒーローは公務員か自営業かで分かれるけど、僕としては公務員的な働き方が現実的。強いヒーローもいいけど、日常で困っている人を助ける身近なヒーローもいいと思う。