人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

人口知能が語る未来

人口知能はブームになっていますけど、ネガティブなイメージしかないのです。仕事が奪われるらしいですし、何よりもターミネーターを想像してしまってとてもじゃないけど、研究はしたくない。ターミネーターの生みの親にはなりたくないですし。

冗談はともかくとして、仕事が奪われるというのは本当で、単純作業はどんどん人工知能を搭載したロボットに取られるみたいです。かなり怖い未来ですよね。専門職でないと生きていけない時代が来るんでしょうか?気になりますけど、まだ猶予があるのでスキルなどを磨く猶予はあります。

自動車会社ではロボットに作業がどんどん奪っているというニュースを読んだことがあります。奪っているという直接的なニュアンスではなくて、ロボットが人間に替わって作業をして人間は楽ができるようになるというニュースだったと思いますけど、そりゃ正社員は首になりませんし、期間工の方が首や配置転換になっているだろうなあと予想はできます。

私が昔、スーパーのレジでアルバイトしていた時に、一緒に働いていておばちゃんが、
「レジのバイトはなくなるんだろうなあ。アメリカではカゴを通すだけで商品の金額が分かる機械が開発されているそうらしいし、私達の仕事も無くなるんだろうなあ」
のように話していたのが印象的でした。

レジのバイトだけではなくて、自動車の運転、料理人などに替わって仕事をして人間がいらない時代になるだなあと予感しています。今も格差がありますけど、ロボットが普及したら、勝ち組はロボットを使う立場、負け組はロボットに使われる立場になったりして、暗黒の未来しか予感できないです。

人工知能がヤバいのは、数ヶ月で専門職の仕事すら憶えられるということだと思います。囲碁のプロをAlphaGOが打ち破ったニュースを知りましたけど、あれは短時間に大量の情報を与えて、定石、プロの指し方などを徹底的に学習して囲碁のプロになってしまった。専門職、学者の仕事なども奪われる可能性があります。

20年ぐらいは大丈夫だと思います。単純作業は5年ぐらいで奪われそうですけど、専門職はまだ大丈夫。ホリエモンが日本の職人技を誰でもマネできるようにマニュアル化させよう的なことを言っていましたけど、人工知能が進化するとマジでマネされそうで怖い。定量化、数値化させると職人芸は技術になるので、それを学習したロボットが人間のようになってしまう。

まさにターミネーターの世界。スカイネットが出てくる可能性はあります。人工知能はプログラムですけど、人間はすべてのコードを理解できるかというとそうではないです。一人でプログラムしているわけではなくて、複数人で作る複雑なプログラムで人工知能を動かしているはず。単体テストでコードが分かっても、総合テストでは誰も全部は分からないということ。そうなるとすべてを理解している人間がいないわけで緊急時などへの対処が気になる所。

Googleの社員は頭が良いでしょうし、危機管理もしているはずですけど現実には何が起こるか分からない。人工知能って便利ですけど、怖い現実もあったりするんですよね。