ブログ解析〜打ちながら読書〜

ニュースや本についてのコラムを書いています

読書市場が成長しているのになぜ本が売れていないというのか?

私も知っている「ちきりん」さんのエントリ。

ちょっと気になった読書市場について書かれています。

ちきりんさんのエントリは面白くて、

経済のこととか参考になっておもしろいですよ。

d.hatena.ne.jp

 

最近本が売れていないというニュースを見ます。

大阪のデパートのルクアに

くつろげる「本屋TSUTAYA」がオープンして話題になっていました。

 

売れていないから、色んな試行錯誤をする。

確かに気持ちは分かるのですけど、ちきりんさんのエントリを読むと

本自体は売れています。

ただし、新刊本は売れてはいませんけど。

 

やっぱり、ブックオフやアマゾンの効果は大きい。

マーケットプレイスで安く買えますし、ブックオフはとにかく安い。

108円で小説が買えたりするんで。

消費者にとってしたら、良い時代になったといえます。

 

これは出版する会社からしたら大きなマイナス。

新刊本で利益のほとんどを出しているので、

中古が売れても意味がない。作家も育たないですし。

 

私は東野圭吾さんが好きなんですけど、エッセイで中古本だったかな?

を批判していました。作家が育たなくなりますから。

でもこれは仕方がない。新刊本は高い。

 

大人ならいいですけど、今は不景気で格差社会

小説でも何冊も買えるご時勢ではないですし、お小遣いも厳しい所帯もある。

娯楽が増えて、本は中古でいいやと思う人も多くなったと思います。

 

そもそも、本屋は新刊本を売る事で利益をあげています。

それが崩れると苦しくなるのは必然のこと。

ベストセラー作家は安定して売れますけど、それを量産するのは至難の技。

 

昔ならこれほど多くの品揃えのは必要なかったでしょう。

私も工学系の研究をしていましたけど、10年ぐらい前から、

初心者向けの専門書が数多く出版されるようになりました。

 

小説も同じで、幅広いジャンルが増えたために、作家の数だけが増えて、

売れないのに出版せざるを得ない出版界の苦労が見て取れます。

 

はっきりいうと、本でまかなっていた「知識欲」が分散してしまって、

新刊本・中古本・ネット(ブログやSNSの文章)etc...

となっているのが現状です。

 

消費者すれば読書量というか、文章を読む機会は格段に増えてますから。

スマホでいつでもニュースが読めますし、中古本も気軽に買えます。

新刊本だけが割をくって、読まれにくくなっているという現状。

 

知識がネットでも獲得できるという今、出版業界は苦しくなると思います。

動画サイトでは、無料で音楽を公開している会社などもあって、

ネットをフル活用してようやくやっていけるという時代になりつつあります。

 

消費者には夢のような、簡単に文章が読める世界ですけど、

出版業界からしたらそうではない。私としては、もっと電子書籍に力を入れて、

30%引きぐらいにして売って行くのが最良だとは思います。

だって、固定費が浮きますから。

 

しかし、印刷業会、宅配業界、本屋業界を完全に敵に回すので難しいのでしょう。

電子書籍はだんだん増えているようです。

アマゾンで自分で本を出版できる時代なんで、これからはフリーの編集者も出てくるかも。

読書業界も変わりつつあります。