Naotoの日記

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『アインシュタインが父として息子に語った「学習法」』ー情熱・笑いがベスト

 

学習法としては、アインシュタインは息子に、情熱を持てるように学習するようにと言ったそうです。確かに、学習としては情熱を持てるようにするのが良いのですけど、やる気を出して学べることって中々なかったりするんですよ。特に学校の勉強だと、分からなくなった時点で勉強しなくなりますし、線引きが難しいです。

 

情熱を持てるようにするには、一つ何でもいいから一つの教科を極めることでしょうか。本が好きなら国語とか、歴史が好きなら社会とか、計算が好きなら数学とか一つだけでいいので100点近く取れるまで勉強してみる。そうすると、他の教科もなぜか勝手に伸びるので、割とコスパのよい勉強法だとは思います。

 

ただ、それが出来るのが中学校ぐらいまでで、高校に入ってからそれをするのは難しい。単位の問題もありますけど、それぞれの科目が専門的になってきているので、100点近く猛勉強するには現実的ではないですね。受験シーズンになってからでは遅すぎるので。

 

勉強に限らずに、何か一つのことについて学習してみるのは大人の学習法としてもありです。仕事に使うから英語とか資格の勉強に使えたりします。何でも学習するときには、一つに絞ると上手いこといきますよ。

 

この記事の内容としては、『天才とは物事をシンプルに説明できる人』であり、『天才アインシュタインはシンプルな学習法を息子に教えていた』ということ。子供をうまく育てたいという大人の方向けの話だと思いました。

 

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【映画・感想】 『トランスフォーマー/最後の騎士王』ー2時間超えの長編、劇場で見るのがベスト

トランスフォーマー [DVD]

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トランスフォーマー/最後の騎士王』を観に行ってきました。CGを駆使したアクションはさらにレベルアップしていて、見ていて爽快感がありました。映画館での大迫力も相まって、すごく楽しかったです。2時間を超える長編なんですが、それに見合うだけのレベルの高さでした。子供の頃にトランスフォーマーを見ていた人に強くオススメします。

 

トランスフォーマーは大人から子供まで楽しめる映画です。大人は昔のアニメを思い出しますし、子供は親からトランスフォーマーを教えてもらって、おもちゃで遊ぶ。20代、30代、40代の方にダイレクトな作品なので、親から子供へ上手く伝わっていけばなあと。

 

ただ、長くて、ビジュアル的に生物的な要素があるのか、子供は少なかったです。仮面ライダーミニオンが公開中なので、多くの子供はそちらに流れたのだと思います。トランスフォーマーは大人・子供向けなんですけど、上映時間がかなり長いので、飽きてしまう可能性もあります。

 

そう考えると、仮面ライダーなどのヒーロー映画って90分ぐらいで終わるのでよく出来ていると思います。人の集中力は最大で45分だと聞いたことがあるんですけど、飽きっぽい子供ならもっと短い。邦画と洋画の違いはありますけど、子供目線でいうと、仮面ライダーの方が子供には楽しめる映画です。

 

今回の『トランスフォーマー/最後の騎士王』は、トランスフォーマーのアニメや映画を見ていないと、よく分かりません。これまで実写映画が四作品公開されているので、DVDなどで予習しているとより楽しめます。個人的には、DVDを待つのもいいですけど、映画館で見るのがベスト。迫力が違いますし、集中して見れるので内容も結構頭に残ります。観た後にトランスフォーマーのおもちゃが欲しくなる、そんな映画。

【書評・感想】『秘密 東野圭吾』ー男性視点と女性視点だと感想が全然違う話

誰しも『秘密』を持っています。東野圭吾さんの『秘密』はある夫婦の物語。娘の身体の中に妻の魂が入ったというSFのようなお話。男性から見た、妻への愛、嫉妬などがシンプルに表現されていて、見応えのあるストーリー構成になっています。秘密というタイトルは、最終的な妻のある秘密がポイントなんですけど、男性視点なんで美化されているとは思いました。

 

この小説は夫婦のあり方を説いていると思いきや、元々はお笑い小説だったらしいです。娘の中に妻が?をテーマだったようなんですけど、笑いよりも感動的な話が合っていたということですね。確かにお笑いの要素はあるんですけど、妻なのに娘という矛盾が結構シリアス。

 

『秘密』は、男性と女性だと感想が全然違うらしいです。男性視点だと、妻が消えてしまう悲しいストーリー展開なんですけど、女性視点だと、娘になったことで新しい恋に向かうというポジティブな話になっているとのこと。この辺が男性と女性の違いというのでしょうね。ラストの『秘密』を知った主人公には共感しました。

 

同じような展開の話はよくあることだとは思います。コミカルよりもシリアスな展開となっているので、読み応えはあります。ただ、一つ気になったのは、娘の魂はどこへ行ってしまったということ。微妙にネタバレなんですけど、妻の『秘密』が本当なら娘に何処に?娘視点だと、話が序盤で終わってしまうので、女性視点以外だと、悲しい結末になってしまうのが気になりました。

【書評・感想】『首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎』ー首折り男と黒澤が出てくる短編集

首折り男と聞くと、『怖いイメージ』しかありませんが、伊坂さんの世界では割とよく出てくる人物。短編集ですが、一つの物語がきちんと完結しています。首折り男とタイトルにはありますけど、黒澤という空き巣で探偵という、伊坂さんの作品で常連のキャラも出てくるのでかなり楽しめます。

 

伊坂さんはある日常に、殺し屋などの非日常を入れ込むのが得意なので、今作も夫婦や子供のまわりに首折り男が出てきます。怖いイメージではなくて、首折り男も日常を生きていて、でも確実に仕事もこなしていきます。作品の肝として、人間は表面だけではなくて、内面も大事だよというメッセージが伝わってきました。

 

短編の最後に合コンの話があるんですけど、恋愛と首折り男が関わってきて、ちょっと変わった作品になっています。最後のどんでん返しも楽しいですけど、人の内面と外見をテーマにしていて、伊坂さんらしい構成で話を展開しています。

 

伊坂さんが好きで、短編が好きという人向けの作品だと私は思います。私の好きな黒澤というキャラは『ラッシュライフ』や『ポテチ』を見ていないと分かりにくいです。伊坂幸太郎が好きで、他の作品も読んでいるという前提でこの作品は出来ていると思います。個人的には、『ラッシュライフ』や『重力ピエロ』を読んでから、『首折り男のための協奏曲』を読むと楽しさが倍増すると思います。ただ、私は伊坂さんの作品は長編こそ面白いと思うので、少しだけ物足りなさを感じはしました。

【書評・感想】『タイムカプセル浪漫紀行 松山剛』ー王道のストーリーでラストのエピローグで涙が……

タイムカプセル浪漫紀行は、昔亡くなった女の子の幼馴染みが主人公の元にやってきて、絶望を希望に変えてくれる話です。女の子は幽霊かそれとも本物なのか分からなくて、それに戸惑う主人公。タイムカプセルを見つける過程で主人公が希望を取り戻していきます。

 

ある日突然、亡くなった幼馴染みが表れたら困ると思うんですけど、主人公も絶望していますし、どこか懐かしい想いもあってタイムカプセルを探しにいく展開が良いです。二人のドタバタ劇も楽しく、絵本にしてもいいぐらいの話でした。

 

日本でも実際にあった、捏造事件を大きなバッググラウンドにしていて、主人公の夢が砕けた絶望が伝わってきました。小説の中では、この事件は思いも寄らぬことから収束していきますけど、それが実現できたのは、少女と一緒にタイムマシンを探しにいったことかな。

 

私としては、タイムカプセルを埋めたことがないので、そんなに大事なものかなかと思いました。確かに子供の時に大事な物って、大人になってから見ると感慨深くなるとは感じますけど、共感するのは難しかった。でも、幼馴染みが一生懸命に「探しにいこうよ」という言葉にはグッときました。

 

タイムカプセルって泣ける話とか、同窓会の話などで使えるネタですよね。同じ過去を共有しているってことで、思い出話も出来ますから。まあ、掘り出したとしても、それを保管するかは別問題ではあるので、あくまで、「タイムカプセルを掘り出す」ってことが大切ってことなんですよね。

 

ラストのエピローグでは、ちょっと泣ける場面があります。『鉄板』『王道』に近い物語でもあるので、安心して読むことができます。夢って壊れやすいものですけど、どんなに挫けそうになっても、努力は必要かなと思いました。現実には、亡くなった女の子は出てくるわけはないですけど、人間でも本でも映画でも、自分を救ってくれるものはあるはずなので、困ったとき・しんどい時には、それを探していきたいですね。

 

本の表紙が可愛くて、手に取った人も多いかもしれません。アニメ映画として作っても面白いはず。昔からある、大事な人が「人以外の何か」になって戻ってくるお話なので、泣ける要素が割とあります。女の子の両親の場面は結構泣きそうでしたし。どんな時ではハッピーエンドは必要だと思います。