人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

忙しくて本が読めないと、本自体がストレスになる。読む本は好きな順番にするのが一番

忙しいと本を中々読めないってことはよくあります。本が好きなんだけど、時間がなくて読めない。本気で忙しいときって、疲れが中々取れないですし、通勤・通学の時間を使うと言っても、眠たくて本どころじゃない。結構シビアな状況なんですけど、ストレスマックスな状態。

忙しくても本を読めとか、ビジネス書に書いてありますけど、そんな時には本自体がストレスになります。積ん読と言われるぐらい、積み上がっている未読の本達。怖いぐらい存在感があって、読もう読もうと思っていても、気づいたら寝ていることなんて当たり前。

寝る前に読んだりする時もありますけど、中々難しい本は読めないからストレスが溜まります。小説でもいいんですけど、小説は一気に読まないと世界観が崩れやすくなるので、時間があるときに読みたい。本がストレスの原因になるなんて、本末転倒なので何とかしたい。

好きな順番で読む

 時間がないって時には、本は好きな本を読むと良いと思います。時間がないからこそ、好きな、今までに読んだ本を読んでストレス発散してみる。音楽を聞きながら読むのもいいですよ。漫画でもいいですし、好きな作品って1つや2つ絶対にあるものなので、読んでみるのが良いと思います。

好きな作品ということは、何回も読んでいるはずなんで結構内容を憶えているもの。どの場面に感動したとか、共感したとか。別に勉強とか気にせずに、自分の好きな本を好きなだけ読むのは一番だと僕は思います。自己研鑽のための読書は時間がある時に読めばよいという話。

時間がある時には、好きな本と勉強する必要がある本を読めばよくて、職種によって違うとは思います。忙しくても技術系の職業は無理矢理にでも知識を詰め込まないと、仕事についていけなくなりますからしんどいですけど、時間がある時には精神的に余裕ができますから。

ただ、本気で忙しい時には、読みやすい本でいいとは思うんですよね。格言集とか名言集でもいいですし、古典でも1ページだけ読むとか。自己啓発もいいですけど、名言集は疲れていて精神的にもキツい時の安らぎになったりするんで、オススメです。根性では乗り越えにくい時もありますから。

疲れている時に、本を読む順番は、

  1. 好きな本
  2. 格言集・名言集、もしくは自己啓発書
  3. 仕事に活かせる本

って感じで読んでいくとベター。本気で忙しい時は、家に帰るのが深夜23時とか0時ぐらいになったりすることがあるんで、そんな時にはこの順番で本を読んでいます。

本は一気に読む

忙しい時に本が読めないと言いますけど、本は暇な時、連休中に一気に読んだ方がいいとは思います。忙しい時には、毎日ではないですから、二連休でも読める本はあります。本が嫌いなら仕方がないですけど、小説とかビジネス書とか好きな分野があるのなら一気に読んでしまいましょう。

一気に読むのですけど、ある分野を集中的に読むのがいいですね。知識も増えますから。小説だと好きな作家を揃えるとか、心理学、哲学オンリーで読むなどがいいと思います。一気に読むと知識が大量に増えるので読後感もよいですしストレス発散になります。

好きな分野がないって場合には、仕事に役立つ本をたくさん読めばいいんです。本屋に行くなり、ネットで調べるなりして、自分の職業に役立ちそうな本を読んでおけばいざという時に役立ったりします。本から得られる知識もまだまだ捨てたもんじゃないですからね。

一番大切なことは楽しむこと。面白くない本はスパっと諦めて、次の本に移りましょう。嫌な本、読んでいて気分が悪くなる本、面白くない本は自分に合っていないということなんで、気が向いた時にまた読めばいいんです。嫌い本を読んでいても自分の成長には繋がりませんからね。

意外に、後から読み返してみると、納得する部分が多い本ってあったりします。それは自分の知識と経験が増えたからなんですよ。僕も理学書は大学生の時には理解できませんでしたけど、大学院に進んだ頃から理解できる部分が一気に増えましたから、人間なんでも知識と経験が大事になります。

一気に本を読むのは楽しいですし、読んだ後ストレスが発散しています。一つ注意なのは、自分が好きな分野、必要な分野を読むということ。チャレンジで難しい分野に挑んでもいいですけど、挫折したときのために、好きな本を何冊が買っておくと、精神的に楽にはなります。

読書のメリットは知識が増えるから?頭の中でイメージを言語化できる

読書のメリットは知識が増えるからと聞いたことがあります。確かにその通りで、身の回りの色んな物事が頭に入ってきます。大学レベルになると学問の専門知識が、社会人になると仕事の知識が手に入ります。

でも、一番のメリットは、頭の中のイメージを言語化できることじゃないかなあと。モヤモヤしている頭のイメージは中々人に説明するのが難しい時がありますけど、読書をするとそれを明確に説明できるようになるんじゃないかと思うんです。

人に説明できて、だから?と思いますけど、人と話す時、特に大学生だと学会や討論会、社会人だったら会議や打ち合わせで言葉がスッと出てくるようになる。読書をしろ!と大人が口を酸っぱくして言うのは、そのためかなと。

頭の中でイメージを言語化するには、かなりの読書量か、もしくは一冊の本を何十回か繰り返して読むしかないと思うんです。イメージと言語って読書で結びついているのかな。

本を読んでブログとかツイッターに感想や要約を書いてみると意外に面白い

年末年始に本を何冊も買ってしまった。特に年末は、年始への期待感があるから思った以上にお金を使ってしまう。本とスイーツは年末年始の定番なので外せない。小説と理学系、哲学系の本がほとんどだったけど、気になったビジネス書もあって、中々記憶に残ることが書いてあった。

「アクション・リーディング」という本なんでけど、「ゼロ秒思考」で有名な赤羽さんの著作。別にメモは大事ということを言いたいわけではなくて、本を読んでブログとかSNSにかき込むことって理解とコミュニケーションの立場から有用かなと思ったんです。所謂アウトプット

なぜ有用かというと、自分の理解が深まるし、同じ本を読んだ人からコメントがあるから。自分の読んだ本って中々言語化するのって難しいんですよ。頭の中にイメージがあって、そのイメージを言葉にするのって結構しんどい。この感じってどう言ったらいいのかなと思ったもしますし。

ブログのような、長文も書けるコンテンツだと特に悩む時間が多くなってしまって、気づいたら書かないまま1時間以上経っていることもあるんで、難易度が高い方法だとは思います。ブログにアウトプットって練習を積んだ人でないと難しいですし、何を書いたらいいのかわからない。

僕は「感じたことをそのまま書く」ようにすればいいと思います。本だけじゃなくて、ニュースとか映画とかの話題でもいいですし。「感じたこと」がそのまま自分の意見になっていく。自分の意見が大事な時代になるとか言う人もいますけど、複雑に考えると動けなくなる。

だから、自分の意見として、感じたこと、要は感想をアウトプットしていけば、本の内容も理解できるし、継続すればコメントやはてなスターなどの反応があるので、やる気に繋がっていきます。思い浮かんだことをそのまま書いていくことで、学んだことが自分なりに整理されるのが良い所。

SNSに本の感想を書いてみる

ブログに感想を書くのが難しいなら、SNSに短文でコメントとして書くのも良いと思います。ツイッターとかフェイスブックが代表例ですけど、ツイッターは文字制限があるので、まとめる力、要約力をつける意味でも前者がオススメだとは思います。個人の趣味の領域ではありますけど。

ツイッターは140文字という制限がありますけど、意外に多い文字数なんですね。原稿用紙1枚が400文字とすると、だいたい原稿用紙1枚の1/3ぐらい書く必要が出てくるんで、慣れないと難しい。

書評ブログ、サイトなどを見ていると、ツイッターも同時に活用していることがあるんですけど、長い書評とか無理!って人にはツイッターが良いと思います。最初は気になった人にリプライとかリツイートだけでもいいですけど、反応があったりすると自分でも書いてみたくなったしますから。

ブログって確かに、難しい。長文を書くのが好きな人はいいですけど、日本の読書感想文の呪縛があるので、文章を書く人が多くなるのは仕方が無い。だから、自分のできる範囲で感想とか書いていけば、ストレス発散になるから、なるべく短い感想だけでもいいので書いてみるのもいいと思います。

記事やツイートへの反応が楽しい

誰からも反応がないと流石にへこみますけど、長く運営しているブログだとチョイチョイ反応があります。はてなスターとかはてなブックマークとか。はてなの最大の利点は相互コミュニケーションなので、その恩恵を最大限に受けられるはてなブログはアウトプットコンテンツとしてはベター。

人間って現金なもので、他人から反応があるとかなり気になってしまいます。だから、記事たツイートに反応があると思わず嬉しくなってついつい書いてしまう。人と人との繋がりが大事とは言いますけど、ネット上でも同じこと。何気ない一言で嬉しくなることってありますからね〜。

本を読んで、感想を聞きたい!私と同じ意見の人を知りたいって時には、ネットはすごく使えます。自分から感想を書いて、共感してほしい!って時にも同じこと。別にアウトプットしろとは言いませんし、したい人だけがすればいいと思います。ブログって元々そういうものですし。

ただ、ちょっとした一言コメントでも反応があると嬉しくなるので、自分なりのコメントを書くと、本の内容を思い起こすことになりますし、反応がある可能性もあります。本を読んだら、特に小説だと自分の世界との違いが生まれますから、それを言葉にすることで自分の世界も広がっていきますよ。

 

アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”

アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”

 

 

新海監督が語る『君の名は。』の話ー2011年以前と比較して、今は生の物語が大切になる

www.huffingtonpost.jp

君の名は。』は今年一番ヒットした邦画。ストーリー展開が若い人だけではなくて、その両親、祖父母世代にも受けるという幅広いファンを獲得したことが今回のヒットに繋がりました。新海監督も一気に知名度が上がり、色んな音楽番組にも本人出演や演出動画が流れるなど、今年を代表する映画監督になりました。宮崎監督の後継者との呼び声もありますが、謙虚な新海監督はそれをやんわり否定されています。監督って自己顕示欲が強い人が多いので、自分をあまり出さない監督は珍しい。これまでの作品を見ても、どこか男性視点では悲しい恋の作品が多かったので、監督の内面が今までの監督とは違うのかもしれません。新海監督だけではなくて、音楽を担当したRADも主題歌、劇中歌、エンディング、劇中サウンドと八面六臂の活躍。音楽に合わせて場面を作った箇所も多いらしく、映像と音楽が見事に一体化した素晴らしい作品でした。2016年最大のヒット作ではありますが、まさに、奇跡と呼べる出会いがあったために生まれた作品です。

200億円

君の名は。』の興行収入は200億円を突破しました。2016年の映画ではブッチギリでで1位の数字。誰でも簡単に出来ることではなくて、色んな世代の方が何回もリピーターとして観に行った結果がこの数字になっています。ジブリ映画を軒並み抜いての結果。もののけ姫をも超えたアニメ映画になりました。ジブリと違うのは、リピーターが多いということ。ジブリほど前評判が良いわけではなかったので、完全に内容で勝負したのが『君の名は。』という映画。そのストーリーが何回見ても良かったから、この200億円という数字が生まれた。テレビの特集では、高校生が6回は観たという報道がされていて、特に若い世代に共感を呼びました。SNSでの拡散も効果的で、公開当初から『君の名は。』を評価するツイートなどが拡散していき、多くの世代にまで知れ渡ることに。公開2週目の土日2日間で前週比125%というデータもあり、一気に話題になっていった様子がうかがえます。観客動員数も1500万人を超えましたから、2016年どころか、日本映画の歴史上でも語り継がれる映画になっていった『君の名は。』素晴らしい映画=内容が良い、感動できる映画というのは不変だなと。

1億3000万円

 新海誠監督の作品、『言の葉の庭』の興行収入が1億3000万円でした。『言の葉の庭』は男子高校生と女性教師の出会いと別れを描いていて、割と大人向けのアニメになっています。人を選ぶ作品にはなっていますけど、『君の名は。』にも出演しているゆきちゃん先生がヒロインなので、見ておいて損はないです。この作品の興行収入を元に『君の名は。』の興行収入は15億円と予想していたらしいですが、即この数字を破りました。新海監督も驚いていましたが、どの層に受けるかがポイントかなと。『言の葉の庭』は大人向けだったので受ける世代が狭かったのに対して、『君の名は。』は若い世代に受けることで、拡散が早く話題にもなりやすかった。大衆向けに作ったと新海監督は言っていますが、確かにわかりやすいストレートな物語だったので心に響きやすかった。ただ、当初よりも多くの映画館で公開されたことも今回のヒットの要因なので、狙った層の違いが興行収入の違いとは一概には言えませんけど、幅広い層を狙って作品を作った方が、ビジネス的には成功しやすいとは思います。僕としては『言の葉の庭』の世界観が好きなので、ちょっと複雑なのではありますが。

ボーイ・ミーツ・ガール

君の名は。』の物語の幹はボーイ・ミーツ・ガールで、少年が少女に会いに行く。そして、別れて再び会いにいくという構成。大きな軸ではこのカタチを踏襲しています。今回は瀧が三葉に会いにいき、三葉が消えて、再び瀧が時間を超えて会いにく。昔から様々な映画や小説、アニメなどでとり上げられたストーリー構成ですけど、だからこそ多くの人々に届くことになった。シンプルだけどすごく強いメッセージ性がある展開になっています。今回は三葉の消え方が特殊で、超常現象で突然繋がりが消えていなくなってしまった。そこに瀧が行動力を発揮して物語を進ませるんですけど、その見せ方が上手かった。行動力のある主人公にすることで素直にストーリー展開ができます。これまでの新海監督にはない強い意志と行動力を持った主人公だと実感します。イケメンで行動力がある主人公で、理想的なキャラクターと言えるのではないでしょうか。シンプルだけど強いキャラクターの行動原理を示すボーイ・ミーツ・ガール。表面上にこれが軸として構成されているからこそ、多くの人が共感し涙したんだと思います。

大切な人を救う

もう一つのストーリー構成が「大切な人を災害から救う」という話。2011年以降には、生きる物語が大切になるということ。新海監督によると、大震災以降、生の物語が大切になってくるらしいです。あの人と入れ替わって運命を変えることができないのか。それが無意識のテーマになっていて、ボーイ・ミーツ・ガールの中に上手く組み込まれています。入れ替わることで運命を変える。入れ替わるだけだとコメディーで終わってしまうのが、これを入れることでグッと後半引き寄せられる展開になっています。前半は若者でないと共感しにくいストーリー展開が、後半のシリアス展開によって誰もが共感しやすくなるのがこの物語の特徴。確かに、シンプルなので誰でも作れる!という意見もあるでしょうけど、映像と音楽にこだわり、真剣に死ぬ気で努力したからこそできた作品なので、誰でも作れるわけではない。新海監督も反論していましたけど、監督をはじめ製作陣からしたらとんでもない意見。監督も真剣に考えて、RADも、作画監督、音響監督もこだわったからこそできた作品になっています。大切な人のために、死ぬ気で行動する。それをボーイ・ミーツ・ガールの中に隠している。『君の名は。』の特徴ですね。

生きること

僕が思う、この映画のメッセージって生きることなんじゃないかと思います。大切な人のために頑張ったり、今を大事にして生きていく。2011年以降、それが特に強くなってる。今を全力で生きるって、たくさんの作品で言及されていますけど、中々実践できる人は少ない。真剣に生きることを教えてくれる映画だと思います。

 

日本企業が副業を「原則OK」で働き方改革ー戸惑いの声の方が多いと思うんですけど。

irorio.jp

日本企業で副業が原則OKになるみたいです。いきなりすぎて戸惑いしかないんですけど、副業しろと言っても、時間がない人もいると思うんで、うまくはいかないような。

原則OKということなんで、ダメな場合もあるはずなんで、まだまだ制度化しても難しい。政府が正社員を後押ししても、あくまで理論上な話なんで、隔たりはある。

そもそも副業と言っても、株、FX、ネットビジネスなどがイメージできますけど、派遣業務やバイトでもいいはず。問題は時間の制約がどこまで効いてくるかってこと。

正社員で働いていても残業時間が多くて、副業の仕事なんてとてもじゃないけど無理。休日出勤が当たり前の職場だと、副業する時間もないから、お金も増えない。

 

結局、政府としては、「お金がないんだったら、副業で稼げばいい」的な考えだと思う。正社員でも職種によっては、副業する必要なんてない場合もあるし、何だかなあ。

副業副業と言いますけど、株とかFXは知識と経験とお金が必要で、いきなり稼げない。天才的な人もいるけど、そんな人は例外。ほとんどの人は消費するだけ。

正社員をしながら、副業って意外に難しい。頭のいい人やコネのある人、知識のある人でないと稼げないし、そもそもそんな人なら副業しなくても十分稼げる。

今回の制度化は誰にとってメリットがあるのかと考えると、副業で稼いでいるけど、政府からのお墨付きがないからちょっとビクビクしている人かなと思う。

来年2月の地球への小天体接近と映画「君の名は。」

気になったニュースで、来年2月、地球に小天体接近=直径1キロ弱、危険なし―NASAを見た。来年2月25日に地球に約5100万キロまで接近するとのことで、直径は0.5~1キロで直接的な危険性はないという。

地球に天体が落下し、生物に深刻な影響を与える映画や小説は数多くあるが、実際に人類が死滅するほどの隕石落下は現状ありえないと考えているけど、確率は0%ではない。

隕石落下のキーワードを見て思い出すのは、「君の名は。」の映画。彗星の欠片が落下し、糸守町が破壊されるイメージが脳裏に浮かびました。実際に隕石が落下すると飛んでもない被害になることは容易に想像できます。

人間が隕石や小惑星落下で死ぬ確率は160万分の1だそうですが、宝くじの1等当選確率が2000万分の1なのを考えると意外に高い数字だなと。まあ、人口密集地に落下していないだけで、海とかに落下していることもあるんでしょう。だから確率は意外に高い。

天体が落下する映画は、「アルマゲドン」が代表的。大きな天体に穴を入れて、そこに核ミサイルを埋めて、内部から破壊する。

僕は、その作戦を考えた物理学者の台詞が面白かった。確か、政府の科学顧問は物理学の大学の成績はCとか何とか。実際の未知の問題に対しては色んな人の意見を聞かないといけないな。

SMAP応援プロジェクトで朝日新聞朝刊にぶち抜き記事が!ー事務所との溝は深いとはいえ、ファンは待っている

「SMAP大応援プロジェクト」朝日新聞朝刊に8ページのぶち抜き応援メッセージ公告掲載 隠しメッセージも存在 - ねとらぼ

nlab.itmedia.co.jp

ファンの思いは素晴らしい。朝日新聞も協力するなんて粋じゃないですか。ファンの想いを汲み取って、事務所やSMAPも良い方向に歩み寄ってほしいですが、厳しい。

サラリーマンは「やめてくれよ」と思ったかもしれない。仕事に関係ないし、それよりもしっかりとした情報がほしいという意見もあるはずだから。

ただ、ファンからしたら、新聞に自分の意見が書かれてるのは嬉しいですし、SMAPに届くかもしれないという良いイメージに繋がるはず。新聞も中々面白い。

朝日新聞からしたら、ファンの想いよりも情報を載せたい、生の声を載せたいから朝刊のページを割いたはず。何気にジャーナリスト精神はまだ少しは残っているみたい

 

 日本経済にも影響を与えるほどのSMAP。女性人気は当然高いですけど、新聞を読むサラリーマンからしたらなぜこんなことで騒ぐのかわからないかもしれない。

仕事に関係ないアイドルの話で新聞のページが割かれて、自分の読みたい記事がなくなっているかもしれない。経済を動かすとはいえ、さすがにやりすぎではの声もある。

僕からしたら、SMAPの解散は、大きな力を持つ事務所とテレビ業界とSMAPの戦いに見えて、大企業の社長と一社員の戦闘にように変換できます。

自分達の意見をなくし、ただ社長の権限が強い状況。SMAPを応援はしたいですが、事務所の力は巨大なんで、仕方ない部分はあると思います。事務所も大金をかけて育成してわけなんで、いくらSMAPといえども最後まで逆らうのは難しかったのかなと。

 

今回の騒動を見ていると、キムタクVS他の四人という構図が見えてきます。本当にニュースなどの扱いが、中居君、稲垣君、草彅君、香取君と一括りにして「キムタクに反抗する四人」みたいになっていて、ちょっと怖くなりました。

テレビも事務所寄りなのかは知りませんが、キムタクは正義で他は悪という構図は恐怖そのもの。別に中居君達は悪くはないですし、40歳を超えて独立するのは仕方ないと思います。育成にかけたお金も回収できたでしょうし、SMAPを手放しては。

中居君達を許せない事務所の気持ちもありますけど、ファンはそんな内部対立を知りたくないですし、してほしくない。キムタク一人がまさにヒーローで中居君達が悪者ではあまりに後味が悪すぎる。もしかしたら、円満に四人は解散しようとしていたのかもしれないですし。

キムタクと香取君の確執が話題にもなりましたけど、ここまでプライベートな内容が出てくるってことは、相当根が深い問題なのかもしれない。唯一結婚しているキムタクは事務所のバックアップがないと不安になりますから、仕方のない部分もある。

 

ファンとしては、そんな内部状況なんてどうでもよくて、とにかく解散だけはしてほしくない。デビューの頃から応援していた人もいるでしょうし、今の20代後半〜30代後半の世代は、SMAPが主役のテレビドラマも非常に多かったですから愛着もある。

ここまで大事になったのは、それぐらいSMAPと事務所の関係がこじれてきているから。独立か留まるか。事務所のバックアップは無くなるわけで、キムタクにとっては苦汁の決断。一般の人でも、大企業を辞めて起業するとなると家族との話し合いが不可欠になります。

事務所としては、絶対に手放したくないグループ。いまだにSMAPが中核であり、知名度も高い。コンサートも毎年開かれているし、莫大な資金が投入されています。後輩の嵐も中々SMAPの地位まで上り詰めるのは難しいですから、事務所はまだ手放したくない。

可哀想なのは、SMAPの五人。事務所とテレビに振り回されてプライベートもかなり気を使うことになったはず。今回はマネージャーと親しかった香取君がかなり落ち込んでいるとの報道もあったので、SMAPばかりに負担が掛かっているのが現状。

 

ファンはまっています。絶対に復活してくれると。SMAPって歌だけではなくて、バラエティーとか、スポーツとかドラマとかかなり幅広いジャンルに浸透している希有なアイドルグループ。

SMAPだけではなくて、一人一人でドラマで主役をはったり、バラエティーで司会を出来る実力があるのでファンとしては五人がもう見れなくなる可能性を心配しています。事務所との軋轢があるとはいえ、何かしらのこれからのSMAPを教えてくれる情報がほしくなります。

 

 

「NEVERまとめ」に対する批判について考えてみたーキュレーションサイトの未来とは

「NEVERまとめ」に対する批判を強まっています。ニュースにもなっているぐらい「NEVERまとめ」への風当たりは強くなっています。まとめサイト大手がまさかの炎上とは。

僕は「NEVERまとめ」は面白く見ています。知らなかった情報が適度にまとめられていますし、内容はピンキリですけど、自分が取捨選択すればいいだけですから。

炎上しているのは、検索上位に無意味に来るからでしょう。本当に知りたい情報ではなくて、「NEVERまとめ」の浅い情報が常に上に来るのでイライラする。

気持ちは分かるんですけど、知りたい分野によって違います。読書法・勉強法・仕事術などは参考になることが多くて、楽しく読むことができる。

でも、医療やダイエット、健康分野に関しては信憑性が怪しいサイトの情報ばかりで信用度は落ちます。やはりこの分野は信用度が命ですから。

今回のDeNAのキュレーションサイトから始まった騒動ですが、結局は自分の大切な情報の信頼度が重要な要素なんじゃないかと。自分が知りたい情報が検索かけても見つからない。だからイライラしてしまう。

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 「NEVERまとめ」はまとめサイトとしては便利です。知りたい情報が小分けにされていて、色んな情報が詰まっているので。スマホなどでサクサクと見る分には良い。

ただ、信用度の高い情報、密度の高い情報を得るにはまったく役に立ちません。特に医療、健康分野は根拠が大事で、自分の体に問題のないやり方で病気が治るのかなど、しっかりとした医学的根拠が必要になってきます。

まとめサイトは、管理者、もしくはライターが自分の体験や知識から選択した情報なので偏るのは仕方がない。だから、仕事術などは体験が活きるからそれらしく見えるわけ。

実際に、「NEVERまとめ」の仕事術、勉強法で失敗しても「ああ、この方法は使えないな」と思うだけですけど、医療や健康分野では失敗したときのリスクが高い。だから、しっかりとした根拠、失敗しにくい方法を探しています。

情報を探しても、「NEVERまとめ」はかなり上位に来ることが多いです。

やはり、それぞれの人間の考え方なんでしょうね。僕のように、浅く情報を得て満足したり、もっと知りたい場合には本などで調べる人には楽しいサイトでしょうけど、深く情報を知りたい人にとっては要らないサイトになるんだなとは感じます。

僕としては、「NEVERまとめ」は好きなのでなくなってほしくはない。ただ、世間が許さないでしょうし、何かしらの規制は入るはず。著作権の問題もありますし、まだまだ終わらない問題です。

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一つ気になったのは、「NEVERまとめ」で使われている写真の問題。フリーで商用利用が許されているサイトの写真は大丈夫なんだと思いますけど、芸能人の画像はどうなんでしょうね?

アフィリエイトサイトの画像リンクなら問題ないと思いますけど、ただの画像の場合、著作権があるので下手をするとページを消す必要が出てくる可能性もあると思います。

まとめサイトって、まだネット黎明期の雰囲気が強いので写真などの権利に関してはゆるゆるな気がします。アフィリエイトなどでお金を稼いでいる場合はこれから強く規制されそうですが。

Yahoo!の記事ではLINEが「NEVERまとめ」の問題を言及していますけど、

思い切った反論は難しいと思います。

NEVERまとめは、誰でも自由に作れる分、記事の品質が一定ではないですし、画像に著作権があるとは知らないライターもいる可能性だってあります。ネットリテラシーが整ってくると、やはり規制の動きが出るのは仕方がないですね。

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キュレーションサイトの未来は、本当に信頼度の高い情報しか生き残らないと思います。ただし、検索だけの話ですが。

ツイッターなどでファンを多く獲得すれば、キュレーションサイトはファンによって支えられていきますけど、そうでない人が数多く検索する検索エンジン上では、キュレーションサイトは品質が高くないと生き残るのが難しいでしょう。

楽しくサイトを見れればいいという人と、信頼性の高い情報を知りたい人、色んな人がいるわけで、まとめサイトは前者が多く見るサイトだと思います。

結局、ネットも規制され出して、ネット黎明期のような何でもありな状況ではなくなってきています。それだけ情報インフラとして整ってきたというわけですけど。

ニコニコ動画も、10年ぐらい前には何でもありだったのが、規制規制で著作権に関しては厳しくなっているので、「NEVERまとめ」も規制され、品質の高いまとめしか載らなくなる未来がくるのかも。

そうなると、今のように誰でもなく、きちんとした資格や職業の方でした書けない、小難しいサイトになることも考えられます。そのサイトは面白いのかなとちょと疑問には思いますが。

知識のインプットだけではなくて、自分の意見を言うことが50代からは大事らしい

toyokeizai.net

自分の意見を持つことって、50代からじゃなくて、20代から大事だと思う。僕の父親世代がそれまで自分の意見を持っていなかったということだろうか?

確かに、学歴が人生の成功に重要なファクターだったから、知識重視なのは今の50代にとっては大事だったことだったと思う。ただ、50代からではなくて、すべての世代に自分の意見を持つことって必要なはず。

この記事にも書いてあるけど、自分の意見を持つには、テレビを見るといい。評論家やコメンテーターを言うことに反論したり、逆に賛成したり。その根拠まで説明できるようになると、自分の意見をある程度持っているということになります。

自分の意見って、要は「自分だったらこう考える、こう行動する」ことなので難しくはないんですけど、会社で自分の意見を無くしてきた世代には簡単なことじゃない。

知識のインプットが40代までらしいけど、そこまで掛かるインプットって役に立つことはあるのかなと不思議に思いました。そもそも仕事していると勝手に自分の意見って持つのものなんじゃなのかな。

50代がまるで自分の意見を持っていないようだけど、これは、今の10代、20代が自分の意見を発信できるうようになったのが大きい。

意見を持つ=会社の邪魔者というイメージが僕には少しあって、30年ぐらい前には管理職になるには自分の意見よりも、上司の言う通りに行動することが正解だったのだと思う。

もの知りってすごいことだと思うんだけど、50代から自分の意見を持つのって結構しんどいと思います。それまで体験してこなかったことなので。

自分の意見を持てというのは、企業ではもはや戦力ではないという証拠で、暗にさっさとリタイアしろという忠告なんじゃないかとちょっと怖い思いもします。

アマゾンの宅配多すぎな現代ー利便性を追求した結果がヤマトドライバーの過酷な現実

www.bengo4.com

ネットショッピングの増加

ネットショッピングの増加で宅配便が増加しています。10年前よりも3割も増加していて、まさしくネットショッピング時代。しかし、暗黒面が出てきています。

宅配便が多くなるということは、宅配の会社の仕事が多くなり、ドライバーの仕事が増えることになる。許容量を超えているので、ドライバーには過酷すぎる業務。

消費者からしたら便利なんですけど、実際に運ぶ人達からしたら忙しくなるだけで、給料も大きく増えるわけではないですから。本当に過酷な業務。

業務インセンティブ

ヤマトでは、宅急便は1個20円ほどの業務インセンティブがあるそうです。しかし、1個20円は少ないように感じます。余分に50個運んで1000円、100個でも2000円ですから。

しかも、運ぶのにも体力を使いますから、本当に大変。ヤマトとしてもインセンティブを簡単に上げるわけにはいかないでしょう。経営を圧迫することになります。

終わらない「再配達」

これですよね、実際に難しいのは。再配達は便利なサービスなんですけど、宅配業者の負担が大きすぎて本当に過酷。ドライバーの時間だけを奪うシステムになってしまった。

これも当初はドライバーにとっても良いサービスだったと思います。宅配数が少ないので、再配達できる余裕がありましたから。しかし、今は夜遅くでも配達する。

システム的には、10年以上前なら通用したのが、今はドライバーにだけ過酷な業務を強いるサービスになっています。こうなるとロボットの登場を待つしかないのか……。