人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

【随時更新】本気で面白いオススメ小説・ビジネス書

私が読んできた、面白い本・オススメ本。
学生の時から本格的に読書を始めましたが、
が好きで、色んなジャンルの本を読んできました。
本についての感想を加えながら紹介します。

紹介するジャンルは問いません。
時代に関係なく書いているので
懐かしい作品も登場しますけど、
最近の作品もあります。

よろしくお願いします。

小説

座敷童子の代理人 仁科裕貴

あやかしをテーマにしていて、
主人公が小説家という異色の設定。
座敷童子も一つのキーワードで
ラストで衝撃の展開が待っています。

旅館を舞台にしている点が、
他のあやかし小説と違う所。
遠野物語を絡めたストーリー展開で、
あやかしとの話が進んでいきます。

主人公は小説家なのですが、
切羽詰まった感が著者の体験談なのかな
と思いました。あやかし小説で、
シリーズも5巻出ています。

 

図書館戦争 有川浩

図書館を舞台に活躍する図書館隊の活躍を描く小説。
主人公は図書館を愛する女性で、
恋いこがれるのは自分の教官。
恋と検閲、本がテーマになっている、
男性でも女性でも楽しめる作品です。

作者の有川さんの趣味と知識が全開で、
ものすごい知識量でビックリしました。
自衛隊を参考にしたと思われる、
メディア良化委員会との戦闘シーンは圧巻の一言。
特に、3巻目の戦闘は、色んな制限のある中でも戦いなので、
ドキドキハラハラしました。

有川さんの言っていた、
大人のライトノベルはまさにこの本と断言できるぐらい。
恋と戦闘が上手い塩梅で混ざっていて、本当に面白い。

 

幽遊菓庵〜春寿堂の怪奇帳〜 真鍋卓

和菓子とあやかしをテーマにした小説になっています。
狐の神様である玉藻と妖怪や幽霊、
神様を見ることができる名月を主軸としたストーリー展開です。
玉藻の何でも知っている全能感と
それに振り回されながらも成長し続ける名月が印象深かった。

あやかし系のノベルの中でも
和菓子に絞ってスポットを当てているので、
お菓子作りの描写が豊かで和菓子が食べたくなります。

シリーズとして6巻出ていますけど、
ヒロインキャラがどんどん出てきて、
名月のハーレム展開になっていくのが面白い。

名月の表紙のデザインも
ちょっと暗いイケメンに見えますけど、
活躍するに従って内面もイケメンになっていきます。

 

いま、会いにゆきます 市川 拓司

映画化もされた恋愛小説です。
家族愛と恋愛がテーマになっています。
主人公の巧と澪の恋模様も良いですが、
ラストに明かされる澪の秘密にビックリしました。

市川さんは優しいタッチで物語を紡ぐので、
読後感も良かったですし、
読んでいる時にも泣きそうになりました。
出会いと別れ、当たり前ですけど、
その二つがこの物語の重要なキーワードになっています。

高校生の頃の恋や社会人になってからの恋愛
を思い出す人も多いと思います。
ある意味で理想的な恋愛で、
現実から少し足が離れてはいます。

でも、誰もが理想としている恋愛の一つの形があると私は思います。

 

十字屋敷のピエロ 東野圭吾

私が初めて読んだ本格ミステリ小説。
東野圭吾さんの作品で、
今では珍しい本格ミステリ作品となっています。

読もうと思ったきっかけは、ピエロの存在。
読者の視点に加えて、ピエロという第3者の視点を
加えている所が面白いと思いました。

実際、ラストの真相は
ピエロにしか分からない構成になっています。
東野さんの初期作であり、
密室トリック等の本格ミステリ要素が面白かった。

ミステリ小説にハマるきっかけになった作品で、
今でも家に置いてある思い入れの深い小説です。
伏線という概念を知ったのもこの作品ですし、
本が好きになったのもこの小説のおかげ。

 

有頂天家族 森見 登美彦

京都を舞台にした、狸が主人公で、
天狗や人間に振り回されながら
生きている様を描いた小説です。

語り口が古風で、
どこか国語の教科書を連想されてくれます。
主人公は狸ですけど、
人間に化けている時間が長くて違和感はないです。

森見さん独特の文章なので、
合う合わないは絶対あります。
文庫サイズでもかなり厚いページ数で、
中々読み切るのが難しいとは思います。

それでも、ストーリーは面白くて、
起承転結の『転』が印象深くて、
バラエティー色が強い作品でもあります。
京都が舞台の小説で、
京都好きにはたまりません。
 

 

神様の御用人 浅葉なつ

神様の御用を聞いて、
願いを叶える『御用人』の主人公。
主人公は元社会人野球選手のフリーターで、
怪我からの挫折を味わっています。

そんな中、ふとしたことから、
方位神の黄金と一緒に、
全国を歩いていくストーリーになっています。

黄金はきつねの姿をしていて、
とってもカワイイ♪ 
スイーツが好きで、お菓子に目がなくて、
主人公と喧嘩したりする姿が良かったです。

沢山の神様が出てきて、
こんな神様がいたのかと勉強になって、
歴史を改めて理解できたりしますよ。
荒っぽいですけど、
主人公の優しさが分かるほんわかした小説です。
 

 

ちょっと今から仕事やめてくる 北川恵海

映画化もされた、スカッとする小説です。
人間関係が問題のブラック企業に努めている主人公が、
とある人に出会って人生が変わるストーリー。

社会人の闇が割とリアルに描かれています。
実際には、もっとドロドロした人間関係なんでしょうけど、
小説ということで、オブラートに包んであります。

上司や先輩が足を引っ張るという現実。
上手く仕事が回っていても、
実際には人間関係によってぐちゃぐちゃになってしまう。

現実社会だと、よくあるらしいですけど、
仕事が回るのが不思議で仕方ありません。
ブラック企業と呼ばれてもおかしくない状態
の会社の中で、主人公の挫折と成長を描いています。

 

サヴァイヴ 近藤史恵

自転車ロードレースにおける人間模様、
葛藤が描かれている作品です。

著者の近藤さんは、ロードレースをテーマにした小説を
何作か書かれていますが、今作はその短編集。

サクリファイス』『エデン』を読んでいると
さらに楽しめますが、
『サヴァイブ』だけでも十二分に楽しめます。

私も近藤さんのロードレースの短編から入った口なのですが、
短編集から読んでも全然問題なかったです。
日本ではマイナーな自転車レースですが、
登場人物が全員自転車に人生をかけている様が非常に興味深かった。
普通に生きていると巡り会えないような人達ばかりです。

 

陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂幸太郎

伊坂さんのコメディミステリ小説。
特異な能力を持った4人が銀行強盗をするのですが、
その過程である事件に巻込まれるといったストーリー。

4人のキャラが濃くてビックリします。
読んでいて面白いです。
難しい話はなくて、読みやすいですし、
終盤へのドキドキ感と伏線が伊坂イズム全開で
楽しい気分にしてくれます。

後の作品である、
ゴールデンスランバー』に少し似ています。
あちらはシリアス全開で作風は変わっていますが、
本質は同じなのかなと。

4人の銀行強盗が能力や機転を効かせて、
ある人物と対峙する終盤の展開はすごく印象に残りました。

 

アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎

 

相変わらず伏線の張り方が面白い。
短編集なのにすべてが繋がっていてビックリします。
伊坂さんらしい、不思議な感じのする小説です。

時間軸がいろいろと変化するんですけど、
それも伏線になっていて、
初期の伊坂さんの作品に近いと思いました。

一冊の本で一つのストーリーなんですけど、
多くの人物の時間軸が複雑に絡み合っていて、
ラスト周辺に収束する部分が良かった。

 

図書館はいつも静かに忙しい 端島

 

図書館を内情が分かって、
本に関わる仕事も簡単ではないなと思いました。

著者の経験と知識が存分に記載されていて、
図書館での業務が詳細に描かれています。
実際に働くのと利用するのではまったく違うのが分かります。

利用者のちょっとしたキーワードから本を探す必要があると
いう話は、プロでないとできない技。
給料の話も出てきて、本当に本が好きでないと
中々生活することも難しいという描写に驚きました。

本のプロとも言える人達ですけど、
本を利用する人のことも考えないといけない、
利用者の視点を持っていないと仕事を続けるのが難しい。
子供の頃に通っていた図書館でも同じだとしたら、
図書館ってすごい場所なんだと思いました。

 

ビジネス書

嫌われる勇気-岸見一郎 古賀史健

 

日本でベストセラーになった哲学・ビジネス書。
嫌われるという日本人が一番嫌がることを題材にした書籍。
哲人と青年の対話編とも言うべき、哲学書とも言える本。

人間関係の悩みがすべてという点が納得いきました。
確かに人間関係の悩みで
ストレスが溜まることがほとんどなので。
でも、そこでしっかりと対応できるかできないかで
人生の潤いが変わってきます。

人は変わりたくないけど変わりたいという矛盾。
嫌われることけど、
本心では嫌われたくない人の本心がハッキリと分かりました。
人間、孤独ではないけど孤独に耐えれないとしんどいなと思います。

 

非常識な成功法則 神田昌典

神田昌典さんのビジネス本。
成功者としての心構えではなくて、
人生少しでもより良く生きるための
ノウハウが書かれています。

ただ、これを読んで成功するというよりは、
こんな生き方もあるんだなと考えた方が面白く読めます。

目標をノートや手帳などに書くのは
いい方法だと思いました。
確かに、毎日見ることで脳内に叩きこまれるので、
目標に足りないものなどが分かってきます。

本気で成功したいのなら、
読んで即行動した方が良いとは思いました。
自分のやりたいことを仕事にするのが流行っていますけど、
中々上手くいかないのが人生。
そんな時にちょっとだけ背中を押してくれる、
そんな本となっています。

 

物理学者が解き明かす思考の整理法 下條 竜夫

外山先生の『思考の整理学』の
物理+具体化バージョンといった感じの本です。
哲学、AI、STAP細胞、論理について書かれています。

私が哲学には学生当時はそれほど興味はなかったのですが、
大人になってから興味をもったので
ちょっとした解説書として手に取ってみました。
具体的で分かりやすい説明があるので理解しやすくなっています。

さらに、論理について書かれた章が面白くて、
文章の書き方について説明されています。
理系にはお馴染みの
「理科系の作文技術」のパラグラフライティングも書かれていて、
まさに理系のための説明本となっています。

 

まんがでわかる 7つの習慣

有名な7つの習慣をマンガで表現した
内容になっています。
絵も可愛くて、マンガの間に解説もあるので
とっても分かりやすい。

私はマンガのキャラが可愛くて、
シリーズ全部読みましたけど、
マンガの部分だけでも面白いので、
読んでみる価値あります。

マンガですが、7つの習慣について
きっちりと解説されています。
有名なビジネス書をマンガで説明する本が
増えていますけど、私が気に入った本はこれです。
キャラも可愛いし、登場人物にも個性がありますから。

 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二

メモ書きをすることで、
頭を整理させようという趣旨の本です。
A4サイズの紙に、思ったことを
書き連ねていくことで、
頭が良くなるとのこと。 

著者がコンサルタント出身とのことなので、
同じまたは近い業界の方が
読むべきだとは思いますけど、
頭が良くなりたい、シンプルに物事を考えたい
という人にもオススメだと思います。

毎日10枚のメモを書くので、
数ヶ月毎日続けるだけで
かなりの達成感がありますから、
その意味でも精神的に効果があります。

 

 

頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術 齋藤 孝

ノート術について書かれてある本となっています。
数々の著書がある斎藤孝さんの本なんですけど、
ノート術に絞った解説書です。

本書の中で印象に残ったのは、話でも情報でも何でも、
3つにポイントに絞れということ。
人に何かを話したり、文章で何かを表現する時には、
3つポイントを挙げることで格段に伝わりやすくなります。

会社で大切な『ホウレンソウ』が代表的ですね。
3つ以上だと何が大切か分かり難くなります。
視点をぼやけさせないためには、3つが妥当です。
もちろん臨機応変で変えていく姿勢は大切ですけど、
何かを伝えるということに関しては、3つに絞った方が分かりやすい。
人はたくさん選択肢があると迷う生き物ですからね。

文庫

読書について ショウペンハウエル

読書について書かれた本。
古典に分類されるとは思いますけど、
今でも通用するようなことが書かれてあって、興味深い。

根本的には、
読書は娯楽と学習と教養に分かれるとは僕は思っていますけど、
娯楽に関しての本は、百年先まで残らない本なので
読む価値ないとも解釈できるのがこの本の特徴。
とにかく、自分で考えて本を読め、
そのためには古典のような歴史に残る本を読め
というのは一つの側面。

難しい本を読めという意見には僕は賛成ですけど、
みんながみんなできるわけじゃないので、
実践できる人は少ないとは思います。
だけど、割と気軽に読める本になるので、
読書について困っているなあと感じている人にはお勧めだと思います。

野球の世界大会なのに盛り上がらないWBCー大谷辞退もメジャーリーガーも

WBCは折角の野球世界大会なのに盛り上がっていない。いや、3月になるとお客さんが入るようになって活気づく可能性もあるけれど、ニュースを見てもワクワク感がない。メジャーから帰ってきた広島の黒田キャンプインの時の方が盛り上がっていたように思う。WBCと言っても、もう4回目だし、日本人の興味が薄れていて、ファンの球団のキャンプの方が盛り上がっている印象がある。僕としては、楽天イーグルスの優勝が気になったりして、WBCよりもそちらが心配になってしまう。WBCは日本の『野球』を世界にアピールする折角の機会なんだけど、イマイチなのはなぜなのか?サッカーのように日本球界からアメリカへのレンタル移籍やシーズン中の移籍がないから、見ていても現実味がないのかもしれない。サッカーみたいに、WBCが終わったら移籍などの話があれば、日本も本気になるだろうし、メジャーリーガーももっと参加する可能性だってある。野球の人気自体、サッカーに比べれば世界的には低い。ちなみに一番メジャーなスポーツはクリケットらしい……。野球が一番になる必要はないけれど、メジャーリーガーとのガチンコ勝負はやっぱりワクワクするから、もっと出場してほしい。日ハムの大谷が辞退したのも一つの要因ではあるんだけど。

大谷が辞退したのは怪我の影響。足首とか膝とかニュースが飛び交っているけど、手術の可能性だってあるらしい。結構深刻ですよね。僕は無理して出場しないで良かったと思いますけど、世界で戦えそうな選手がいなくなる分、日本代表はますます小粒になってしまいそうです。大谷の魅力は投手と打者の二刀流が出来るという点と、二刀流でも一流の結果が残せるという点。メジャーに移籍しても、二刀流は続けるらしいのですが、それぐらい才能を感じさせる選手でした。正直に言って、WBCに大谷がいないと、メジャーリーガーとの対戦も見てもワクワクしない。なぜなら、日本代表で将来的にメジャーリーガーになって、活躍できそうな選手が少ないから。筒香も可能性はあって少しワクワクしますけど、さすがに松井秀さんやイチローなみの活躍が出来るとは考え難い。メジャーのレベルは高いですし、発展途上なのは分かりますけど、軒並み日本の一流選手がメジャーで通用していない現実を見るとね……。イチロークラスの選手がでてきて、WBCに参加してくれると嬉しいのですけどね。田中やダルビッシュが出場してくれればおもしろいのですが。

田中やダルビッシュ前田健太WBCに出場しない理由は何となくわかります。投手にとって負担が相当大きいですから。球数制限があるとはいえ、戦力で投げる勝負を3月にするわけなんで、調整を1ヶ月早めないといけない。実質シーズンが1ヶ月前倒しになるわけで、長いイニングを投げる先発にとっては厳しい条件とは言えます。他の国の選手も同じだろと言われるかもしれませんが、田中もダルも怪我をして、完全に万全と言えるかというとそうではないです。ダルも今年にかけていますし、田中は今年上手くいけばさらに有利な契約を獲得できるそうなんで、WBCよりもシーズンというのは納得。前田健太はメジャー2年目のシーズンになるので、WBCどころではないです。一流であるが故に出場したリスクを考えてしまう。見たいのは山々ですが、メジャーのシーズンは過酷なので、そちらを優先しても仕方がない。とは言ってもWBCで彼らを見たいのも確か。どうしたらいいのかイマイチ分かりませんけど、WBCはそれほど権威のある大会ではないということなんでしょうね。アメリカでは、WBCのチケットよりもヤンキースなどの人気球団のチケットの値段が上がっているそうですから、アメリカでも注目度は低いってこと。WBCも開催する時期の問題もあって中々盛り上がり難い。

3月に開催するWBCですが、これ以外の時期の開催はとっても難しい。11月、12月は気候の問題もありますし、選手がまったく休めないというデメリットがあります。3月ならキャンプインして、実戦練習が始まったぐらいの時期なんで、調整としてはちょうどいい。一番は五輪のようにシーズン中に行うのは一番なんでしょうけど、選手の所属球団が怒り狂いますよ。一番の稼ぎ時に、球団にメリットがほとんどない大会なんて。球団が揃ってボイコットしそうな雰囲気もありますから、ほんとに開催時期の問題は深刻。3月でもいいのですけど、怪我をした際のリスクが高すぎて、及び腰になる選手がいるのも当然。ただ、今回はドミニア、アメリカなどの国は超一流の選手が出場するので、ちょっと日本とは愛国心が違うのかなと思ったりもします。ドミニカは2連覇が掛かっていますから当然として、アメリカは開催国の維持を見せるために大物選手を揃えてきています。何気に、日本チームを見るよりも、海外のチームを見た法が面白いのが今回のWBCの特徴なんで、野球が好きな人は、メジャーリーガーの名前を憶えるために海外のチーム同士の対戦を観戦した方がいいのかもしれませんね。

時事問題!オススメのトランプ大統領ニュースをテレビ好きが紹介!

皆さんは、トランプ大統領のことをどう思いますか?テレビでも連日報道されていて、過激すぎる発言とその行動が大きな話題になっています。それどころか、海外ではデモや暴動のようなものも起こっていて、如何にトランプ大統領が世界を混乱させているかが分かってきます。

ということで、トランプ大統領についてのニュースを僕なりにまとめてみました。テレビのニュースが好きなので、朝と夜のニュースを見ているうちにトランプに興味が出てきました。

連邦地裁が米入国禁止の効力を一時的に停止

www.asahi.com

 トランプ米大統領が署名した、難民や中東・アフリカの7カ国の国民の米国への入国を一時禁止する大統領令について、西部ワシントン州の連邦地裁が3日、効力を一時的に差し止める決定をした。トランプ政権は4日、有効なビザ(査証)があれば入国を受け入れる方針を決めた。ただ、トランプ氏はツイッターで「馬鹿げている。覆るだろう」と批判、決定を不服として争う考えを示した。

連邦地裁の決定は世界の人達からしたら当然。アメリカ人を強くするのは分かりますけど、一方的すぎて問題になっています。ワシントン州の決定なので、効力は幅広いそうです。だから、トランプ大統領が怒っているというわけ。米国入国一時禁止がどこまで強制力のあるものかはよくわかりませんけど、前触れなく言われた人達はたまりません。トランプ大統領の考え方が良くわからない……。

イランに追加制裁 強硬姿勢のトランプ大統領はオバマ政権と同じ

www.huffingtonpost.jp

トランプ大統領は3日、経済制裁を発表する数時間前に、次のようなツイートをしていた。

イランは危険な火遊びをしている。オバマ大統領がイランにどれだけ優しかったか、彼らはわかっていないようだな。私は違う!

しかしこの制裁は、オバマ前大統領の政権が1年前に実施したものとほぼ同じものだ。

「本日の制裁は、イランのこれまでの行為に対して非常に、非常に強硬な対抗姿勢を示すものだ」と、ホワイトハウスショーン・スパイサー報道官は3日の会見で語った。

オバマ政権の高官も今回の制裁を支持しているが、前政権の制裁と比べて、なぜ現政権が強硬姿勢をとっているように見せているのか不思議に感じている。

 オバマ大統領を引き合いに出していますけど、トランプ大統領の政策はオバマ政権とほぼ同じだという記事。ビジネス色の強いトランプ大統領の色は実はオバマ元大統領と同じだった。強行姿勢をとっているように見せているというのが不思議。トランプ大統領の色はその過激な発言と行動力なんですけど、実はオバマ元大統領と変わっていないということ。それは経済の面でも同じことなのかもしれない。

トランプ大統領との首脳会談レースの行方

www.zakzak.co.jp

 各国が競い合うドナルド・トランプ米大統領との首脳会談レース。2016年11月の大統領選勝利直後に行なわれた“予選”ではトランプ・タワーで最初に 面会して得意顔になった安倍晋三首相は、外務省に「1月27日首脳会談」の日程を指示して“本戦”でも1番乗りに意欲満々だった。
 とこ ろが、1月中旬になっても色よい返事がなく、ようやく28日に電話会談が実現し、首脳会談の日程が2月10日に決まった。結局トランプ氏が大統領就任後、 初めて会談をした相手はイギリスのテリーザ・メイ首相となった。興味深いのは、そんなトランプ政権が安倍首相との首脳会談開催の“条件”として、名指しで 麻生太郎・副総理の同席を求めていたことだ。

安倍首相とトランプ大統領の会談。トランプタワーでの面会が予選とはビックリしましたけど、本戦はあくまで首相同士の本気の会談。予選はたまたまトランプ大統領のスケジュールのタイミングが良かったということなのかもしれないってことかも。トランプ大統領が最初に会談したのはイギリスのメイ首相。EU離脱の一つの要因がトランプ大統領のだとも言われているので、この会談は妥当だと思います。トランプ大統領にとっては安倍首相よりも麻生副総理の方が重要ということか。

 大統領令を連発していたオバマ大統領を参考に

toyokeizai.net

2月10日に予定されている日米首脳会談から解き明かそう。ズバリ、大きな成功が見込まれる。その道筋を示す前に、いま大騒ぎとなっている「大統領令(Executive Order)」について触れておきたい。

(中略)

実は、大統領令の連発はトランプ大統領の専売特許ではない。日本ではあまり知られていないが、前任のオバマ大統領も大統領令の最大の信奉者だったことで知られている。トランプ大統領はそのやり口をトランプ流にかすめ取り、大統領令を乱発することによって、リベラル派に「どうだ!」と目にもの見せているともいえるのだ。

間近に迫った日米首脳会談。何が話されるのか気になります。TPP、沖縄のことなど話合うことはたくさんありますけど、就任直後から過激な政策で物議を醸し出しているトランプ大統領に安倍首相はどう立ち向かうのか。大統領令の連発はオバマ大統領も大統領令の信奉者。 その手法をかすめ取って、過激なトランプを印象づけているトランプ大統領。オバマ大統領を参考にして、全力で突っ走っているトランプ大統領です。

トランプ大統領の暴言とオーストラリア首相の我慢

www.huffingtonpost.jp

アメリカのドナルド・トランプ大統領が1月28日、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相と電話会談した時、難民引き取りに関するオーストラリアとの合意に関して激しい口調で非難し、1時間の会談予定が25分で打ち切られた

テレビでも特集されていましたけど、トランプ大統領が強気すぎてびっくりしました。オーストラリアのターンブル首相と意見の相違があり、結局会談は予定の半分以下の時間で終了。難民問題をお互いに話あっていたんですけど、オバマ大統領とまったく方向性が違う発言にターンブル首相も困惑している様子が分かります。アメリカとある程度頼りにしてたターンブル首相だけに、トランプ大統領の今後の政策が気になります。

オコエの怪我 全治2〜3ヶ月

楽天オコエ瑠偉選手が手術のために帰京しましたね。楽天ファンの僕としても今年飛躍する選手の一人と思っていただけに非常に残念です。体格が大きくなり、期待度も跳ね上がっただけにこの結果は受け入れ難い。一流選手と自主トレをしたにも関わらず、開幕1軍が不可能になった今、彼は一体何を思うのか。急激なトレーニングで身体がついていかなかったのか、それとも慢心か……。ファンとしても非常に残念なだけに、今年の夏ぐらいからのオコエ選手の快進撃に期待したい。このままだとメジャーどころか、日本球界でも結果が残せないですから。頑張ってほしい。

【残業】残業代について、金銭的に余裕があるとやっぱり違うのかなあ?

非常に怖い問題であると感じた。残業は悪だというが、メーカーによっては長時間勤務なのが慣例であり、特に設計や研究開発では残業しないと仕事が終わらない。ただ、残業ではなくて、文献調査や教育など様々な仕事内容があるだけに定時退社は非常に難しい。もちろん長時間労働は身体的にダメージも大きいが、大きな企業だと残業代はフルで出ることが多く、夜遅くまで働いているのでお金は割と入ってくる。世間でいう残業減らせという声は立場によって全然意味が異なると感じてはいるのが正直な所。

世間では残業代が出ない企業が非常に多いというのをニュースで見た。サービス残業当たり前で、それだと残業を減らせという声は絶対に出る。もう一つの視点は、残業をしても給料が変わらない管理職や残業なしでも十分収入のある人達。金銭的には十分もらっているので、何も残業してまでしんどい思いをしたくないというのも分かる。この二つは似ているようでまったく異なるもの。金銭的に余裕がないのと余裕がある人。シンプルに考えるとこうなるけれど、残業してまで仕事はしたくないというのがほとんどの人達の本音であると思う。

残業したら、80時間で給料が2倍になるというが実現したらどうなるのだろうか?若者は積極的に残業するであろうし、若い頃には無理をしても多少は大丈夫だから頑張ってしまう。ただ、会社としてはそういう無理のきく人材を死ぬほど欲しがっているので、上司の立場からすると無茶でも仕事のする使い勝手のいい人ということになる。今の日本はこの無理のきく人を安く働かせようとしているように感じる。いかに安くして、利益を多くするか。この一点が非常に大事になる。

 

あるニュースでは、とある会社の経営者が若者が育たない、どうしたらいいかとコンサルタントに質問したらしい。答えとしては「残業代」を出すと言ったらしいのだが、経営者は怒り狂ったとのこと。今の時代は、残業代を出せる企業自体が大資本の大企業だけであり、小さな企業に入ったら残業できない(表向きは)となり、時間もお金もなくなってしまう可能性がある。全部が全部そうではないが、これだけ残業に対する怒りが多いとなると、お金も時間も搾取される人達の怒りが僕にも伝わってくる。残業は悪だというが、やはり何かしら余裕がないと人間もたない。だから、残業代をもうちょっと出したらどうかなと思ったけれど、それだと損をする人が非常に多くなるんだろう……。

 

 

【スイーツ】セブンイレブンの苺チョコオールドファッションが美味しかった

セブンイレブンのドーナツはレジ前スイーツとして話題になった。コーヒーに合うお菓子として人気のスイーツ。コーヒーで成功したからこそ、鳴り物入りで登場したドーナツ。ただ、思ったほど人気ではなく、保存のためかいつの間にかビニール袋に入れられて登場するようになった。僕は袋なしの方がミスドっぽくて良かったのけれど、ビジネスのため止むなしといった所。ミスドに比べると味は劣る印象はあるが、食料品を買うことが多いコンビニで売っているとあって、僕は非常に好きなお菓子ではなる。中でもオールドファッションは色んなフレーバーが売り出されているので興味深い。

 

いちごのオールドファッションはその色合いがいい。ピンクの苺っぽさが最大限に出されているので、美味しく見える。コーヒーのお供として最高だと思う。苺の季節は今は終わりそうではあるが、1月初旬は苺のスイーツがたくさん売られていた。ビアードパパのシュークリームでも苺のものが売られていて非常に美味しかった。

セブンでも苺味のドーナツが発売され、僕にとっては嬉しかった。色合いが思わず手に取ってしまうような色であり、低価格。100円ぐらいで手軽に購入できるスイーツとしてはレベルが高い。もちろんミスドにいけばそれ以上のものが手に入るが、どこにでもあるわけでないし、会社帰りに買うのも難しいからコンビニは有り難い。

 

結局のところ、セブンのドーナツはあまり売れなかった印象が強い。大きなニュースにもなっていないし、コーヒーの新商品の話題の方が大きい。コーヒーの相棒として有能なお菓子だけに悲しいことではあるが、人気商売で、かつ便利さを追求するのがコンビニの常であるので、売れないのは仕方がない。最近では紅茶シフォンが売られているが、方向性が微妙にズレてきた。レジ前ドーナツがただのレジ前洋菓子になりつつある。個人的には、レジ前和菓子が欲しい所。大福や饅頭、きんつばなど美味しそうな和菓子はたくさんある。洋菓子よりも日持ちしにくいのが難点で、それがネックだからセブンは売り出そうとしないのかもしれない。

 

 

ポーカーで勝ち出したAIの実力ービジネスや軍事で使われそうな技術になりつつある

AIがポーカーでプロに勝つというニュース。重大な事件と騒ぐ人達もいると思うが、実際にビジネスなどで使われるなど実用的な技術である。人工知能は技術発展が凄まじく、将棋、囲碁、ポーカーと人間では勝てない領域まで来ているのが実感としてある。一番怖いのは、何万回でも飽きもせず練習という名のデータ収集が出来る点。疲れ知らずでデータを蓄積できるというのは、経験を人間の倍以上の効率で獲得できるということ。考えると、非常に恐ろしくもあるが、アメリカなど海外では軍事に使われても不思議はないとは思う。できれば、平和な方法で人間と共存がいいのだが……。

 

本当に何年後したら、人間の仕事は奪われる可能性が高い。簡単な仕事なら取ってかわることができ、セルフレジの応用で人がほとんど要らないレジが誕生する可能性がある。空港の手荷物検査のように、商品を通すだけで値段が分かり支払うことができるようになる。他にも工場でのロボット、家庭用掃除機など実用面は幅広い。人間は特定の職種しか生き残れない可能性だってある。怖いと思うのは仕方がない。要するに、ロボットでも出来る仕事はAIを応用して十分可能だということ。ターミネーターの世界ではないが、本当に社会の構造そのものが変わってくる可能性は高い。そんな時代でも生き抜くことは難しいかもしれない。教育が変わるときが来たのかも。

 

人工知能は何回でも練習することが可能。その中から統計的にデータを取ることで人間に対抗してくる。経験という重要なものを短時間に自分にものにして、それらを応用して人間と戦ってくる。ゲームの世界だけならいいが、現実世界ではとっても恐い存在になるかもしれない。別に支配とかそういうのはなくて、人工知能を上手く活かすことができればもっと便利な世の中になる。人間次第で人工知能はどんどん良いものになるはず。戦略上ビジネスに使われることもあるはずで、もう使われている業界もあるだろう。実際にデータから世の中を見るのは人間の仕事なので、人工知能を上手く使ってみんな便利な生活が出来る世の中になればいいなとは思っている。

 

きのこの山とたけのこの里の頂上決戦ー子供でも大人でもチョコ好きだが好みは分かれる

ずっと前から問題になっているこの二つのお菓子。僕は子供の頃はあまり食べなかった。1箱200円近くもするので、子供にはかなり高いお菓子。近くの駄菓子屋に通っていたので、どうしても駄菓子との比較になる。そのため、きのこの山とたけこのの里は滅多に食べないお菓子として認識が固まってしまった。もちろんまったく食べないわけではなかったので、高級感があるお菓子として好きなのは好きだった。きのこの山よりもたけのこの里が方が好きであったのは事実で、クラッカーよりもビスケット好きが当時の自分である。食感もたけのこがしっとり感があり、あまり食べないお菓子の分類だったことも幸いした。きのこはチョコとクラッカーの組み合わせに近いので、あまり好きではなかった。チョコと食感の心地良いたけのこの里が好きであり、きのこの山よりはたけのこの里といった具合である。最近では、小分けにされたなったものが200円か300円程度で売っているので、それを買えばきのことたけのこの両方を味わうことができる。これが最初からあれば、きのこたけのこ戦争は行われなかったのかもしれない。

ピコ太郎がCMでひっぱりだこの理由ーどんな世代にもマネしやすいし、どんな言葉には合わせやすい

ピコ太郎の『PPAP』が大ヒットしましたけど、最近はCMでもよく見ます。駅の動画広告でも見ることがあって、本当に勢いが素晴らしいなと感じました。世界中で受けていて、海外の人にも人気というのが他の芸人との違い。Yahoo!のCMが印象的でしたけど、ほんとに何がアタるかわからないなと。年末もひっぱりだこだったらしいですし、今年もピコ太郎の人気は続くのかもしれませんね。一発芸人とはいえ、芸歴は長いので業界のことを何気に知り尽くしているので、テレビで賞味期限切れになっても、営業とかMCで生き残りそうな気もします。Youtubeから火がついたので海外でもある程度営業活動できそうですよね。マネしやすいですし、キャラクターもコテコテの大阪のおばちゃんと男を組み合わせた(完全にイメージですけど)オリジナルなものなので結構面白い。ドキュメンタリー番組とか作ってくれないかな。ピコ太郎のPPAP制作秘話とか興味あるんで。簡単な単語の組み合わせなんですけど、リズミカルなんで憶えやすい。そりゃ子供も大人も思わずマネしちゃいますよ。

正月に放送していた「♪ I have a みかん、I have a 餅 Ah 正月感! ふてニャン缶 正月感 Ah 正月ふてニャン缶!」はさすがに無理ありすぎだろと見ながら思っていましたけど、評価は高い。僕としては、英語のフレーズで攻めてほしかったけど、CMとなったらスポンサーの商品が絶対に必要だし、無理矢理でもしっかりCMしないと。ピコ太郎も頑張っていますけど、あの衣装が微妙にCMとかに合ってないのも魅力。正月やたらと見たピコ太郎。これだけ人気が出たらまた違うCMとかに出演しそうな感じ。春先までテレビにひっぱりだこの可能性だってあって、結構生き残る可能性もあります。ピコ太郎って顔がちょっと怖いですが、『PPAP』のおかげでちょっと変なおかしいおじさんに見えてくる。僕が子供だったらマネしちゃいますし、大人でも一発芸としてみんなマネしているはず。簡単ですし、何にでも合わせやすい。センスがある人とない人で面白さは変わってくると思いますけど、衣装もマネて楽しく『PPAP』すれば会社での対場も変わってくるかもしれない。ピコ太郎って下積み時代が長いイメージがあるんですけど、今年大当たりしたから人生ってわからないなあと。

小学生にも受けてるのがすごいなあ。Youtubeからブームメントが起こったわけなんだけど、一旦火がつくと止まらないですな。ちょっと怖い気もしますけど、世間で話題になるってこういうことなんですね。まあ、一発芸人はたくさんいましたけど、海外でも話題になった芸人って少ない。志村動物園でDAIGOさんが宮城のキツネ動物園に行った時には、訪れていた海外の観光客とPPAPの話題を共有していましたし、話題性ってすごい。小さい子供にも受けているから凄まじい人気っぷりが分かる。でも、Youtubeからブームが起こるなんて時代を反映しているなあ。僕が子供にはテレビしかなかったから、ネットからテレビでひっぱりだこになる芸人が生まれるなんて時代の変化は激しい。動画の時間も短いですから、ちょっと興味本位で見れるのが素晴らしい。長い動画だと飽きられるので、この辺はマーケティングかなと。バックには有名なプロデューサーでもついていて、動画のアップのタイミングとか何が受けるのかとか色んなアドバイスしていて、それが今回の大ヒットに繋がったかもしれない。運の要素もありますけど、ジャスティン・ビーバーに紹介されたことが一番の要因かな。

結局、時代を変えたり、ブームを巻き起こす人って、運の要素に左右されますね。下積みとか大事なんだけど、そこに運がないといけない。プロ野球でも同じで入ったチームが良かったから一流になれたというのは必ずある。監督やコーチの出会いで人生が変わる。ピコ太郎も変わった。そこには、色んな要素があるけど、長い間培った芸人での経験は絶対にある。一発屋っていきなり当たることが多いけど、ピコ太郎は裏はともかく、テレビに主演している時には非常に嫌みのない、人気の出やすいキャラになっている。謙虚に時に大胆に。自分の立ち位置がしっかり分かっていてそれを実行している感がある。今までの苦労がやっと実った、だけどこれはあくまで一発なのでできる限り飽きられないようにキャラもしっかり作って、CMでもキャラクターを崩さない。マネしやすいメリットを活かして、リズムに乗って色んなプレーズを作っていくこと。見ていると、売れていますけど、CMでもぶれないキャラ作りが人気の秘密かなと。ピコ太郎という名前は海外では知名度はイマイチですけど、「PPAP」は知名度がやたらに高い。芸人の名前よりも、芸そのものに注目されているのが、「ピコ太郎」と「PPAP」です。

鴻海が東芝の事業買収に興味ありーシャープに続いて8K映像技術が狙いか。

toyokeizai.net

鴻海精密工業東芝に関心

経営危機に陥っている東芝をめぐり、シャープを買収した台湾・鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、東芝の一部事業への出資・買収について関心があることを明らかにした。

 シャープに続き、鴻海精密工業東芝を出資・買収に関心を示しているんですか。シャープの時と同じように、東芝外資系と呼ばれる時代が来るのかも。シャープも新卒に人気の企業でしたけど、今はともかく買収問題で揺れている時には学生は戦々恐々。一流企業のブランドがなくなりつつありました。東芝も同じで、テレビ業界にとっても大きなスポンサーであり、様々な事業を行っているので文理問わず人気があった企業です。はたして東芝はどうなるのか。

8K映像技術が重要

鴻海が半導体と放送機器の2事業に関心を持っているのは、8K映像技術の製品化の一環とみられる。8Kは現在最も高画質である4K映像に比べ、解像度が4倍ある超高精細映像技術で、国内では2018年に8K映像のテレビ放送開始が予定されている。

 日本でも来年に8K映像がテレビ放送で開始されるとのこと。鴻海は8Kの技術を使って自社製品を製作し販売するために東芝に関心を持っているということですね。半導体に放送機器、テレビやパソコンなどに応用して自社製品を強化する狙いが読み取れます。日本では4K対応の家電も値段が落ちてきていて買いやすくなっていますけど、来年に8Kが始まるとは……。少し早すぎる気もしますけど。

8Kはエレクトロ製品の核心技術に?

鴻海は8Kがエレクトロニクス製品における核心技術のひとつになるとにらんでおり、シャープがすでに持つ8K対応液晶テレビなどに加え、画像を処理するシステムLSI半導体)や、放送局向けシステムなどにも事業の裾野を広げたいようだ。

 半導体で画像を処理する。半導体はシャープが持っている技術があるので、東芝を買収することで8K映像技術を製品に活かすことができるようになります。シャープの技術力を使って東芝の技術を成長させる感じに見えます。外資なんである意味では技術の発展に貢献はしていますけど、ビジネスなので日本の技術力がどんどん海外に流れてしまう恐れもありますよね。

確かに8Kは解像度が4Kの2倍であるので、応用範囲が広くなります。研究所などに使われる技術かもしれませんね。綺麗な映像技術は実験に不可欠ですし、需要がある分野は家電業界だけではなくて、研究機関にあるのかも。ただ、シャープが半導体をつくっていたので、実際に半導体を作っているのはシャープの工場ということ。ここら辺が鴻海の上手い所と言わざると得ません。東芝が買収されたら、シャープと東芝の夢の技術融合にはなりますけど、日本の技術が流出してしまうので一長一短。いい製品が出来るのはいいですけど、日本にも恩恵が欲しいなとは思います。どうなるんでしょうね、東芝は。