人生のおつまみ

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SNSが発達した時代の『読書好き』-子供を読書好きにするのは?

 読書時間って大人になると時間の制限が出てくるので、子供の頃みたいに一日中読書というわけにはいかない。中々時間が取れない中で、どうやって読書時間を確保するかが大切になってくる。ところで、大学生が読書時間ゼロというのは仕方ないと思う。勉強して大学に入るわけで、その反動で遊んでしまうというのはよく聞く話。資格試験がある医学部や法学部、それに実用的な工学部みたいに勉強量が必要になってくる学部以外だと遊びに力を入れてしまうのは分かる気がする。正直な話、大学生の4年間は社会人になる前の最後に自由に使える時間。考えてみると、自由に使えて、遊びにもアカデミックな勉強にも使える、そんな時間。

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 今の時代って、本の楽しさを理解するのは難しいように思う。SNSが発達していて、コミュニケーションを簡単に取れるし、スマホでゲームも出来る。読書に集中するには、誘惑が多い。SNSがない時と比べて、本に出会う確率はかなり下がってしまっている。その中で大切なのは、本との出会いをどのように作るかということ。親が教える、学校で見つける、それこそSNSで見つけるという選択肢があります。まあ、本との出会いは運の要素がありますけど、一番大事なのは、家に本があるかということ。友達から教えてもらうという可能性もありますけど、家に本があると接する確率が高くなるので読書好きにするのは、親が本を読んで、その感想を子供に気軽に教えるみたいなことが大切かなと思います。

[参考]:YouTube時代に「子どもを読書好き」にする技術 - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス

■1日の読書時間「ゼロ」の大学生が48.1%

  1. 2019年に全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)が行った学生生活実態調査によると、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた大学生の割合が全体の48.1%に達しています。つまり、大学生のほぼ2人にひとりが読書をまったくしない生活を送っているのです。この傾向は、過去4年間ずっと続いています。
  2. ただしこれは今に始まったことではない。したがって、もう1つの理由、つまりスマホSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及が大きな影響を与えていると考えていいでしょう。
  3. 幼いころの体験には計り知れない影響力があります。本の楽しさを知ることができた子どもたちは、将来、スマホにハマったとしても、必ずどこかで本に戻ってきます。幼少期の本とのふれあいは、長年にわたって効果を発揮し続けるのです。
     ところが、そうした経験を一度もせずに、スマホSNSの世界にいきなり放り込まれれば、子どもたちは読書を一切しない人生を送ることになるかもしれません。