人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

そうめんの日で考えたポッキーの日とダイエット

今日は『そうめんの日』だそうです。

そうめんと七夕が重なったいるから、
ある願いを込めた日になっています。
ポッキーの日とは違って、そうめんは、
七夕と関連した、歴史ある食品となっているようです。

七夕に
「そうめん《食べると
願いが叶うよ

全国乾麺協同組合連合会では、7月7日に「そうめん《を食べる習慣を呼び起こしたく、
【七夕・そうめんの日
を設定しました。

乾めん−KANMEN.com− 全国乾麺協同組合連合会

日本だと毎日が何かのモノに関連した日になっている
と思いますけど、七夕にもあったりします。

僕もネットを見ていて偶然知ったのですが、
マーケティング的にも有利なのかなと。

デパートなどでは、バレンタイン、
ホワイトデー、ハロウィンなどを
スイーツと絡めて販売しています。

そうめんは夏に消費が多くなる食品ですが、
七夕という夏をイメージする行事に関連させる
ことで、消費を促していこうと。

まあ、専門家、プロからしたら、もっと
モノが売れるように考えて販売すると思いますが、
そうめんは意外と難しい。

コンビニも売っていますし、
作るのも簡単。フルーツを入れることも
ありますが、スイーツとは言い難い。

個人的には、豆腐アイスみたいに
そうめんアイスなどが販売されると
嬉しいのですが。

そうめんはうどんよりもカロリーが低いので、
ダイエットにも使われるそうです。

確かにさっぱりしているので、
食べやすく、意外に量もあるので、
多くは食べられない。

ある程度の量を食べると満足できて、
ダイエットにも使えるとなると
夏に理想的な食材だなあと思います。

日本はポッキーの日のように、
食品などのモノと日付を関連させるのが
上手いように思います。

モノを売りたい的な
商人魂を感じますが、
それに乗ってしまう気持ちも分かる。

ポッキーは11月11日にSNSで話題になるから、
売上が上がるので、
SNSを絡めた手法があったりします。

口コミから一気に広がっていくSNS
企業からしたら魅力的なものだけど、
使い方を誤ると、炎上するので、
どうマーケティングしていくかが
肝になる気がする。

仕事から見る紳士服とカジュアルスーツ

就職活動はスーツ!みたいな刷り込みってありませんか。
僕が就活の時には、リクルートスーツを来て一人前みたいな、
怖い雰囲気がありました。

でも、一体、これって誰が決めたのでしょうね?

経団連
企業?
大学?

まあ、日本の空気だと僕は思います。
仕事をするならスーツ!という刷り込みがあって、
それを見本としたものがリクルートスーツ。

とは言っても、僕はスーツが好きで、
職場は私服OKにも関わらず、
スーツで通勤しています。

夏は動きやすいように、ユニクロの感動パンツ
なんですが(苦笑)、
気合が入るので、通年で私服は着ていません。

そんな中での紳士服業界苦戦のニュース。
僕としては、少し悲しい出来事ですが、
仕方が無いのかなと思います。

しっかりスーツでなくても、
ユニクロの感動パンツみたいな
カジュアルスタイルが容認されだした時代の変化があります。

ちょっと前まで、オーダースーツが流行っていたように思うのですが、
今だと、4万円台でオーダーできて、高級スーツの需要が下がっている
空気を感じます。

外を歩いていると、確かにスーツを着ている人は多いのですが、
カジュアルスタイルの人が多い多い。
今の時期はクールビズなので、よく目にします。

スーツ業界が苦戦するのは、高級スーツの時代ではないのと、
低価格オーダースーツが増えたからでしょう。
10、20万円を出して、スーツを買っても、
あまりメリットが少ない。

業界にもよるでしょうけど、高級スーツを着ないといけない
職場ってそれほどないように思います。
それこそ、社会的地位のある人向けという極端な考えも
頭を過ることもあるぐらい。

紳士服を着ること自体少なくなっていて、
カジュアルスーツが市民権を得ています。

低価格は魅力ですし、
高級スーツを買っても、給料に直結するわけではないですよね。
いや、僕も自分なりに高いスーツを持っていますが、
椅子に座っていることが多い業種なので、
宝の持ち腐れになっています……。

僕としては、仕事を効率的に行うために、
動きやすいスーツを買った方が自分なりにはいい。

車と同じように、社会的なステータスは、
一定値あると思います。
ただ、紳士服業界が潤うほどの需要があるかというと
疑問しかない。

僕が実感するのは、
個人商店的な、紳士服店が活躍しやすいのかなと。

価格は高いけど、一定のリピーターを持っている
お店が強い。

カジュアルスーツが流行っていることに矛盾しているように思うけど、
細かくオーダーできるお店で買うと、満足感がある。

そういうお店は口コミで広がって行って、
ある程度のリピーターを抱えているから、
大きなコミュニティーではないけど、しっかりと商売ができる。

最近思うのは、
独自の世界観のあるお店なりが流行るんじゃないかなと。

ある企業は早期退職で、実質的なリストラが始まっているようで、
モノで売る時代から、世界観を売る時代なのかなあと。

ブランド業界って、別に機能的には同じでも、
ブランド名で買ったりする。
バッグなり、服なり、車なり。

紳士服業界は苦戦していると思いますが、
大きなコミュニティーから
小さなコミュニティーに変化していくのではないかと感じます。

吹奏楽部(部長・人間関係・勝利至上主義)ー『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章』感想

 響けシリーズの集大成の作品を読んだ。主人公の久美子が3年生になり、部長として忙しく活動している。これまでのシリーズよりもかなり重く、心理的描写もあって、すごく読むのが苦しかった。部活動そのものは健全だけど、『初心者VS経験者』『才能VS努力』みたいな構図も見え隠れして、アニメ化するけど大丈夫?と本気で思ったりした。実際に部長ってすごく大変だと思う。会社で言うと管理職みたいなもの。劇中では副部長、ドラムメジャーと共に『幹部』とも言われていて人を動かす、管理するのが一つの仕事。全国吹奏楽コンクールの全国大会で金賞を取ることが目標なのだが、そこに至るまでの葛藤やすれ違いは痛々しかった。特に今回は、自分の立ち位置を脅かす人物も出て来て、いつも以上にゴタゴタしている。

 久美子が3年生になることで、想像以上に人間関係が複雑になっていた。しかも部長ということで、1、2、3年生間の人間関係にも気を配る必要が出てきた。部活動の人間関係って独特だと思う。仕事ではないから強制ではない、ただまわりの空気感があって、それを読まないと自分の立ち位置が確保できなかったりする。今回の話では、上級生に不満を持った1年生や練習しない部員を疎ましく思う2年生も出て来たりしていて、下級生の不満について、一つ一つ解決しないといけない部長の立場の難しさが出ていた。ただの3年生なら、極論を言うと「部長や副部長がなんとかする」みたいに思ってしまうから、いざ部長の立場になってしまうと人間関係の調節に四苦八苦してしまう。先生と部員の中間管理職とも言えるので、久美子の仕事って本当に大変だと思う。

 今回の北宇治高校は、吹奏楽部の強豪校ということで、部員、特に3年生が『全国大会金賞』の目標に対してとてもシビア。下手な1年生に厳しく言う。勝利至上主義なのは良いと思うけど、下手な人は排除するという考え方は危険だと思った。非常に厳しい先輩に対して、ついていけるのは、「なにくそ!」と反発できるぐらい精神が強い子だけだし、大人しい子は心が病んでしまう。こういう所は難しいなと思う。本当の初心者で、0の状態(最低限の知識と技術がある状態)以下のマイナスの子は技術的な向上を実感しにくいから退部がちらつくと思う。実際に劇中でも、初心者への3年生の厳しい態度が問題になって、大量退部に繋がりかけたし、勝利至上主義というのは2面性がある。僕としては、あまりに厳しいのは勘弁だし、仮に金賞が取れなかった場合は、レギュラークラス以外は不満しか残らないわけで、偽りの達成感に浸る可能性が高い。

 正直、今作のアニメ化が決まっているが、以前まではとは雰囲気がかなり違って、非常に重い話になっている。読んだ後は、開放感があるけど、部活独特の雰囲気が、今のブラック企業に結びついてしまいヤキモキした。アニメも見てみたいけど、ある特定のキャラ達の人気が落ちそう(社会人から見るとあるキャラの行動がパワハラに見える)だし、割と見るのが怖い。まあ、プロローグとエピローグが個人的に気に入っているので、そこは楽しみだ。