人生のおつまみ

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シャープとアイリスオーヤマのマスク販売-新型コロナウイルスのマスク生産環境の変化

大きな企業が続々とマスク販売に乗り出している。新型コロナウイルスの影響でマスク特需になっているからだ。

 

シャープのマスク

 

japanese.engadget.com

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シャープのマスク販売が話題になっている。50枚入りで2,980円である。高いような気もするが、国内生産なので、今までより割高となっている。しばらくは海外生産が期待できないために、これからはこの値段が一般的になるんじゃないだろうか。


今まではコンビニでマスクを勝っていたが、50枚程度で600〜800円ぐらいだったと思う。海外製だったからこそ出来たわけで、シャープがマスク生産に乗り出してからの販売ということで、品質の保証があるので売れるのは予想できる。


それはそうと、マスク販売で自社ECサイトへのアクセスが急増して、「AIoT」(AIとIoTを組み合わせた造語)に対応した家電に影響が出ているということ。一部機能が使用できなかったということだけど、マスクの影響って凄まじいなあ(驚)という感じだ。


それはそうとマスク販売は、パナソニックも乗り出して(こちらは社員用らしいが)、マスク生産争奪戦みたいなことになっている。国内企業で国内原料ということで安心の品質に思えるけど、ここまでマスク不足になるとは思わなかった。買いだめの影響があるのだろうか。


シャープは日本人がよく知っている企業。製造業の企業がマスク販売に乗り出すぐらい、需要があるということ。供給がまだまだ追いついてないけど、生産力がある企業が販売に乗り出したので、マスクが市場に出てきやすくなるかもしれない。

 

アイリスオーヤマのマスク販売

 

www.nikkei.com

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シャープに続いて、アイリスオーヤマもマスクを国内生産を始めるようだ。安い家電のイメージがあるけど、マスクも生産していた。以前コンビニで見かけたことがあったけど、当時はまだマスクがたくさんあった時期で、今度は国内の材料を使って生産することのこと。


新型コロナウイルスの影響で、材料の調達や生産が海外で難しくなっている現状を鑑みれば、国内で生産するのは必然な気もする。前から作っていた企業なのだから、原料を日本製に変えることで品質もより高くなると思う。


これからは、中国などの海外に頼らず国内でモノを生産する動きが高まっていくと感じている。材料や人員を確保できる状況が続いているから、それなら確保しやすい国内で作業した方がいい。マスクだけでなくて、他の製品でも同じことがあるかもしれない。


ネットで、マスク業界はかなり儲かっているとの記事を見た事がある。一時金も出ているとか見たけど、本当かどうかはともかく、作れば作るだけ売れるというのはまさにバブルみたいな状況だ。不況になりつつあるので、働きたい人は多くいると思う。


問題は、コロナが収束するまでにどのぐらい時間が掛かるかということである。長期になるなら、マスク特需は継続すると思う。毎日国民一人が使い捨てマスクを使うとなると、単純計算で月に30億枚は必要になってくる。数字で見ると途方もなく感じてしまうのがすこし恐怖である。