人生のおつまみ

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全国一斉停止と言った菅総理の『GoToトラベル』-大都市で増えている現状で何が正解か?

まあ、当たり前かなあと思ったりします。これだけ感染者数が増えていて、全国規模で増大しているので、ストップするのは仕方がない。GoToトラベルと感染者数の因果関係は不明ですが、とにかく人と人が接する機会を減らすしかない。ニュースを読んでいたり、見ていたりしていると、GoToトラベルだけが悪く言われていますけど、それ以外にも要因があるのかもしれないなあとは思うのですが、政府が率先して進めている政策だけに批判が集まるのも仕方がない側面もあります。

 

[参考]:GoToトラベル、全国一斉停止へ 28日から1月11日 東京・名古屋は先行(産経新聞) - Yahoo!ニュース

菅義偉首相は14日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・首相)で、観光支援事業「Go To トラベル」について、今月28日から来年1月11日まで、全国一斉に利用を一時停止すると表明した。

首相は対策本部会合で「現時点で全国の感染者数は高止まりの傾向が続いている。医療機関など最前線で対峙(たいじ)する人の負担が増している」と危機感を示した。

来年1月12日以降の事業の対応については感染の状況を踏まえて判断する。飲食店などの営業時間短縮については延長せざるを得ないとの認識も示した。年末年始の期間は協力金の単価を倍増し、最大で1カ月当たり120万円とすると語った。医療機関に関し空き病床への収入補償などの支援策を延長し、さらに拡大する考えを強調した。

GoToトラベルが一斉するのはいまか?

感染者が増大している

11月25日から勝負の3週間として政府は対策を示していたはずですが、中々効果が上がってきません。医療従事者の負担が増大している今、どのようにしたら病床数の確保、医療従事者の負担減など、医療関係に関する負担を出来る限り減らす必要が出てきます。GoToトラベルがすべての原因かどうかは分かりませんが、ともかく出来ることから始めるしかないということになります。補償の問題がありますけど、感染者を減らさないことには、ベッド数も確保できませんし、人手不足も解消されません。

どうしたら、人手不足を解消できるのか?ニュースを読んでいると、掃除や食事の用意なども看護師の方がやっているようで、想像以上に医療現場は逼迫しています。正直、秋の頃にコロナが少し沈静化していたので、油断していたわけではないですが、これほど感染者数が多くなるとは想定していなかったように思います。やっぱり準備こそ大切なのですが、コロナは沈静化したと思ってしまうほど感染者数が落ち着いていたこともあるので仕方ない部分もあるかもしれないです。

医療機関が逼迫している

やっぱり医療機関が逼迫しているのが問題です。ベット数を確保しないと、感染した時にベットが使えなくなってしまうので、余裕がないといけないということになります。問題なのは、ベッド数の確保なのですが、看護師や医者の不足もあって、中々上手くいかないと思います。今年の4月、5月よりも感染者が増えている現状で、どうするかは都道府県の首長に委ねられている部分が大きいです。自分が住んでいる知事にこれまでになる注目するようになって、ニュースを見ているとそれがよく分かってきます。どうしたら医療機関の負担を減らせるか。問題は山積みです。

年末年始まで延長という判断

菅総理小池都知事はGoToトラベルの一時停止を年末か年始かで話し合っていたようですが、年末年始は人出が多く、旅行をする人が多くなるのでGoToトラベル一時中止は年始までというのは妥当な線ということになります。年末までにすると初詣があるので人出はどうしても多くなってしまいますので、停止は年始までというのが一般的な意見かなと。この時期に総理が発言したのは年末年始まで時間がなく、後2週間で大晦日になってしまうので、準備の段階があるので今発言したということになります。

年末年始は大企業を初めとして、休みの企業が多くなるので、GoToトラベルを止めやすいという側面は確かにあります。判断が遅かったという意見もあるとは思いますが、GoToトラベルの肝である、インフラ系の企業とのやりとりや政治家と官僚間の調整などやることが多かったために時間が掛かったと思います。GoToトラベルがすべての原因とは言えないわけで、何が正しいかというのが分からない世の中になっているので、この時期にしっかりした対応をしないといけないということです。まあ、総理の立場からしたら苦しい判断を迫られますし、某動画サイトで発言した「ガースー」という発言がヤイヤヤイヤ言われていますけど、問題はいつGoToトラベルが止まるかという点です。

現状を把握したといえ、予想できた人は中々いないはずです。秋で感染者が減っていたので油断していたかもしれませんが、ここまで多くなるとは。第3波が一番感染者数が多くなっている大都市では対応に苦慮している現状で、何が最善手というのは分からないと思います。連日、東京と大阪の対応が注目されていますけど、感染者数が多くなっているので、解決ためのモデルケース作りという意味で知事は苦慮しています。何とか感染者数を下げたいですが、確固たる感染者数減少の手段がない今、GoToトラベルを停止する他ないのでしょう。

今日のまとめ

GoToトラベルが一斉停止はビックリしましたが、仕方のない部分もあります。止めないと感染者数が減少しない可能性が高いですから、この時期に打って出たのでしょう。菅総理は苦慮した結果なのは分かりますけど、批判されている中での発言ということで注目されています。GoToトラベルは秋は評価されていましたけど、年末年始にかけては感染者数の増加によって、批判の的になっています。コロナ対策として色んな策がありますが、経済との両立のためにどうしたらいいか。一度一気に休んでじっくり感染者数を下げてから、再度GoToトラベルという意見もあると思います。どのようにするのが正解か分からない現状では打てる手は限られています。