実写版「るろうに剣心」の感想-ジャンプ系映画は高速戦闘が人気かも
緊急事態宣言で、公開3日目からは大都市でFinalが公開中止になっているので、これまでの実写版「るろうに剣心」の感想を書いておく
佐藤健はアクション映えする
マンガ・アニメチックな動きを実写でよく再現していると思った。
仮面ライダー電王で学んだのか、アクションシーンは邦画の中ではトップクラス。とはいえ、時代劇になじみのある人が観たら「これは殺陣ではない」とはいいそう
あんなに高速で動くことは、史実ではないかもしれないが、映画というコンテンツの中で考えると十分派手な演出だと思った。
ワイヤーアクションで、1作目あたりはそれがかなり目立ったけど、2、3作目を経ていると結構自然んに見えてくる。いや、あんな立体機動する人間なんていないのだけど……。まあ、かっこいいから楽しめる。
キャラクターのチョイスが見事
マンガ・アニメの実写化としては大成功
ジャンプ系のマンガ・アニメで実写化で大成功したのは「るろうに剣心」だと思う。
成功の要因は、アクションシーンだと思う。もっともっさりした動きの映画が多いけど、るろ剣はアクションシーンに力を入れて、高速でサクサク進んでいくのが受けているのだと思った。
ストーリー重視にすると、結局原作を知らない世代には受けが悪いのかもしれない。原作を少し改変させて、その分アクションシーンに力を入れればお客さんは満足するかもしれない。
原作を完全再現するのがいいと思うけど、ジャンプ系はやっぱりアクションシーンに力を入れてもらわないと物足りない。あと、スピード感は重要。もっさりしたアクションは現代では受けないと思う。鬼滅とかアニメだけど、高速のアクションシーンが受けたわけで。