重力 就職絡むと研究難しいか
重力って何だろうと思う。毎日、絶対に人体に負荷されている力なのに目に見えない。日常的な力な割に、その本質がよく分かっていないという不思議。物理で運動方程式を学ぶけど、そこに基本的な力として、問題になることが多くある。簡単な問題も多くあったけど、基本的には、質量×重力加速度で表現される。かくのはシンプルだけどその本質は難しい。宇宙にも関係する重要な概念だけに、その本質を知ろうと物理学を学び出すと時間がいくらあっても足りない。目に見えないのは空気と同じだけど、顕微鏡を使っても見えない重力はすごく不思議な存在。宇宙に行った宇宙飛行士が筋トレをしているけど、あれは無重力で筋力の衰えを軽減するためにしている。それぐらい重力は大きな力。
相対性理論だと、強い重力で光が曲がるという。SFじみた概念に思えるけど、実際に起こること。まあ、そんな強い重力が地球の近くにあると、太陽系の関係がおかしくなって、地球の環境が変わってしまう。マンガや小説などでも題材になると思うけど、重力が物語の世界では魅力的。アニメやマンガで重力操作を出来る人間などが出てきて、地球上で重力1000倍とか使ってた。無茶苦茶だけど、非常に面白く、重力ってすごいなと思った記憶がある。実際の物理学として、実現するのは難しそうで、実現しても地球環境が大変なことになりそうなので、重力の影響を強くすることはないと思う。空を単独で飛ぶといった、ドラえもんの世界を実現するために、開発されるかもしれない。
重力を本気で研究したいなら、大学に行ったらいいと思う。だけど、結構辛いらしい。物理学を研究していた知人が、就職した後に研究室での経験を辛いと言っていた。大学院に行くと就職がそもそも難しくなるとのこと。確かに、工学的な応用は難しいし、実際に役に立つの?と言われると言い返すのはしんどいと思う。何か、実用的な学問かそうでない学問かの問題になりそうだけど、就職を結びつけると、よっぽど優秀で大学に人脈なりコネがないと物理学の研究は続けるのは難しい。学問を極めるには、よっぽど優秀か人脈、お金を持っていないといけないということだろうか。そう考えると、キン肉マンとキン肉マンスーパーフェニックスの関係を思い出してしまう。そういえば、キン肉マンの世界では、ゆで理論で重力がかなり便利なものになっているので、そこでの研究は面白いかもしれない。
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
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