人生のおつまみ

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コロナ禍でも鬼滅の影響で「街の書店」が堅調。紙本の販売額減少幅が縮小

2020年の紙の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は前年比1・0%減の1兆2237億円だったことが25日、出版社や出版取次などで作る調査機関「出版科学研究所」の調べで分かった。コロナ禍にもかかわらず、減少幅は19年の4・3%から縮小。外出を控える生活で本の役割が見直され、街中や商店街にある「街の書店」の売り上げが堅調だったという。

推定販売額は前年比1.0%減の1兆2237億円

コロナ禍にも関わらず、書籍の推定販売額が前年比1.0%減の1兆2237億円だったとのことです。調査期間の「出版科学研究所」の調べで分かりました。減少幅は19年の4.3%から減少されて、コロナ禍でステイホームを実践して、外出を控える生活で本を読む人が多くなり、街中の書店の売上が堅調とのことです。外出できない生活の中で本の役割が見直された結果でしょうね。

鬼滅の刃」と「教育関係」本が売れている

去年は鬼滅の刃のヒットで関連商品が数多く売れました。ダイドーコーヒーも利益が大幅アップとのことで、紙の本も例外ではありません。大手本屋でも鬼滅の刃は売り切れになっていることが多く、人気の根強さがうかがえます。ただ、学習図鑑やドリルも売れているとのことです。これは休校だった期間が長かったために、教育の遅れを取り戻すために親御さんが熱心だということだと思います。去年の4月は商店街などの書店では売上が10〜20%アップで相当売れ行きが良くなっています。

商店街で資格試験系の本を売れるか?

東京杉並の商店街の書店では、ペン習字の本が普段の5倍売れたそうです。前からやりたいことが、ステイホームで時間ができて、チャレンジしようとする人が増えたということだろうと思います。家にいる時間が増えると、長期間となると時間が余るので、有効に使うために資格試験系の本が売れて、みんな暇を個人個人で埋めようと頑張った結果だと思います。まとまった時間ができると、案外勉強しようとやる気が出るのは皮肉ですね。

町・商店街の書店が救われた。

緊急事態宣言で自粛自粛でストレスが溜まったと思います。ネットを見てもネガティブなニュースばかりですし、書店に行って本を買いたい人が増えたのかなあと感じました。電子書籍でも良いでしょうけど、人と対面して少しでもストレスを緩和したいという思いから、町・商店街の本屋に出かけたのではないかと感じます。

今日のまとめ

商店街の書店の苦境は度々ニュースになっていました。コロナ禍で本の価値が見直されて、役に立つ本はどんどん売れたようです。確かに勉強する時間が増えると自分が興味あることチャレンジしたいことをやりたくなります。4月は特に時間が空いている人が増えたと思うので、本が相当売れても不思議じゃないです。読書好きがより読書好きになったのはいいことなのですが、コロナ禍での皮肉を感じます。

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

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