興行収入が300億円を突破した『劇場版鬼滅の刃』-千と千尋を越えるのも時間の問題か?
ついに300億円というのが具体的で確実な数字になりました。正直、ここまで早いとは思わなかったです。2ヶ月かかっていないですから、想像以上に早い。今週は、特典のパンプレットがあって、かなり出来が良かったです。当初はA5のカードを隔週で4回配るみたいでしたが、想像以上の人の入りのために、急遽変更したのだと思います。それほどの人気の鬼滅の刃。すごいのは、やはり2ヶ月で300億円を越えたという点。歴代1位は確実となり、年末年始も鬼滅の刃の勢いは止まらないと思います。まだ、特典がありそうです。
[参考]:「鬼滅の刃」興収歴代1位が確実に 今週末にも“千と千尋”超え『#煉獄さん300億の男』応援タグ成就(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
【国内の歴代興収ベスト5】(興行通信社調べ)
(1)千と千尋の神隠し 308億円(2001年)
(2)劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 302.8億円(2020年)
(3)タイタニック 262億円(1997年)
(4)アナと雪の女王 255億円(2014年)
(5)君の名は。 250.3億円(2016年)
なぜ劇場版・鬼滅の刃の興行収入が300億円を突破したのか?
老若男女が楽しめる映画
映画館に行くと、色んな世代の人達がいます。まさに老若男女で、家族連れで来ている人もかなりいます。大人と子供が一緒に楽しめる映画は中々ないですし、年配の方も来場しているので、人気の幅が広いのが特徴です。みんなが楽しめる映画であり、これまでになかったジャンプ作品の印象があり、コロナ禍で溜まったストレスを一気に発散させてくれるそんな映画となっています。ネットや映画館で聞こえる声としては、何回もリピートしている人が多いようで、確かに君の名は。の時にも同じようにリピートの人達が多かったみたいです。鬼滅にも同じことが言えると思います。
特に、年配の方が来ている点がすごいと思います。パンプレットも買っていましたし、時代設定も大正時代ということで、僕らよりも身近な設定に感じるのかもしれません。特に炭治郎達が来てい服装は当時を思わせる服装でもあり、まさにザ・和風と言った所。舞台の無限列車も汽車ですから、子供の頃をイメージさせてくれるかもしれません。鬼滅は残酷ですが、家族愛などをテーマにしていて、禰豆子との繋がりが非常に大きなウエイトを占めていて、人間と鬼とは何だろうみたいな哲学的なことも想起させてくれます。そーゆー深く楽しめるのも鬼滅の魅力です。
コロナ禍で新作がなかった
年末年始になると大作、つまり大物監督、芸能人が出演している映画や有名シリーズの洋画などが続々と公開されてくるので、鬼滅も当初みたいな50億、30億円を1週間で達成することは難しくなりました。ただ、10月の公開当時はライバル映画が少なく、大作と呼べる作品が少なかったことも影響していたと思います。僕の好きなマーベル作品も延期しましたし、有名アニメ作品も同じように来年まで延期している作品も多いです。それらが複合的に組合わさった結果が鬼滅の300億達成ということになるのでしょう。
鬼滅は最初の週は50億円でかなり話題になりましたけど、今では総合的な興行収入が話題になっています。日本が誇るアニメ作品。歴代興行収入上位はほぼアニメ作品であり、アニメ作品の強さを見せつけてくれます。本当にすごいことであって、日本の底力って本当にすごいなあと感じさせてくれます。ブームになっていますけど、アニメ作品としてここまで強力なのはほとんどなく、これからも400億円を目指して続いてくれることでしょう。
流行の影響力は大きい
流行、つまりブームの力は非常に大きいと思います。一度ブームになると、飛んでもない集客力がありますから、映画業界は嬉しいの一言です。12月か食も解禁されて、全席開放によってますます集客力が上がったと言えます。コロナの影響もあって素直には喜べないですが、この状況下で客席を満杯にできる力があるというのは凄まじいことだと思います。ここまでの影響力があるとは公開当初は思っていなかったですが、さすがですね。漫画も1億部を越えているので、その力強さを見せつけてくれました。
流行という面では、コラボ商品もすごいことになっています。信玄餅とのコラボは巾着袋がいい感じであり、思わず欲しくなります。全5種となっていて、すでに売り切れになっているみたいですが、メリカリなどのオークションサイトでは出品されていて、まあ転売から買っても欲しくなるだろうなあと思ったります。純和風なものとも相性がいいので、白黒のデザインは素直にかっこ良く見えますね。主役4人+水柱の構成ですが、続々と柱のキャラが追加されてそうな雰囲気があって、また欲しくなったりします。過去には畳がコラボ商品でありましたけど、色んなコラボを買ってみて並べてみるのもいいかもしれません。
今日のまとめ
鬼滅がここまで早く300億円を達成するとは思いませんでした。鬼滅コラボも多くあり、ダイドーコーヒーなどは凄まじい業績アップもしたようです。日本を代表するアニメとも言える売上を示して、興行収入も300億円と歴代1位を狙い得る位置にいます。これから年末年始になるにつれて、映画に行く人は増えると思います。鬼滅はリピーターも多いでしょうから、まとまった時間がある時に映画館に行く場合もありますし、新作映画を見るついで観る機会もあります。そーゆー総合的な強さが鬼滅にはあると思いますね。