人生のおつまみ

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200億円の突破か『鬼滅の刃』 コロナ禍での洋画大作延期で多くのスクリーン数

[参考]:『鬼滅の刃』の特大ヒットは「規格外のすごさ」。コロナ禍の映画産業を救う突破口になるか | ハフポスト

www.huffingtonpost.jp

コロナ禍において、鬼滅の刃の勢いがすごいです。今日の時点で興行収入が70億円以上にのぼっているいるらしく、2週目でも勢いがまったく衰えていません。明日の日曜日で100億超えが実現するかもしれませんし、本当に凄まじい勢いと言えます。コロナ禍で鬱憤が溜まっていて、それが映画館という舞台で爆発しているかの状況です。まさかここまですごいとは。10月初めに鬼滅の映画が100億円超えるよと言っても誰も信じてくれなかったでしょう。その一因としては、映画館のスクリーン開放でしょう。それによって、各劇場の1日の上映回数は、20~30回程度になっていて、上映回としては異例の数です。


一日4回上映としても、最低でも5シアターを開放しているということなりますし、本当に凄まじい。映画館としては、人を入れるために、全席開放をしているシアターもあります。ドリンクだけ販売して、マスクを外す時間を極力少なくしてもらうためで、政府からの要請にもしっかりと従っています。だからこそ、安全を売りにしているわけで、コロナ禍で収益が落ちたので、鬼滅でしっかりと取り戻そうとしています。コロナ禍という緊急事態で、映画館は緊急事態宣言においては営業すらできませんでした。その時に稼ぐことができなかった分、鬼滅の刃の映画には並々ならぬ執念を感じます。

[参考]:新型コロナウイルス感染予防の対応について || TOHOシネマズ

www.tohotheater.jp


お客さんの立場からしたら、映画館って大丈夫なのかな?と思う反面、新作映画を見たい気持ちがありますから、どのようにして安全に映画を見れるかが問題になります。マスクは絶対しますし、シアターに入る前には検温もしていますから、やれることは全部やっています。問題は、以前のようにあった「映画館で映画を観る習慣」が復活するかどうかにかかっています。コロナ前は新作人気映画を観に映画館に通いましたが、コロナで遠ざかっていました。それを取り戻すためには、何よりも魅力的な映画が必要なわけで、今回は洋画が延期になっているために、鬼滅に人気が集中している状況です。


結局のところ、本来公開する予定だった大作映画が軒並み延期になり、そこにピンポイントで鬼滅の刃が公開されたことで、人気が集中しているという状況です。洋画に関しては、大手の映画スタジオがほぼ新作を延期している状況なので、これから先で人気の海外映画は見れる機会が減ってしまうかもしれません。その中、国産アニメ映画の鬼滅が大ヒットしているのはとっても明るいニュースです。グッズも売れているそうなので、映画関連には非常に大きな経済効果になっています。コロナ禍だからこその状況ですが、だからこそシアターがこれほど開放されて、お客さんが集まるんですね。

 

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