人生のおつまみ

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文章のトレーニングとしてSNSを使うのはメリットあるのか

ブログで文章を書いていると、文章術について気になるときがある。自分の文章ってどう何だろうか?点数をつけるなら何点ぐらいかというのは思わず疑問に思ってしまうところだ。文章に正解はないと思うけど、人に伝わるのはどういう文章か、文章を上手くするには何をすればいいかなど、気になることは多い。

 

文章術で文章力を鍛えるには、SNSを利用せよみたいなことが書かれてある。文章術の本やネットの情報などで書かれている方法で、とにかくSNSを利用して文章力をアップさせよう的なニュアンスで書かれていることが多い。

 

それは賛成で、比較的短い文章、ツイッターなら140字で言いたいことを書かないといけない。文章を書いたことがないと、100文字でも結構な量になるので、練習としてはもってこい。匿名なので、自分の意見を言いやすいという側面もある。facebookもあるけど、あちらは実名を使う必要があるので、ある程度慣れてから使った方がいいと僕は思っている。

 

短い文章で、言いたいことを表現するには、要約力、想像力が必要だ。言いたいことを100字で書くというのは、最初は難しい。何を言っていいか分からないことがあるが、少し書いていくと、100字程度でも全然足りなくなってくる。そこで何を言いたいかをシンプルにさせるために、意見を要約しないといけない。要約こそ文章力アップの秘訣の一つだと感じる。

 

その意味で、SNSで文章を発信するのはいいと思う。簡単にツイートできるし、コメントの反応もあるからモチベーションアップに繋がる。自分が書いた文章が間違っていようがいまいが、最初はとにかく練習あるのみなのだが、気楽にかけるSNSは非常に敷居が低くて助かる。

 

ただ、あくまでSNSはコミュニケーションツールなので、人との対話が本質にある。文章を見てもらうブログとは別と思わないといけない。言いたいことをはっきりと、論理的に書くには、SNSではスペースが足りないし、連続で投稿しても、部分的にしか見られないので、下手をすると誤解を与える可能性もある。そーすると、他人に寄せた文章になりがちなので、自分の意見が弱くなることもある。

 

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他人の意見に寄せることは悪くはない。色んな意見を参考にして、自分の意見は出来上がるものだ。ただ、自分の言いたいことの色が薄れてしまって、個性が埋没してしまうので、そこら辺の塩梅が問題になってくるのだけど、これは慣れるしかない。他人の意見から新しい考え方も生まれることもあるから、色んな意見を参考にして自分の文章を組み立てた方がいい。

 

元から文章を書きまくっている人はいいが、あまり文章を書いたことがなかったら、SNSは結構な練習の場として使える。ツイートしている人もかなりいるので、自分と同じ意見、違う意見を見つけやすいし、かなり面白く文章を書ける。とはいえ、思考の流れを書くなら、長文をかけるブログがいいので、SNSで慣れてから、ブログで自分の想いを書いた方がいいんじゃないかというのが僕の意見だ。