人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

仕事に活かすために本の内容は憶えているか?

本の内容を憶えているかどうかは読書術の大きな問題になっています。内容を活かすことができないというのは、読書そのものが無駄になってしまうので、何が何でも読書した経験を自分の糧にしてきたい。でも、人間って忘れるという高性能な脳の機能があります。忘れることで過剰なストレスが掛からないようにブレーキになってきますから。ただ、趣味や仕事などの判別がつかないので、当たり前のようにどんどん忘れてきます。だからこそ、読書の本などでテーマになるわけなんですが。別に憶えていなくても問題はないとは思います。忘れたことに。頭から出てくるようになっていますから。ふとした時に、脳の中から必要な情報って出てくるようになっていると思っていて、結構そーゆー体験があったりします。資格試験の知識はそれでは中々難しいですが、仕事の効率化とか生産性アップなどに関しては、ちょっとした読書からヒントが出てくるようになります。脳みそはすごく高性能なので、どんどん使っていくのがいいと思いますね。仕事に活かすためには、憶えるぞ!と気合を入れると逆に憶えていないものなので、気兼ねなく読書することが大切に思います。*1


ただ、仕事で必須の知識に関しては、絶対に憶える必要が出てきます。ソフトウェアだとプログラム言語、翻訳なら外国語と日本語、モノづくりだと機械工学や工具の仕組みなど憶えないといけないことが多い時には、適当に流すだけでは絶対に頭に入っていきません。そりゃ、ある程度の知識はつきますけど、大雑把になってしまうので、ミスする可能性が高いです。上司や客先から怒られてしまうので、最低限の知識はつけたい。そもそも、専門職となると、知識がないと初歩的な仕事さえできないので、しっかりと憶えていきたい。そーゆー時には、反復をするしかないですね。1冊の本を何度も読み直して、知識を吸収するしかないです。反復ってかなりしんどくて、実感が中々わかないために敬遠されがちな方法です。とはいえ、何度も頭に叩き込むやり方は知識吸収に最適ですし、仕事で使う知識なら無理やりにでもつけないといけない。大抵の場合、専門職で資格を取得すると給料に反映されるので頑張るしかない。本の内容として、1冊まるまる憶えてくらいが丁度いい。結構苦労して勉強した内容ってかなりおぼえているものです。*2*3*4

 

遅読家のための読書術

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読書術 (岩波現代文庫)

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  • 作者:加藤 周一
  • 発売日: 2000/11/16
  • メディア: 文庫