【アニメ・映画】銀魂-鬼滅の特典、最後のアニメ、劇場での笑い
劇場版の銀魂を観てきました。劇場では笑いがおきていましたけど、シリアスな場面もあって面白かった。今回は感想メモを残しておきます。
あらすじ
[参考]:
- 映画『銀魂 THE FINAL』オフィシャルサイト 2021年1月8日公開!
- 銀魂 THE FINAL - Wikipedia
- 日野聡“銀魂愛”を熱弁「裏切り者じゃない!」 共演者から“鬼滅イジり”「300億の男だからね」(オリコン) - Yahoo!ニュース
シリーズ累計発行部数5500万部を超える人気コミック『銀魂』アニメ版の完結編。原作者の空知英秋の全面協力のもと、漫画の最終話をベースにした物語を構築。地球滅亡のカウントダウンが迫り、銀時たちの前にかつての師匠とは別人格の虚=“うつろ“が立ちはだかる。
感想メモ
- 鬼滅の特典カードが良かった。やはり岩柱が銀さんだったのが良かった。中の人同じだし。
- 鬼滅のブームに乗っかって、鬼滅のファンもカード目当てで来場しているらしい。
- 内容は鬼滅まったく関係ないので、銀魂ファンは安心していい。
- 最初のコラボというか、パクリというか、とあるアニメの作画まんまで分かった。OP曲もしっかり原曲だったし。
- まあ、パクリみたいなコラボは銀魂の魅力の一つだけど、まさか映画でもやってくるとは。
- 銀さんの秘密は解明されないけど、よろず屋での銀さんが今の銀さんなんだなあと。
- 鬼滅のカードは10種類だけど、炭治郎+柱で10枚なんだろうなと。
- 鬼滅ブームに乗っかるとはいえ、よくコラボ許したなあと。
- ネットを見ると、10種類の絵柄が判明しているけど、風柱だった。アニメ的には銀さんと同じ髪色だから何か共通点があるね。
- 銀さんの声優の杉田さんが、岩柱の声優というのは、何か縁を感じる。
- 映画館は女性も多かったけど、家族連れもいて、未だに銀魂は人気なんだなあと。
- 銀魂 THE FINALでやれるネタは全部やったと思うけど、ギャグはまだまだできそう。今回は劇場で笑いが凄かったし。
- 今回の映画は、ギャグシーンが最高だった。個人的には、桂関係はツボ。しつこいぐらい出てくるし。
- シリアス展開は松下村塾関係があったりして、史実と関係あったりする。銀さんは漫画オリジナルっぽいけど、他のキャラは史実のいる人達だし。
- 鬼滅コラボカードがみんな欲しいのか、平日の昼の回でも半分以上人が埋まってた。みんな鬼滅好きだなあと思ったけど、僕もそうだったりする。
- まあ、鬼滅と銀魂両方好きな人がほとんどだと思う。映画は序盤はポカーンだけど、中盤辺から感情移入できるようになってくるのは、良い構成だと思う。
- 劇場のお客さんはギャグ展開で笑ってた。面白い作品だし、観て損はない。ただ、明日中に特典が切れるかもしれないから早く行ってた方がいい。
- とはいえ、緊急事態宣言の影響で、5周目にも鬼滅コラボカードが配布されるらしいから、ゆっくり観るのもいい。
- ジャンプ系はシリアスとギャグが丁度いい感じに混ざっているのが丁度いい。
- 銀魂は直撃世代ではないけど、Youtubeで無料配信とかされている。特にギャク回は最高だ。
- 序盤のバトルシーンは背景が分からないと完全に意味不明だけど、コラボ風なあらすじを教えてくれるから割と分かりやすいと思う。
- テレビアニメと変わらないテンションだけど、ストーリーに落ちをつけていてすごく良かった。本編後のギャグパートも最高だった。
- 今回はファイナルということもあって、主要キャラの背景がしっかり描かれていたのがすごく印象に残った。最終回のお手本のような展開だった。
- これまでのあらすじパートはマジで笑った。というか、劇場で笑っている人が多かったぐらい面白かった。
- でも、パロは最初と最後ぐらいで、本編はほぼシリアスだった。何か終盤にかけてバトルシーンが良くなっていった気がするのは気のせいだろうか?
- 勢いで何とかしちゃう銀さんじゃなくて、過去をしっかり見つめ直して、そこから這い上がって、一生懸命に対話する銀さんが格好良すぎた。
- まあ、ギャグパートとしての「銀魂 THE FINAL」があるかもしれないなあと思った。ギャグパートオンリーの銀魂も観てみたい。
- そういえば、アニメ化から15年も経ったのか……。すごい漫画だ。ジャンプとしては古参の部類に入ると思いますが、若手漫画家や声優にもファンが多いらしく、すごい漫画と思った。
- 最初に、ドラゴンボールやONE PIECEが出てきたようだけど気にしない(汗)
- 作画的にはあやしい部分もあったけど、十分楽しめた。作画作画と言うぐらい、見る目がシビアになったのかなあ?
- 鬼滅の出ている柱の声優が結構出演しているけど、原作者もネタにしていて面白かった。
- ネットで見ると、特典のカードは音柱がカッコいいなあと思った。原作者の空知先生がネタにしていたけど、ああいうノリは好きだ。
- The Finalだから、漫画かアニメを知らないと、マジで意味不明にはなると思う。いきなり最終決戦だし。あらすじあるけど、パロり過ぎて若干分かり難くなっているから。
- アニメで最終決戦前まで進んでいたので、今作だけ観ても銀魂の良さはあまり分からないかもしれない。ギャグよりだけど、実はシリアス展開もかなり面白いから。
- 悪役の高杉が実にいい悪役側の味方になっていて面白かった。ラストでギャグになっていたけど、フワッとした転生も良かったし。
- 高杉は悪役なのだけど、師匠の松陽が大好きで、だからこそ銀時と敵対していた。今作で分かり合えて、高杉は死ぬ直前の二人の会話は泣いてしまうと思う。
- 銀魂好きな人、特に銀時、高杉、桂の共闘はワクワクするけど、どこか悲しくも嬉しいと思う。同じ師匠の元で学んだ3人だから。
- アクションパートが多かったけど、鬼滅を観ていると、やっぱりUfoってすごいなと思ってしまう。別に悪くはないのだけど、鬼滅のアクションシーンと比べるとうーんとなってしまった。
- それだけアクションシーンの作画は大変だということなんだけど、鬼滅のUfotableが突出しているから、見劣りはしないのだけど、贅沢な悩みだと思う。
- 感想を観ていると、作画が崩れているという意見が散見される。まあ、コロナ禍だったし、鬼滅と比べるのは厳しいと思う、銀魂って昔ながらのジャンプアニメという感じだから。
- とはいえ、銀時と虚の最終決戦はかなり良かった。メリハリでしっかりと印象を良くしてくれるのはいいね。
- クレジット後に入ってきた「銀八先生」はやっぱり良かった。銀魂らしいギャグでゴリラの声優が空知先生だったのは、ネタだけど王道で良かった。
- 銀魂らしいラストで、ギャグシーンだけならまだまだ出来るなあと思った。最近のジャンプアニメはアクションが素晴らしいけど、銀魂らしい作画で僕は良かったと思う。
- 公開記念舞台挨拶があったようだけど、日野さんのネタが面白かった。柱だからと言って、別に裏切り者ではないし(苦笑)まあ、煉獄さんの声優で、300億の男と言われても仕方ない。
【映画】「AWAKE」感想メモ-吉沢亮さんの演じる清田、コンピュータ将棋、電王戦
年末にAWAKE観てきました。コンピュータ将棋を題材にしていますけど、エンジニアと棋士としてのプライドを感じました。それのメモを残しておきます。
あらすじ
将棋電王戦FINAL第5局の対局を題材に、コンピュータ将棋ソフト開発者と将棋棋士の姿を描く。
[参考]:AWAKE (2020年の映画) - Wikipedia
感想メモ
- コンピューター将棋が生まれた経緯が分かって楽しかった。
- 電王戦の舞台裏なんてものが観れて、当時のワクワク感を思い出してしまった。
- 今だとコンピュターの方が読み手の数の多さからかなり有利なんだよね。
- 人間も負けていないけど、人間だと疲れによるミスがあるからかなり厳しい。
- 電王戦を観ていたけど、当初は人間が負けるとは思わなかった。
- それにしても、当時はまさかトッププロがニコニコ動画に出場してくれるとは思いもしなかった。
- 将棋は昔からある文化なんだけど、色んな世代に好まれているすごい文化。
- コンピュータ将棋は、どっちが優勢かを数値化していれるのが嬉しい。
- 将棋って定石とか詰め将棋とかやり込まないと、プロの手の有効性が分からないから、解説や数値化は有り難い。
- 浅川に負けて、プロへの道を諦める清田にも共感できた。プロになれる一局で負けた事のないライバルに負けたら心折れるよ。
- コンピュータ将棋を作る時に、専門書を暗記する清田に何か好感してしまった。
- 結局、プログラミング言語を知らないと、AI将棋なんてできないわけで。
- 人工知能研究会の部屋はきちんと掃除しているんだろうか?理系独特の研究室の汚さを感じて共感した。
- 電王戦で実際にあった対局をモチーフにしているけど、脚色されていたとしても、清田の負けの判断は正しいと思う。
- まさか浅川がAIの盲点を突いて将棋を突くとは思わないし。プロが正面から戦っても負ける、それほどの強さだったということか。
- 割と、邦画の可能性を感じた。ラブコメも良いけど、こーゆードキュメンタリーチックな作品を扱った方が面白いと思う。
- あのDENSOのアームがすごくカッコいい。
- 劇中にDENSOやニコニコ動画が実名で出てくるのは凄かった。
- 将棋VSAIも魅力だけど、それを人間VS人間に落とし込んだ部分がこの作品の魅力。
- 清田を演じた吉沢亮さんがカッコよかった。眼鏡をかけて陰キャラ的な要素もあったし。
- 吉沢さんイケメンだけど、それよりも清田の真剣なひた向きさを感じた。
- 将棋って駒の動かし方が独特で、チェスとも違う。
- 奨励会って本当に厳しい場所で、新人王の浅川でも簡単には突破できなかった。
- そう考えると、藤井プロってすごいな感じる。奨励会ってまさに地獄だと思うけど、その中でも飛び抜けていたってことなんだろうな。
- 将棋って勉強すればするほど奥深い。
- 詰め将棋が得意な藤井七段ってすごいな。
- 人工知能は一日にして成らず。将棋サークルの賞金をぶら下げたりして、試行錯誤するシーンが印象に残った。
- ラストの清田と浅川が、浅川の甥を間にして将棋を指すシーンが印象的だ。実際にあったのが不明だけど、ああいう演出は好き。
- プロ棋士がAIの穴を突いてくるとは、誰も思わなかったけど、確か電王戦の時も議論になったはず。
- プロ棋士がコンピュータに負けるのは当時は思わなかったけど、今だと処理速度が上がって並列計算機だと途方もない手数を読めるようになっているから、何か皮肉を感じる。
- 確か、プロ棋士との戦いには、コンピュータ側にも制限があったはず。
- 制限がないと、中々プロ棋士でも勝つ事ができないぐらい技術が進歩したって事なんだなあ。
- 人間が如何にして、コンピュータを進化させてきたのかが分かった。
【映画】『STAND BY ME ドラえもん 2』のメモ-のび太、未来ののび太、しずか最強説
『STAND BY ME ドラえもん 2』を公開週に観ましたが、そのメモを残しておきます。
あらすじ
8月7日の誕生日、0点の答案を見つけたママに叱られたのび太は、他の答案を天井裏に隠そうとして今は亡きおばあちゃんがよく直してくれたぬいぐるみを発見する。
おばあちゃんを懐かしむあまりにのび太は、ドラえもんと共におばあちゃんが生きていた時代へ向かう。小学生になったのび太を少しも疑わず受け入れるおばあちゃん。そして、「のびちゃんのお嫁さんに会いたい」というおばあちゃんにしずかとの結婚式を見せる約束をする。
しかし、ドラえもんに未来が変わったかもしれないと言われたのび太がタイムテレビで確認すると、結婚式当日、青年のび太はどこかへ逃げ出してしまっていた。
果たして、ドラえもんとのび太は青年のび太を連れ戻し、しずかと結婚させることができるのか、そしておばあちゃんとの約束を果たすことができるのか。
[参考]:STAND BY ME ドラえもん 2 - Wikipedia
映画のメモ
- 未来の「のび太」が情けない。
- 過去の「のび太」の方が頼りになるってどういうことだ。
- 秘密道具が制限されるドラえもんは様式美。
- 世間では印象が薄いけど、大人にこそ受ける物語だった。
- のび太はのび太だけど、ラストで記憶を忘れる場面は上手いと思った。
- 鬼滅と公開時期が被ったけど、ドラ泣きはどうなるんだろう?
- 子供が観ても、あまり感情移入が難しいと思う。
- もっと、のび太とおばあちゃんとの場面を増やした方が子供が喜びそう。
- 子供の頃に観た、のび太のおばあちゃんは印象に残っている。
- 3Dには違和感はなかった。逆にストーリーに違和感が出てきた。
- 未来に来たおばあちゃんは未来ののび太を観てどう思ったんだろう?
- おばあちゃんには写真を見せた方が実感があったのでは?
- ドラえもんが可愛かった。
- 3Dだとタイムマシンが映える映える。
- 秘密道具の不具合が怖すぎる。検証が不十分すぎる。
- 未来デパートの人が面白かった。あんな人が実際にいそうだ。
- ドラえもんの映画には親子連れもいたけど、鬼滅グッズ持ってた子供の心境は?
- 鬼滅のせいだと言うけど、やっぱり分かりやすい物語が今は求められているように感じた。
- 評価が高かった劇場版を普通に3Dで作った方が面白そう。
- 別に悪くはないけど、子供は2度観ても退屈なんじゃないかなあと思った。
- カタルシスが一応あるけど、未来ののび太の情けなさがどうしても出てくる。
- マリッジブルーになっているのび太なんて観ても面白くない。
- 未来のしずかちゃんは全部分かっていたから、最強はしずかちゃん。
- もっと余裕を持ってのび太は接すれば良かったのだと。
- あんなにのび太が情けないと、出来杉君の方が良かったのでは?
- 未来テレビで未来でのび太が帰ってこない未来もあった。
- その場合のしずかちゃんが可哀想すぎる。
- ジャイアンが持っていた黒電話式分離スマホ欲しくなった。
- でも、受話器部分無くしそう。
- というか、未来って何年なの?
- 過去のおばあちゃんが1970年代ぽかったけど、未来であのハイテクはおかしくないか。
- 今回行った未来ってまた20世紀なはず。なのに、完全に23世紀感あったのはなぜか?
- 感動したいけど、感動するには歳を取りすぎた感。
- ネットでも観たけど、無理矢理二つのストーリーをくっ付けるのは無理があったのでは?
- 製作陣は頑張ったと思う。でも、ストーリーは万人受けしない気がする。
- 3Dは素晴らしかったし、ルパンと同じ感じで迫力があった。
- 子供よりも、結婚間際のカップルが観た方が感動すると思う。
- とはいえ、夫が逃げ出す映画なので、ちょっと言いたいことがあるかもしれないが。
【映画】ワンダーウーマン1984[WW84]を見てきました-あらすじと本編から書く感想
ワンダーウーマン1984の魅力
ワンーウーマンを観てきました。まあ、公開週に観てきたんですが、結構お客さんが多くてビックリしました。今年は洋画の公開は少ないからこそみんな観たくて仕方がなかったのだと思います。マーベルとは違った魅力があった映画です。
[参考]:ワンダーウーマン 1984 - Wikipedia
前作での戦いから66年後、欲望と世情不安が渦巻く1984年のアメリカ。主人公ダイアナ・プリンスはその知性を活かしてスミソニアン博物館で働きながら、一方で正体不明のヒーローワンダーウーマンとして悪と戦い続ける日々を送っていた。 ある日、FBIに摘発された密輸業者の盗品が博物館へ届けられ、その中に奇妙な「石」があることにダイアナは気づく。ダイアナの同僚である鉱物学者バーバラ・ミネルヴァの鑑定ではその石は当初シトリンで出来た胡散臭い紛い物と思われたが、台座にラテン語で「何でも一つだけ願いを叶える」と彫られており、ダイアナとバーバラが願いをかけてみたところ本当にその願いが叶ってしまう。
ワンダーウーマン1984は恋人との別れ
ヒーローとしては異色の物語だと思いました。強い戦士にも関わらず、亡くなった恋人と出会いたいと願いを持っています。劇中では、願いを叶えるか世界を救うかという選択肢を迫られますが、その選択はヒーローだからこそ。
マーベルとの違いって何か?
何というか、マーベル作品とは違いはよく分からないといった感じです。ヒーローは人々を救うために個人を捨てて戦うもの。エンドゲームでも、キャプテン・アメリカは自分で捨てて、スティーブに戻ったからこそ恋人を一緒になれました。マーベルの共通点は、やはりヒーローのあり方にあると思いました。
経済3団体が中止した『新年祝賀会』-コロナの感染防止のため?
こーゆー大きな祝賀会は世間的に中止せざるを得ない。経団界の大物が参加していますけど、今年は日本での経済的なダメージが大きかったからこそ何が何でも開催して、経済復興を目指す意味での決起集会的な要素もあったはずだ。とはいえ、ここまでコロナの感染者数が多くなると、開催すると世間からのバッシングは割けられない。懸命な判断だと思います。
[参考]:経済3団体、新年祝賀会を中止 コロナ感染防止徹底で:時事ドットコム
経団連は28日、経済3団体の共催で来年1月5日に東京都内のホテルで開く予定だった恒例の新年祝賀会を中止すると発表した。
コロナ禍での慣例イベントの中止
コロナ禍ではイベントの開催は難しい。東京で1000人近い感染者が出ているために、主だった祝賀会は中止すべきだと思うし、何より政財界の大物と呼ばれる人達は高齢なことが多いので、感染したら命の危機もある。様々な祝賀会があるけれど、どれも年始は中止して、コロナが収まってから開催してほしい。とはいえ、コロナが収まるには数年掛かるという意見もありますが……。
首相も出席する新年祝賀会
やはり、祝賀会には首相も参加するんですね。去年はまさかこんなことになるなんて予想だにしなかったでしょう。開催されたのなら、新首相として紹介されて今年の意気込みなんかを発言したかもしれません。ただ、首相へのバッシングもあるので、開催されたとしても参加するかは微妙だと一瞬思いましたけど、経済界との繋がりを考えると参加しないという選択はないなあと。
年末年始はステイホーム
年末年始はステイホームしましょう。年始の準備で出かけるのはありだと思いますけど、最低限の行動にしておくべきかと。初詣は行ってもいいですが、早朝とか人が少ない時間に行くのがベスト。GoToトラベルで感染者画増加したと言われるので、そこら辺は中止したい所。
映画館ジャックの『鬼滅の刃』-ファミリー向けのドラえもんと観客を入れたい映画館
ついに『千と千尋』を抜いて鬼滅が興行収入1位になりました。320億円というのは脅威の記録であり、しかもまだ公開から70日程度しか経っていません。コロナの影響がありましたが、大打撃を受けた映画業界を救ったまさに救世主。毎週映画館の大箱が埋まっていく様はまさに脅威の一言。とはいえ、10月はほぼすべてのスクリーンで鬼滅が上映されていたから、割を喰った作品も多いと思う。
[参考]:映画館をジャックした「鬼滅の刃」 あおり受けた作品も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が興行収入324・8億円を記録し、「千と千尋の神隠し」の316・8億円を抜いて歴代1位となった。新型コロナウイルスの猛威により大打撃を受けた映画業界への貢献度も果てしなく大きい。しかし、「鬼滅」一人勝ちの陰で泣いた作品もあったようで……。
映画館ジャックの鬼滅の刃
ネットでも話題になったけど、まるで時刻表のような上映予定だった。朝から晩まで鬼滅鬼滅鬼滅で滅茶苦茶ビックリした。あれほどのシアターが一つの作品で独占されることなんで滅多にというかほぼない。ライバル作品が少なかったのかもしれないが、そこに東宝の戦略が見て取れる。鬼滅が客を呼べる作品だと認識していたわけだ。
ファミリー層が狙いなのかのドラえもん
ドラえもんを見たけど、ファミリー層を狙っているのかなあと思ってしまった。おばあちゃんとのストーリーはいいけど、のび太の結婚の話は、のび太が情けなく見えてしまって、過去ののび太の方が大人に見えてしまうぐらいだった。正直子供が見たとしても感動よりも、もっとのび太活躍してよと思ってしまう。しっかりと主人公達が活躍している鬼滅に客が行っても仕方ない部分もある。鬼滅見たからついで見ようというファミリー層が多かったのではないか?
鬼滅でないと観客が入らない映画館
実際に鬼滅の刃以外のシアターは50%埋まれば十分といった感じである。小さいシアターならそれぐらい行く映画もあったけど、大きい箱だとかなりスカスカになっていた。先週末も朝から夕方にかけての鬼滅の回は8割埋まっているシアターが多かったし、今はとにかく鬼滅だろう。年末年始に良い映画もあるのだけど、お客さんを呼べる映画は『鬼滅の刃』ということになってしまう。
【映画】大阪が舞台で君の名は。を思い出した『ジョゼと虎と魚たち』-車椅子の現実と夢とのギャップって?
ジョゼの映画を見てきました。Wikiepdiaを調べてみると、過去に実写映画が公開されていたそうですが、僕は知らなかったのでアニメが初見です。原作小説があるみたいですが、アニメ化に当たって違う部分もあるのかもしれません。青春恋愛映画と謳っていましたが、内容は重く、車いすの現実と現実への絶望みたいなものがあって、少々哲学的な作品でした。
音楽は心地よく、作画もいいので見ていて気持ち良くなります。恋愛はテーマの一つですが、終始『夢』のことがジョゼと恒夫に降り掛ってきて、二人を悩ませます。君の名は。を見た時と同じように、いい小説を読んだ後の読後感みたいなものがやってきます。
足が不自由で、車椅子がないと動けない。そのため、ほとんど外出したことがなく人形のようになっているジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人・恒夫。二人はひょんなことから出会い、お互い惹かれ合っていく。なお、ジョゼの名前の由来は彼女の愛読書フランソワーズ・サガンの登場人物の名前から。
物語の舞台は大阪
物語の舞台は大阪。恒夫は標準語ですが、ジョゼはバリバリの大阪弁を話しています。これってかなり珍しくて、関西が舞台でも標準語になることが多いです。そうしないと、それ以外の土地、特に人口の多い東京では理解できない可能性があるので、そのようにしていると思いますが、ジョゼの大阪弁は結構心地よくて、標準語の恒夫といいコンビになっています。
祖母と二人暮らしであるジョゼが恒夫と出会うことで、成長していく姿はすごく感動的でした。物語ってキャラクターが劇中で成長していくのも魅力の一つなので、こーゆー素晴らしい表現はまさに最高の一言。
出会いで子供から大人の女性に変化
最初は幼いジョゼですが、恒夫と交流する度にどんどん魅力的になっていきました。一緒に海に行った後からは、ジョゼは髪型や服装にも気を使うようになって、顔つきも変わってきました。いや、作画上は同じかもしれませんが、僕視点だとジョゼの顔は充実感に満ちあふれていました。
男性でも女性でもそうですが、たった一人の人間と出会うことで、一気に外面も内面も変わってきます。誰かに見られることで、その人の内面と外面が変わることがあるって何かで見たことがあるので、それが上手く描写されていました。
夢を追うことの難しさ
二人は内容は違いますけど、夢を持っています。ジョゼは絵で生きていく事、恒夫はメキシコである魚の群れを見る事。ただ、物語ではそれを邪魔するような現実が次々に襲いかかってきます。二人が幸せそうでも、物語である以上、いつかは起承転結の『転』がやってくるだろうと戦々恐々していましたが、結構重たい内容だっただけに、どのようにして解決していくのかが気になっていました。
二人とも、夢に折り合いを付けるわけではなくて、一生懸命追って行く選択をしましたが、言うのは簡単ですが、行動するのは難しい。
出会いで変わる運命
ジョゼと恒夫は偶然がないとまったく出会わなかったと思う。ジョゼは祖母の言いつけで引きこもりであり、恒夫は半年後に留学する大学生。ジョゼがたまたま外に出てしまって、後ろから押されるという現実から二人は出会った。まさに偶然なんですが、人間って出会いでまったく違う人生になってしまうと思います。
お互いに影響しあって、二人の人生が交差していく。そーゆー出来事があったから物語は進んでいく。恋愛映画にありがちだけど、現実でも同じであって、出会いで人生が大きく変わってしまうことはよくあること。仕事でもプライベートでも、一瞬で変わってしまう。物語では、そこを起点にして、変化がどんどん生じていってしまう。
現実=虎との戦い
物語では、ジョゼは現実と向き合う時には、虎という仮想敵を想定して行動している。動物園に行って実際に虎を見て、そこから色んな行動を実践していった。映画では、現実の偶像として虎というキーワード。終盤では、ジョゼが何かを決心する時に虎に会いに行く。恒夫と別れると思っていて、実際そーゆー雰囲気だったのけど、ハッピーエンドで終わって良かったと思う。
ジョゼは事務をしながら絵本作家を目指し、恒夫は留学していった。桜並木で二人は再開するわけなんだけど、出会いって大切だなあと思ってしまう。足が不自由なジョゼだけど、外出した結果として恒夫と出会った。恋愛映画で非常に大切な『出会い』の場面が印象に残っている。
三浦さん主演の『天外者』-五代友厚と時代を投影したすき焼き
公開された週に見てきました。記憶に残る映画かもしれませんが、僕の世代にはザックリ刺さる映画でした。偉人と言われる方の映画は、若い人よりも少しおちついた年齢の方が見た方がいいのかもしれない。現に、若い人は少なかったですから。会社経営とかそーゆービジネス的な要素よりも、五代友厚とは何を思っていたのかを考えさせられる映画だった。
[参考]:天外者 - Wikipedia
時代は激動の幕末から明治初期。若き日より日本の未来のために世界に目を向け、薩摩藩士として培われた武士の魂と明治政府役人を経て実業家として成功した手腕を存分に発揮し、「商都大阪」ひいては近代日本経済の基礎を構築した稀代の「天外者(てんがらもん)」・五代友厚の生きざまを描く。
印象に残るすき焼き
すき焼きが非常に印象に残った。五代と龍馬達が密談というか、議論する場はすき焼きを食べる小屋であり、そこで夢を語っていたのがすべての始まりになっているからだ。映画を見た帰りにすき焼き鍋やすき焼き弁当を買うぐらい記憶に刻み込まれた。すき焼きは江戸試合からの変化を象徴していると僕は思った。肉をたくさん食べて、西洋に追い越せ追い抜けといった感じだ。当時はまだ江戸時代の空気がありつつも海外の脅威が去っていないからこそ、若い五代や龍馬が夢を語れたのだと思う。そこに嘘はないが、苦難の道。それだけだったが、それがすべてであった。
誰もが自由に働けるための犠牲
結構くるものがあった。自由に働けるための犠牲というが、言うほど簡単ではない。五代は中盤辺から必至に伝えるようになる。とはいえ、犠牲になるのは一般大衆なのは目に見えているし、どうしたら達成できるかというのは非常に難しい。明治政府で働き、民間に行ったとしても五代を言う事を聞く人は少ないと思った。途中で家の権利書を担保に入れてまで、事業を興したい人を支援するというのは奥さんは溜まったものではないと思った。資産がなく、借金しかないままにこの世を去ったというのは立派だと思うけど、奥さんや子供からしたらすごく苦労してしまう。偉大なのだけど、実際に身近で付き合うとするとかなり難しいと思う。
非常に出来がいいパンプレット
パンフレットは非常に出来がいい。歴史年表が書かれてあってちょっとした歴史の勉強になる。映画を見た後に気づいたのだけど、パンフを買っている人が非常に多かった。そのせいか、1週間後ぐらいにはすでに売り切れだったのが衝撃的だった。まあ、色んな要素があるとは思う。若い人は少なく、グッズもハンプレットが売れていた。何気にパンフって高いけど、好きな映画、気に入った映画の内容をもっと詳しく知りたいなら是非買うべきだと僕は思う。映像だけでは補完しきれないことが多いから。
案外、いや非常に良かった西川さんの演技
西川さんの演技が非常に良かった。ミュージシャンで昔から好きな人。ガンダムのOPとか歌っていて、それで一段と好きになった。台風の季節が来ると、TMごっこをする人達に注意喚起したりと、話題になるネタが多い。若い頃みたいな、派手なMVは少なくなって落ち着いた感じだけど、滋賀を愛していて、フェスを開催したりと何かと忙しい人。今は観光大使的な仕事も増えたみたいだけど、まさか天外者の主要キャラで見る事はなろうとは……。結構重要な人で、明治から江戸にかけて生き残った人物で、全般的に見せ場が多いのが印象に残った。
熱意を感じる、薩摩弁の三浦さん
まあ、やはり五代を演じる三浦さんに関して言う必要があるだろう。恥ずかしながら、あまり三浦さんが出演している映画やドラマを見たことはないが、この映画は圧倒された。薩摩弁を駆使する序盤と終盤の展開は熱いし、髷を斬るシーンは真剣さが伝わってきた。全編を通して真摯な態度で時代と人々に向き合う姿が印象に残った。結構分かりやすい言葉だったけど、薩摩弁を現代風に分かりやすくしたのかな?映画的には正しかったように思う。このご時世だけど、いい映画を見れて良かったと思う。個人的には、やっぱりすき焼きの回が最高であり、段々とすき焼きの回に出てこないメンツを増える度に、『時代が変わってしまった』ということを実感させられた。
モロゾフと食べ比べた『浅草シルクプリン』-固いプリンは食感が命
浅草シルクプリンを食べてみた。容器がプラスチックではない瓶なので、すごく高級感があった。種類が多くて、食べやすい。一個400〜500円なので安くはないが、6個買うと1つサービスしてくれたので、試しに買ってみた。プリンはモロゾフが好きで、結構な頻度で買っているぐらいプリンが好きなのだが、シルクプリンはまた違った味わいがあった。気になったのはコーヒープリンといちごプリン、それに基本の浅草シルクプリン。高級感があって、買いやすい店員さんだったので、気になった瞬間に買ってしまった経緯がある。
固いプリンというよりも、少し固いプリンだったがどっちかと言うと、モロゾフかなと率直に感じた。ただ、それぞれに個性があって、人によって好みが違うので、僕からはどちが美味しいというのはできない。とはいえ、いちごプリンはモロゾフの方がいちごの風味があるが、浅草プリンの方はプリンの味が強いので好みで選ぶとそうなる。
僕としては、固いプリンが好きなので、モロゾフの固さが丁度いいのだけど、浅草プリンにもクラシックタイプのものがあって今から食べるのが楽しみである。公式サイトを見てもらえば分かるのだけど、瓶に入ったプリンには高級感が出ている。